kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

おにいちゃん犬を探して・・・

2018-08-05 16:37:43 | 
少し前まではおにいちゃん犬と何かと結託して

片一方が吠えると一緒に吠えだし

わたしを困らせていたおふたり

でも

おにいちゃん犬が具合悪くなってからは

おとうと犬はおにいちゃん犬が吠えても追随しないし

自分のペースで好きな場所で過ごしながら

時々おにいちゃん犬のそばに寄り添って

とってもいい子にしていてくれた

だから

ここ数日は本当におとうと犬に助けられてたわたし

おにいちゃん犬が旅立って

これからはおとうと犬と二人の生活になるから

それを少しずつでもわかってほしくて

お体が冷たくなっていくおにいちゃん犬におとうと犬の顔を近づけたり

「おにいちゃんは遠くに行っちゃったんだよ」って話しかけたりしたけど

なかなかぴんと来ない感じで

いつも通りにしてた彼

まあおとうと犬は目も見えないし

死ということの意味もよくわからないだろうから

焦らず様子を見て行こう、って決めて

わたしはおにいちゃん犬の火葬やら(気温が高すぎるので家に置いておけませんでした)

実家の家事やらに大忙し

その間を縫って

ふとおにいちゃん犬のことを思い出しては

ウルウル

まあこれも仕方ない・・・



改めておうちに戻ると

ものすごい静寂に包まれる

基本おとうと犬は何か要求があるときだけ吠えるので

静かに伏せているか寝てることが多く

逆におにいちゃん犬は常に私のそばに居たくて

どこへ行くにもついてきて足元に付きまとってたから

それに対してわたしが文句言ったり話しかけたりしてたのが

生活音の基本だったみたい

ってことに

改めて気づかされた

なので

家事する以外はテレビの音が鳴り響くくらいで

違う家に来たみたいな感じ

それでまたちょっとウルッときてたら

いきなり吠え始めるおとうと犬

これはトイレかお水かおやつか・・・と思ってあれこれお手伝いするけど

どれも違うようだし

目が見えないのにあっちこっち歩き回っては

しっぽを振って吠えてる

これって・・・

もちろん推測だけど

おにいちゃん犬を呼んでる?

確かに以前おとうと犬が吠えたときは

おにいちゃん犬が近寄ってペロペロなめたりしたこともあったけど・・・  もうわたしはこの時点で涙腺崩壊・・・

なので

「もうおにいちゃん犬はいないんだよ」って話しかけたけど

一向に吠えるのをやめない彼

仕方ないので家じゅうを歩かせながら

おにいちゃん犬がいるかどうかを探してもらう

最後に骨壺を開けて匂いをかがせたけど

?って感じ(当たり前)

なのでしばらくの間自由に動いて好きなだけ吠えてもらった

すると今度はお庭に出たいと宣うので

丁重にお連れすると

相当念入りにフンフンした後

おもむろにおしっ〇とうん〇を済ませ

一件落着

あれっ?

結局そっち・・・?

飼い主としてはそこは

おにいちゃん犬を探して、みたいな感じで

お涙ちょうだいで終わってほしかったけど

まいっか

なのでおとうと犬がおにいちゃん犬のことをどれくらいわかってるかは

今の時点ではわからないけど

いつか「おにいちゃんロス」になるかもしれないので

心のケアもちゃんとして

ふたりの生活を大切にしていこうと思った

飼い主なのでした~

涙腺崩壊でもおとうと犬がいるから生活のリズムも気持ちも保たれて

おとうと犬がいてくれて心から感謝の今日のわたしです



遊びに来てくださって、ありがとうございました

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