kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

どこでも起こりうること

2024-09-29 16:34:32 | 日記
9月20日からの北陸地方を中心とした記録的豪雨で

能登半島は多くの河川が氾濫して洪水が起こり

10名を超える死者・行方不明者を出し

今も懸命に捜索が続けられているけれど

わたしがショックだったのが

1月の大地震のあと建てられた仮設住宅のうち74カ所が(全部で90カ所)

浸水や土砂災害のリスクがある場所に建てられていて

実際床上浸水の被害に遭ったところが6カ所もあったこと

これは元々心配されていたことだけど

この地域は平坦な土地が少なく、仮設住宅の土地確保が難しかったため

こういう場所に建てざるを得なかったという

そして地震の影響で地盤が緩んでいたため

浸水や土砂災害の想定以下の雨量でも被害が出てしまい

結果的に大きな災害となった

これは今後日本のどこでも起こりうることで

一度大きな災害に見舞われると

人の生活はもちろん、地盤などもなかなか元通りに固くはならないから

そういう土地に仮設住宅を作って住んでも

別の災害でまた被害が起こることはあり得るし

そうなると被災者の気持ちもさらに立ち直れなくなってしまい

生きていくことが難しいケースも増えるかもしれない

特に高齢者は経済的にも肉体的にも厳しい状況となり

何を目標にがんばって行けばいいのかわからなくなる

だからと言って安全だけど地元からは遠い地域に避難するのは難しいだろうし

いったいどうすればいいのかはまだわからないけど

いつか自分のところでも起こるかもしれないから

やはり日本全体でどうすべきか考えていかないといけないと思う

そうでなければ

今後日本は土地も人もどんどんダメになっていってしまうだろうから

災害が起こっても

何とかみんなが生きてまた元気に生活できるような方法を早く見つけて

必要なら制度作りも進めていかないといけない

日本はいまそういう時期に来ているんだと思う



遊びに来てくださって、ありがとうございました

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