ポピーと薄荷とブルーエルフィンのブログ

ゆんやおブログ。ポピーと日本薄荷、そしてブルーエルフィンを中心にサボテンとかハイビスカスとかの栽培日記です。

ポピー発芽後の管理 

2014-10-15 02:02:54 | ポピー
シャーレーポピー発芽 オリエンタルポピー発芽 ハナビシソウ発芽

昨日の検索キーワード上位3つを並べてみた(笑)

 ブログ管理人の「ゆんやお」です。ポピー好きのガーデナーさん、ようこそ。
今日の講義は、「ポピーの発芽後の管理」です(笑)

 世の中の園芸品種の種で最も細かいのがポピーです。小さい物のたとえを「けしつぶのようだ」と言いますがケシの粒、すなわちポピーの種のことです。

 まぁ、ポピーの中ではハナビシソウの種だけは、菜の花の種サイズで特別です。

 発芽した芽は1mmにも満たない小ささで、とても心配になります。ポピーは大量に種をばら撒いて、運良く育ったのがあれば良いや的な植物ですので、苗はひ弱です。

ポピーの双葉の敵

ナメクジとヨトウムシです。両方とも夜中にポピーの双葉を食べに来ます。ヨトウムシは漢字で夜盗虫と書きます。昼間は土の中で寝ていて夜になると植物の葉を食い荒らします。

 この2種とも大食漢でポピーの双葉や幼苗を食い荒らしてしまうのです。
「ポピーの芽が減っている気がする」と思ったらこいつらを疑ってください。
対策は、深夜のパトロールで見つけ次第に捕殺です。

ポピーの発芽後の根腐れ
1 ポピーの芽が出ました。


2 「わーい、うれしいな」と水をたくさんあげました。


3 すると、苗床の表面だけ硬くなってしまいました。

4 そうすると、ここの部分に帯水して、ここから双葉の付根が腐っていきます。
また、水はけの悪い用土で、常時、湿った状態になっていると「根腐れ(根ぐされ)」して苗がぐったりして枯れます。

 硬くなった表土は時々、つま楊枝でほぐしてあげましょう、楊枝をぶすぶす挿すだけでも十分です。

 発芽したてのポピーの双葉は、非常にひ弱で、根ぐされで簡単に全滅してしまうことを頭の隅に入れておくことです。

ポピーの用土
ポピーの幼苗は、水はけの良い用土で育てます。成株になるとそうでもないのですが、幼苗のときは非常に根腐れしやすいので、水はけの良い用土にします。
私の場合、市販の「培養土」4:赤玉土3:バーク堆肥1:鉢底石1:パーライト1の自家ブレンドの用土を使用しています。
もちろん「苦土石灰」を適量混ぜ込んで弱アルカリ性の土にしておきましょう。

ポピーの発芽後の水やり
 たくさんあげたい気持ちを、グッとこらえてください。乾いたら水をやる程度で十分です。水のあげ過ぎで、多くの初心者が失敗しています。

苗床の置き場所
日光がガンガン当たる風通しの良い場所が理想です。
陽に当てないと、「徒長(とちょう)」と言ってヒョロヒョロになります。
徒長した苗は、来たるべくやってくる冬を越せません。
 秋のうちにガッシリした苗を作るのです。

今日の講義はこれでおしまいです。ポピーの発芽後の管理について質問があればコメント欄から質問して下さい。


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