世界遺産に登録されたばかりの
『富岡製糸場』
ちょうど、軽井沢からの帰り道なので、
寄ってみることにしました。
製糸場。
つまり、カイコから絹糸を紡ぎだすための工場。
ふと昔見た映画が思い出されました。
『ああ、野麦峠』
大竹しのぶ 主演
見たことある~という方、
同世代ですよぉ~~
たしか、学校の体育館で見たような。
過酷な労働を課せられて病気になり、
ラストは故郷の見える峠で息絶える
という、工女の哀しい話。
でも、そんな暗いイメージとは違い
富岡製糸場は、日本ではじめての
和洋折衷のハイカラなレンガ造りの建物。
工女たちには素敵なユニフォーム。
日本の製糸産業のさきがけとなった
歴史的にも貴重な工場なのでした。
それにしても、さすが世界遺産。
土砂降りの雨なのに、チケットを買うのにも
長蛇の列が…。
「待ち時間30分です」
と言われ、びっくりでしたが実際は10分少々で入場できました。
レンガ造りの立派なたたずまい。
創業は明治5年。
歴史を感じます。
製糸場内部。
20年ほど前まで稼動していたそうですが
今は使われていません。
展示コーナーでは、実際に生きている蚕もいました。
工女さんたちの学校。
ノートを持ってきて、熱心にかきこんでいた
小学生の男の子もみかけました。
おっ。自由研究だね?
えらいぞっ!
それに引き換え
ムギもレポートにまとめなきゃいけないのに
「まだあるの~?もういいよ~」
と、退屈モード全開。
コノヤロー
さっきの小学生を見習えー
やっぱり、こういうところは
しっかり学ぼうという姿勢が大事ですね