4月22日(月曜日)
先日の新聞に、花の寺で知られている宇治市の三室戸寺で、20日から「つつじ・しゃくなげ園」が開園と出ていた。我が家のシャクナゲは散り始めているので、行くならば今週しかない。今日は「よい夫婦の日」だが、三室戸寺は駐車場から坂道が続き、足の悪い愛妻には無理なので、お一人さんで行った。
25分間のドライブだったが、新緑の山道は気持ちが良い。西国三十三所観音第十番札「明星山 三室戸寺」に10過ぎに到着した。
まだお客さんは数えるほどしかいない。受付で拝観料500円を払う。中に入ると左手の山の斜面に鮮紅色の花が目を引く。
これは2年前に花の名前を覚えた、「ベニバナトキワマンサク(紅花常盤満作)」だ。
参道の右側は、がけ崩れの工事で沢山の工事車両が止まっているので、せっかくの景色も台無しだ。
本堂に上がるまでの石段が、この歳になると結構応える。
歩くよりも、泳いで登りたい心境になる。何度も三室戸寺に行っていると、ここには何があるか覚えている。
シャクナゲの白は本堂の横。
シャガが群生しているのは三重塔の横の斜面。
見終わるとシャクナゲ園入った。
ウグイスの「ホーホケキョ」の声を聞きながら、庭園を散策するのも乙なものだ。
シャクナゲの谷を目指して坂道を登って行く。山の途中で三重塔が見え、どこがいいのかあちこちで撮影した。
シャクナゲは1,000本と看板に出ていたが、数えたわけでは無いが、そんなにあるとは思えない。シャクナゲの色は色々あるが、目につくのは真っ赤なシャクナゲ。
シャクナゲは堪能したが、ツツジがツボミ膨らむの状態だったので、少しばかり物足りない。
八重桜、ヤマブキ、モクレン、シャガも見れたので良しとしましょう。園内に茶屋があり、外の椅子にメニューがあったのでチラッと見た。「門外不出の冷やしあめ380円」。どんな”冷やしあめ”や? 冷やかしで注文した。
運ばれて来たのでゴクリと飲んだ。何が門外不出だと言いたくなる味だった。今まで飲んだことのある冷やしあめとどこ違う。歩き疲れの疲労回復ドリンクと思えば許そう。
出口を出れば土産物屋さんが、「いらっしゃい!」の声で呼び止める。何にしようかな? プロポリスの文字にひかれ「ポロポリス入り 抹茶」飴500円をお買い上げ。
三室戸寺は次々と色々な花が咲くので、何度も足を運ばねばならない。シャクナゲ→ツツジ→アジサイ→ハスと美しい花が目と心を癒してくれる。