高校野球感動をありがとう！

８月２４日（月曜日）
第９１回全国高校野球選手権大会決勝戦は中京大中京（愛知）対日本文理（新潟）で行われた。私は中京が打ち勝つのではと予想していた。中京が先制したが日本文理もすぐさま追いつき５回が終り２対２の同点で、どちらに流れが行くのか試合が面白くなってきた。６回の裏に中京が一挙に６点を取り８対２となっては、もはやこれまでと力が抜けてしまった。８回が終り１０対４の大差では、日本文理もう少し抵抗をせんかと言いたくなる。９回から交代していた中京のエース堂林が再登場した。最後はエースに勝利のマウンドでという監督の粋な計らいだ。堂林も簡単に二死を取り、塁上には誰もいない。いくら野球はツーアウトからと言うものの、もはやこれまでかと誰しも思ったことだろう。日本文理の打者も、自分が最後の打者になってなるものかと、必死に堂林にくらいつく。１点取り２点取り３点取りとなってくると、見ている方も力が入ってくる。中京はすでにタイムを使いきっているので、ナインがマウンドに集まり激励することが出来ない。堂林は春のセンバツで９回二死から逆転負けをした苦い経験があり、余計にプレッシャがかかっている。１０対８に追い上げられ、監督もたまらず前の投手に交代させた。しかし日本文理の打者には勢いがあり、代わりばなを打ち１０対９と１点差に迫ってきた。しかもランナーは１塁、３塁にいる。なんと言う展開だ。球場全体が異様な雰囲気に包まれてきた。打順もよく、ひょっとしてひょっとするのではと期待が膨らんできた。カッキ～ンと会心の当たりが３塁へ飛んでいった。何と球は頭上を越すことなく、グラブの中へ吸い込まれていた。打った選手はホームベースのそばで膝を折り悔しがっている。ああやっと試合が終った。

中京大中京（愛知）が１０―９で日本文理（新潟）を下し、４３年ぶり７度目の全国制覇を果たした。７度の優勝は最多回数で並んでいた広島商（広島）を上回り最多となった。
戦い終えた選手の表情が、今まで見た決勝戦と逆だった。勝った中京の選手はボロボロと涙を流し、日本文理の選手のほとんどが爽やかな笑顔を見せている。あのまま１０対４で試合が決まっまらなくて良かった。日本文理は新潟県勢として春夏通じて初の制覇はならなかったが良く頑張ったと誉めよう。何はさておき中京大中京ナイン優勝おめでとう！！
感動を有難う！

栄冠は君に輝く
（作詞：加賀大介　作曲：古関裕而）

１．雲は湧き　光溢れて　天高く　純白の球　今日ぞ飛ぶ
　　若人よ　いざ　まなじりは　歓呼にこたえ
　　いさぎよし　微笑む希望　ああ栄冠は君に輝く

２．風をうち　大地を蹴りて　悔ゆるなき　白熱の　力ぞ技ぞ
　　若人よ　いざ　一球に　一打にかけて
　　青春の　賛歌をつづれ　ああ栄冠は君に輝く

３．空を切る　球の命に　かようもの　美しくにおえる健康
　　若人よ　いざ　緑濃き　しゅろの葉かざす
　　感激を　目蓋にえがけ　ああ栄冠は君に輝く

チーム	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
日本文理	0	1	1	0	0	0	1	1	5	9
中京大中京	2	0	0	0	0	6	2	0	X	10

故郷の”泊”が放映された

８月２１日（金曜日）
MBS毎日放送で月～金曜日（１４：５５～１７：５０）　”ちちんぷいぷい”という関西のローカル番組がある。

夕方になればほとんど毎日のように見ている。スイッチを入れると、いきなり懐かしいなまりの言葉が聞えてきた。

漁港が出てきたので、たぶん山陰地方でロケをしているだろうと興味深く見ていた。

画面の右上に”鳥取・湯梨浜町で集合写真を撮ろッ！と書いてある。
湯梨浜町、漁港とくれば故郷の”泊”しかない。これは一大事と京都の姪っ子に電話をした。ああ残念、留守電になっていた。５時なので多分バイトへ行っているのだろう。
集合写真撮ろッ！というコーナーは道行く人に声をかけて、指定の時間・場所に集まってもらい、皆で集合写真を撮ろうという企画である。タレントの松本明子にそっくりの

MBSアナの”吉竹史”さんが早速いろんな人に声をかけて、今回の集合場所である泊漁港で集合写真を撮りましょうと村の中を歩き、出会う人を誘っていく。半世紀以上前に遊んだ路地が映されると郷愁を覚える。果たして集合時間の５時に何人集まるだろうか。５時になると子ども連れの家族がゾロゾロと集まってきた。漁港には１５人もの人が集まって、素敵な集合写真を撮れました～。

ロケは盆の頃で、関西からの帰省した家族が何人かいたようだ。
故郷の泊はグラウンドゴルフ発祥の地だ。グラウンドゴル場も素晴らしいが、グラウンドゴル場のある甲亀山から眺める日本海は絶景である。日本海に沈む夕日はこれまた息を飲むほど美しい。これらの放映があれば、関西の皆さんに認知していただけるのだが写らなくて残念だった。

有りそうで無いのがパンパスグラス

昨年の８月に源氏の好夫さんの家に行く途中の道端で、ススキのようでススキでない優雅な白い穂の植物を初めて見た。家に帰りデジカメで撮影したものを愛妻に見せると「これはパンパスグラスだよ」と教えてもらった。それ以降見たのはどこで見たのか忘れたが一度だけだ。滋賀の里を車で走っていると、愛妻が「あそこにパンパスグラスがあるよ」という。畑の隅っこでかたまって穂を出していた。

見事だったので車から降りてそばまで行った。丁度畑の持ち主のおじさんが出てきたので「見事なパンパスグラスですね」と誉めた。ニコニコした笑顔がその返事だった。

【豆知識】
・稲（いね）科。                   
・学名 ： Cortaderia selloana         
         　Cortaderia : シロガネヨシ属
        　 selloana   : ドイツの園芸家ゼローさんの名前
  Cortaderia（コルタデリア）は、アルゼンチンの現地語の「cortader（切断）」からきている。       
  葉っぱのふちがギザギザしていて手を切りやすいことからCortaderia argentea との説もある。
・原産地：南アメリカ（ブラジル、アルゼンチン、チリ） 。
アルゼンチンのパンパス地方に大群落を作っていて、そこから名前がついた。「パンパス地方に生えている、グラス（芝）」。
・花期：秋が見頃。うす茶色で羽毛状の穂が美しい。                                  
・別名 ：「白銀葦」（しろがねよし）。

滋賀の里は早や黄金色

８月２０日（木曜日）
実りの秋には少しばかり早いが、琵琶湖の西、比良の水田は一足お先にとばかりに稲穂が黄金色に輝いていた。

滋賀県の米は”近江米”と呼ばれブランド米だ。思わず車を止めて写真を撮った。田んぼのあぜ道には沢山のサギが羽を休めていたので、そばまで行ってみた。

近づくと臆病のようで一斉に飛び立った。直ぐ近くには比良の山々が連なり美しい。冬になれば雪景色もきれいだ。比良の海水浴場（湖水浴場？）では数人が泳いでいた。

京都市近辺の人は海水浴に行くと言えばほとんどが琵琶湖へ。先日見た浜名湖に比べれば琵琶湖は格段に透明度は良い。目隠しをして連れてくれば海に来たと錯覚することだろう。
帰路、湖西道路（数年前までは有料道路）を走っていると比叡山への下り口から逆走して上って来る車を発見。本線の手前２０メートルで逆走に気がついたようだ。バックするにも容易ではない。そのまま上って本線に出るにも車が多くこれまた大変。事故を起こしていなければいいが・・・。新聞で高速道路を逆走し、死亡事故を起こしている記事をたまに見かけるが本当におりました。怖いよ～。

種蒔きの準備をしなければ・・・・

８月１８日（火曜日）
夏になれば毎夜窓を開けて寝ているが、この所、連続５夜はとても涼しく快適だ。朝５時過ぎに外に出ると鼻水が出るくらい涼しい。涼しい間に畑を耕し、石灰を撒いて種蒔きの準備をしなければと思っているのだが、思うだけで行動が伴わない。昼間は高校野球があるので、ついついそちらをみてしまう。
農業で食べている人から「８月の半ばにはダイコンの種蒔きを済ませている」と聞いたので余計にあせる。趣味の家庭菜園なのでその点気分は楽なのだが・・・。
日中は気温が３３度にもなるので、なかなかその気にならない。やるとすれば７～１０時ごろまでだ。明日から気合を入れて頑張ろう！！