12月12日(木曜日)
12月の上旬になれば、必ずと言っていいほど新聞報道されるのは、宇治田原町特産の「古老柿(ころがき)」作りです。昨日の新聞に掲載されたのは、禅定寺地区の「柿屋」でした。私が行くのは主に立川地区です。天気が良いので、プールで泳ぐ前に散歩がてらに行って来ました。
小さな柿屋は見つかりますが、新聞報道のような大きな柿屋は見つかりません。時間も余り無いので、本日は探すのを止めにしました。ここまで来れば立川地区に寄って帰りましょう。ここには宇治田原町で1番大きな柿屋と、小さな柿屋が有ります。
いくら小さくても格好は一人前です。宇治田原町を走ると、お茶の産地なので、あちこちで美しい茶畑を見ることが出来ます。
これを見るのも楽しみの一つになっています。宇治田原町の晩秋の風景はいいですね。「柿屋」「茶畑」「柿木」
帰路に役場のある地区の柿屋を覗いて見ました。柿屋の棚では、忙しそうに柿を一つづつひっくり返しています。
ここで2週間乾燥させて、田んぼの上のムシロで10日ほど天日干しをして最終工程に入ります。専用の柿をもむ機械が2台回っています。
これはヒルと言って最終工程です。この作業を繰り返し白い粉を吹かせます。
京阪神地域では年末年始の贈答品として人気の高い「古老柿」。宇治田原町のJA農産物販売所に立ち寄り、お世話になった友人にお歳暮で贈りましょう。
買った後、「古老柿直売所」の看板が立っている農家があったので、ひょっとしてJAより安いのでなかろうかと入って見ました。
この期待は裏切られました。箱ですか?と言いながら、おばちゃんは早速に箱を折っています。「値段はいくらですか?」「1箱2,300円です」「JAと同じ値段ですね。手数料がかからないので安いかと立ち寄りました」。おばさんは、買ってくれるものと思い、紙に乗せた「古老柿」を持って来ました。
6~7個あったので200円を払い、「家に帰り味見して、また来ます」と言い残し出ました。「販売価格は、JAより安くしてはダメ」と通達でも出ているのかも知れません。知り合いの農家で無ければ、安く手に入れるのは無理のようです。
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