ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

悪夢

2010-10-01 00:09:16 | スポーツ

9月30日(木曜日)
阪神は久保の好投で、8回を終わり横浜に3対1でリードだ。このまま完投すれば、勝つのはほぼ間違い無い。しかし今夜の試合は阪神の甲子園での最終戦で、矢野捕手の引退試合も兼ねている。理想の試合展開は阪神が大量リードで、9回は藤川が投げ矢野が最後の勇姿をファンに見せる。2点差では矢野の出番が無いのは仕方がない。
9回は阪神の守護神藤川がマウンドに上った。先頭打者に2ストライクから投げた、内角の素晴らしい球をボールと判定され悪夢が始まった。球審のボールの判定は、藤川にとっては緊張の糸がプッツンと切れたに等しい。四球、四球の連続で無死1,2塁。迎えるは4番バッター村田。村田は今夜ソロホームランを放っている。横浜が得点するとすれば村田が打つしかない。
2ストライクから投げた高目のストレートを、待ってましたとばかりにドカ~ンと逆転3ランを浴びてしまった。ストレートばかりで攻めたのがいただけない。何でボール球のフークを投げないのだ。痛いどころの騒ぎでない。藤川の目はうつろで、今にも泣きそうな顔をしている。

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9回裏阪神は2アウトから連打で1、3塁にするも得点ならず、3対4で最下位の横浜に負けてしまった。この1敗で自力優勝が消滅。明日(1日)の広島戦に負ければ、中日の優勝が決定する。5年ぶりのリーグ制覇の夢が星の彼方に。クソッ~。
試合後、矢野捕手の引退セレモニーが始まった。両軍の選手から花束をもらい、家族の娘さんからも花束をもらい嬉しそうだ。

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矢野選手はあらゆる人に感謝の言葉を述べ、いつかまた甲子園で会いましょうで、彼の20年間の野球人生に幕が下りた。

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最後はマウウドに全選手が集まり、矢野選手は笑顔で七度宙に舞った。

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矢野!矢野!矢野!のファンの声が球場を包む。感動を有難う!そしてお疲れさん。またコーチとしてグランドに戻ってきてや~。

【矢野選手のあいさつ】
僕がプロ野球の世界に入ったころ、何年この世界でできるんだろうと思った自分が、こんなに長く、自分の中では最高の野球人生を送らせてもらえました。たくさんの人に支えていただき、今までお世話になった監督、コーチ、チームメート、裏方さん、僕を産んでくれた両親、いつも笑顔で僕を迎えてくれた嫁さんと娘たち。嬉しいときよりも苦しいとき、悔しいときに話を聞いてくれた友人、知人の皆さん、本当に皆さんのおかげで最高の野球人生を送れました。この最高のグランド甲子園で、僕の持っている力以上のものを出させてくれたタイガースファンの皆さん、本当に感謝、感謝、感謝です。きょうは引退のセレモニーでありますが、僕にとっては第二の人生の出発だと思っています。いつの日か、また皆さんの前に戻って来られる自分でいられるように、しっかり勉強していきたいと思っています。またいつの日か、甲子園で会いましょう。ありがとうございました。

【試合終了】 ◇開始18時04分◇甲子園

チーム  計 
横  浜 0 0 0 1 0 0 0 0 3
阪  神 0 0 1 1 1 0 0 0 0

【横浜】
大家
寺原
○牛田(2勝1敗)
S山口(29セーブ)
【阪神】
久保
●藤川球(3勝4敗)
[本塁打]
村田25号(横)
村田26号(横)

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