2月17日(金曜日)
若い頃は西田佐知子の歌が好きでした。
「コーヒールンバ」「東京ブルース」「アカシヤの雨がやむとき」「エリカの花散るとき」などの歌が浮かんで来ます。ラジオ、テレビで流れてくる彼女の歌を聞けば、思わず口ずさんだものです。しかしながら当時は、アカシヤの花、エリカの花がどんな花か知る由も御座いません。
今時であれば、ネット検索すればたちどころに判明します。
一昨日ホームセンターで植木鉢を見ていると、畑に植えている花が咲いています。
花の名前は「エリカ」。沢尻エリカ様は知っていますが、畑に咲いている花の名前は知りませんでした。
知らなかったら、身近にいる花のお師匠さんに聞けば教えてくれるはず。
昨年末から咲いているのに・・・。ものは試しに聞いてみましょ。
「畑の柵の花壇に咲いている小さな花、なにか知っている?」 「エリカじゃないの」
やっぱり伊達や酔狂で、草月流の師範を名乗っておりませんでした。
若い貴女は、西田佐知子も「エリカの花散るとき」も知らないでしょう。一緒に歌いましょうね。 「エリカの花散るとき」
【参 考】
エリカの花散るとき
作詞:水木かおる、作曲:藤原秀行、唄:西田佐知子
1 青い海を 見つめて
伊豆の山かげに
エリカの花は 咲くという
別れたひとの ふるさとを
たずねてひとり 旅をゆく
エリカ エリカの花の 咲く村に
行けばもいちど 逢えるかと
2 山をいくつ 越えても
うすい紅いろの
エリカの花は まだ見えぬ
悲しい恋に 泣きながら
夕日を今日も 見送った
エリカ エリカの花は どこに咲く
径(みち)ははるばる つづくのに
3 空の雲に 聞きたい
海のかもめにも
エリカの花の 咲くところ
逢えなくなって なおさらに
烈しく燃える 恋ごころ
エリカ エリカの花が 散るときは
恋にわたしが 死ぬときよ
昭和38年(1963)のヒット曲。
エリカはツツジ科エリカ亜科の常緑低木で、花は春から夏咲き、夏から秋咲き、冬咲きのものなど種類によってさまざまでです。ヨーロッパからアフリカにかけて分布していますが、とくに地中海沿岸と南アフリカに多く見られます。
荒地や岩地に生え、ハイデソウとともにヒースを構成するおもな植物として知られます。ヒースは、おもに常緑低木(とくにツツジ科の)が生えている原野のことですが、ときにはそこに生える低木を指すこともあります。
日本であまりポピュラーな灌木ではありませんでしたが、近年は園芸品種として広まり、よく目に止まるようになりました。
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