３月８日（月曜日））
梅の花が散り始めるころ、今度は私とばかりに庭の貝母が咲き始めました。
淡い薄緑色は早春の色。私の好きな色の一つです。これは一部ですが、種が飛んで庭のアチコチに生えています。
貝母は花の形が編笠に似ていることから、別名「編笠百合」と呼ばれています。 ”編み笠”は、現在は余り見かけることは有りません。暑い沖縄に行けば、ハルサー（農家）や由布島の水牛車に乗っている方は、今でも編み笠を被っています。半世紀前であれば、日本のどこへ行っても普通の光景でした。
茶摘みの歌「夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る あれに見えるは 茶摘じゃないか あかねだすきに 菅（すげ）の笠♪ 」の”菅の笠”はこれですよ。 貝母の花もクリスマスローズと同様、恥ずかしがり屋で下を向いて咲きます。どんなパンツか見たくなるのは男の性（サガ）。私は毎年覗き見しているので知っています。茶色の縞パンですよ。
