5月29日(木曜日)
毎月必ず嵐山へ、愛妻の針治療のアッシー君をしています。治療院に降ろした後、待ち時間が1時間有ります。
この1時間で、嵐山近辺のお寺さんを巡るのが楽しみの一つになっています。行っていない寺はどこがあるかな?
松尾神社側から渡月橋を目指して走っていると、 「虚空蔵法輪寺」 の看板が見えます。私はまだお参りしたことが有りません。本日はここに決定です。
裏側の門からの参拝です。
境内には『十三まいり』の立て札がやけに目に付きます。それもそのはず、このお寺さんは京都では『十三まいり』で知らない人はいない寺です。十三歳の厄難を払い、智恵を授けていただけるように虚空蔵菩薩に祈願する寺なのです。
知らなかったのは私だけ・・・。
亡くなった爺さん婆さんが、我が子どもが数えで13歳になったとき、どの子も参詣に連れて行ってくれた寺でした。お参りをした後、「渡月橋を渡るまでうしろを振り返らないように」と言われたと子どもが言っていたことを、薄ら覚えで残っています。振り返ると せっかく授かった知恵を落としていくとのこと。
寺に行けば三重塔とかが目に付きますが、この寺は多宝塔です。
気持ちが良かったのは、寺の展望台から眺める嵐山の街でした。
気温が32度ほどあるのに、ここは別天地です。
境内には『針供養』『漆祖神』。電気・電波を守護する鎮守社『電電宮』が祭祀されています。
「虚空蔵法輪寺」で30分、嵐山の散策30分。
丁度時間となりました。