１０月２３日（水曜日）
ここ１０日ほど前から、柿が熟して道路に一日５～６個転がり落ちて来ます。落ちた柿を品定めして、その場で食べます。これが美味しいんです。吊るし柿には、完熟した物は適しません。早く収穫せねば、全部熟してしまうのではと、気ばかりあせります。重い腰を上げれば、やることは早いのですが、その気になかなかなりません。台風発生のニュースを見て、ようやくその気になりました。
二日前に柿を高枝切バサミで取り始め、何とか昨日までに８割ほど収穫しました。
柿の収穫は上を見ながらやるので、首がだるくなります。収穫した柿は、吊るすためにＴ字形に枝を剪定バサミで整えます。愛妻の従姉妹、友人の”いしころ”さんも、我が家の柿を吊るし柿にするのを楽しみにしています。今年は成り年で、お二人さんには５０～６０個ほど差し上げれそうです。後は剥いて吊るすだけです。昨夜から柿の皮を剥き始めましたが、２０個ほどでイヤ～になり今日は止めた。
そして本日は気分一新で、気合を入れて剥きました。剥いた柿はカビ防止のため、焼酎に漬けて吊るします。柿のスダレの完成です。
柿の数を数えれば６０個。２週間もすれば甘味が増し、美味しい吊るし柿が食べれます。まだ柿の木には１００個ほど残っています。
柿の６～７割は甘柿で、残りは渋柿です。皮を剥けば確実にどちらか分かるのですが、剥いてしまえば保存が出来ません。長年の経験で、外観を見れば、どちらかが大体は分かります。
収穫した柿は三つの楽しみが有ります。「硬い甘柿で食べる」「熟柿で食べる」「吊るし柿で食べる」。
愛妻は硬い甘柿を吊るすのは、「もったいない派」です。今年は旅行中で、留守をしていて私の一人作業でした。例年であれば二人作業なので、甘柿は途中で胃袋に消えて行きます。今年は熟柿しか食べていないので、さぞかし食べたいことでしょう。待っててや～♪
