ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

夏の風物詩”花ハスの摘み取り”は最盛期です

2013-08-06 22:26:57 | 

8月9日(火曜日)
起床すると、まずは外掃きが日課です。掃き終えると6時40分。そうだ、お盆が近づいて来たので、この時期は花ハスの摘み取りの最盛期のはずです。ここ数年花ハスの摘み取りの見学に行っているので、皆さんよりも花ハスについては、少しは知識が有ると自負しております。
お盆の供花の一つに花ハスがあります。この花ハスも、「沖縄では見た事が無い」と先日花ハス見学に見えた女性が言っていました。ぶっちゃけた話し、花ハスを仏前で見たのは最近の1度だけです。その理由は、お盆の供花にしては、1本の値段が高いからと推測いたします。スーパーの花売り場で価格を見たのですが、花ハス1本約400円で、花托は150円ほどしていました。想像してください。花ハス2本と花托2本で、1,100円ですよ。一般家庭では中々手が出ないでしょう。
何故高いのかは、花ハスはこちらの都合は御構い無しで花は開きます。女性と違って、花開いたら売り物にはなりません。ツボミの時に摘み取って、初めて売り物になるのです。また栽培もレンコンと同様に、栽培地が田んぼでぬかるんでいます。股まである長靴を履いて摘み取りせねばなりません。摘み取る時間も、朝日が当たれば鮮度が落ちるので、早い家は4時からだそうです。手間ヒマがかかれば高くなってしまいます。
城陽市の産業で、府下で1番と誇れるものは「梅」と「花ハス」。花ハス栽培は、奈島地区、観音堂地区、富野地区、寺田地区で栽培され、府下一の面積を誇っています。今朝見学に行ったのは、JR青谷駅の西側の奈島地区です。
車を道路沿いに置き、50メートル歩けば、ハスを観ることが出来ます。あぜ道に軽トラックが止まっていたので、荷台を覗きました。摘み取りした、「花ハス」と「花托」が整然と並べてあります。

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田んぼから、お嬢さんが花ハスを軽トラックの荷台に運んで来たので、話を伺ってみました。「何時から作業をやられているのですか?」と聞けば、「5時からやっています」の返事が返ってきました。花ハスの摘み取りも、お盆までが勝負と言うのは分かっていましたが、「何日まで摘み取りされるんですか?」と尋ねると、 「13日までです」とお嬢さんは、はにかみながら答えてくれました。高校生の感じです。「若いのにお手伝いとはえらいね。後4日頑張ってね」と激励してやりました。今回お聞きした森嶋家は一家総出で、女性が3人で男性が3人の併せて6人でした。

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収穫した花は冷蔵し、夕方に大阪鶴見花き地方卸市場 へ運びセリにかかります。
見学する者にとっては、開花したハスを観るのは癒しですが、生産者にとっては1円の儲けにもなりません。

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ハスの花を写真撮影していると、何だか悪いような気がしてきました。

コメント (2)
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