ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

憎きハチをやっつけた

2010-08-31 01:52:15 | 日記・エッセイ・コラム

8月30日(月曜日)
2週間ほど前に、畑の草引きをやっていた。柵のそばに廃瓦を並べて置いているが、瓦の間の草を抜いた瞬間に”ワッ”と黒いものが襲ってきた。ビックリして、思わず後ろに尻餅をついた。痛い!痛いのはお尻ではなく、手の甲だ。よく見ればハチが周りに飛んでいる。足長バチに刺されたぞ。また刺されては大変だ。走って家に逃げ帰り、水道水で手を洗い、口で毒を吸い出した。
これでもかと、何度も何度もチューチューチュー。口付けでも、こんなに激しくは吸ったことはないほどだ。いつ腫れてくるか、しばし恐怖におののく。
幸いにも刺された場所が手の甲だったので、容易に毒を吸い出すことが出来たようだ。もう一つのラッキーは、軍手の上から刺されたことだ。口の届かない所を刺されたのであれば、大騒ぎになりかねない。落ち着いたので、殺虫スプレーを持って蜂の巣の有る所へ行き、シューと吹き付けた。するとハチは怒り狂ったように、何匹もこちらに向かって襲ってきた。
危ないと退散を余儀なくされた。柵の横は皆さんが通る道なので、ハチを暴れさせるとメイワクになる。蜂退治は夜にと引き上げた。
蜂の巣を取り除き、草引きをするつもりが、連日の猛暑でそんな気が起こらない。昼間蜂の巣の様子を見に行った。何匹も巣に群がっている。蚊を退治するスプレーでは、ノックアウトできないと悟り、息子が蜂退治に買ったスプレーがあるのを思い出した。夕方になり薄暗くなったので、蜂退治専用のスプレーを借りてきた。ノズル口が2箇所あり、7メートル先まで届くと缶に書いてある。

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畑に行き、柵の外から蜂の巣に向かって吹き付けた。

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”シューッシューッシューッシューッ”蜂は巣から一斉に飛び出し、周りでのたうち回っている。

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強力な殺虫スプレーだ。
明日から心配なく草引きが出来る。ハイ!これにて1件落着。目出度し、目出度し。

8月31日(火曜日)

朝6時過ぎに蜂の巣を見に行った。瓦をめくると、手の平サイズの巣が現れた。

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周りには数十匹の蜂がお陀仏だ。

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死に切れないハチが2匹ほど動いていた。これも日が上れば、あの世行きは間違いなし。路上でダウンのハチにはアリンコが群がっていた。

【医学小知識】
足長バチ毒の最大の特徴は、刺された回数が増えるほど、その症状が重篤化することです。生まれて2回目に刺されると、数分のうちに全身のかゆみ、発赤が出現し、呼吸困難感 やのどが腫れた感じ、声が出にくい・かすれる感じ、さらには気が遠のくような感じがすることもあります。この症状はアナフィラキシーと呼ばれ、直ちに救急車で病院へ行かないと危険です。一度毒が体に入ると、体が毒を覚えて いて、次に毒が侵入してくると初回よりもひどい症状を発症してしまうのです。 従ってスズメバチ・足長バチに刺されたのが2回目である場合、全身のかゆみ・ 発赤が出現してきた時点で直ちに救急車を要請してください。生まれて3回目以降のスズメバチ・足長バチ刺傷になると症状はさらに悪化し、刺されて数分のうちに血圧の低下により意識を失い、最悪の場合心臓麻痺に陥るのです。

コメント
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