ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

久しぶりに黙って家出をした

2010-08-30 02:09:04 | まち歩き

8月28日(土曜日)
今夜の阪神対ヤクルトの試合は、テレビ中継をやっていないので、ラジオにかじりつき応援をしていた。特に阪神の先発投手が、高卒ルーキーの秋山(19歳)なのでヒヤヒヤだ。
先発は2度目になるが、先日の巨人戦では敗戦投手になっている。阪神は小刻みに点を取り、6回が終わり4対1とリードした。バックの好守備もあり、7回以降は得意の継投で秋山の初勝利は間違いないとふんだ。昼間は競馬で万馬券を当て気分は良し。阪神もヤクルトに勝ちとなれば、家で一人で祝杯はちょいと寂しい。よし!となれば、服を着替え愛妻に黙って家を出た。その昔、競馬に出かけるときによく使った手だ。
愛妻がどこに行ったと捜すかも知れないので、駅のベンチで「散歩に行ってきます」とメールをしておいた。降りた駅は京阪「祗園四条」。着いた店は「沖縄料理の店 祗園 新右衛門」。
カウンターに座ると、お店のスタッフが「先ほどまで阪神ファンの方がそこに座っていて、阪神が勝ったと大喜びをしていましたよ」と言う。秋山投手初勝利おめでとう!
スタッフの”ますみ”さん、ゴーヤー(マスターの愛称)さんと乾杯!続いてママさんとも乾杯!
この店に来たからには”ソーキそば”を食べねばなるまい。カウンターでは中年男性が、三線片手に沖縄民謡を唄っている。この店はこの光景が普通なので、沖縄民謡好きにとってはたまらない。ここへ来ると、カウンターでよく見かける民謡のお師匠さんは、今夜は見えていない。そのことを話すと、民謡のお師匠さんは先斗町でスナックをやっていると言う。初耳だ。
聞けば行きたくなるのが人情である。「お店は高い?」かと問えば「そんなに高いことはないよ」の答えだ。店に行く地図をマスターに書いてもらった。さぁ行くぞと腰を上げると、ママさんが店まで案内すると手を引いてくれた。四条大橋を渡り、先斗町の看板をくぐり100メートル弱を歩くと、右手に「スナック みちのく」の看板が現れた。
店に入ると民謡のお師匠さんがいる。ホステスさんは二人かな?カウンターの中に一人、外に着物を着た若い綺麗な方がいた。店は清潔で明るい。焼酎の水割りを飲み、新右衛門のママさんと交互にカラオケ2~3曲楽しんだ。みちのくのママさんが大きなポスターを出してきた。ポスターには、秋の嵐山で踊りの皆さんが船を貸切り、楽しんでいる光景が写っている。
踊りのお師匠さんは幹部のようだ。店を出るとき名刺を頂戴と言って、もらった。この店はシンデレラタイムの0時には閉めるそうだ。道理で、新右衛門でお客さんと一緒の姿をよく顔を見かけるはずだ。この店は、先斗町のスナックにしては、安いのではなかろうか。一人一律4,000円で、ボトル神の河4000円。三味線好きであれば、生の三味線を聞け嬉しい店だ。「また来ますね」と告げて「新右衛門」へ引き返した。シンデレラタイムを過ぎたので、軽く乾杯!をして帰った。ママさんが手配してくれてタクシーは、深夜割り増し25パーセントがない。いつもより1000円安かったが、運転手の方が沖縄出身と聞けばいつもの運賃で降りた。
翌日もらった名刺を見てびっくりした。こりゃすごい。
京都民謡京寿会会主
財団法人 日本民謡協会師範教授
東近畿連合委員長
少年少女民謡民舞指導委員

【スナック”みちのく”お店メモ】
・住所:先斗町通り四条上ル東側紫光会館1F
・電話:075-221-0671
・営業時間:PM6~0:00AM
・定休日:木曜日

コメント (3)
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