ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

タカサゴユリ(高砂百合)が咲いてきた

2010-08-25 00:36:01 | 

8月24日(火曜日)
オニユリが散ると、今度は庭のあちこちに、タカサゴユリ(高砂百合)が咲いてきた。

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タカサゴユリは台湾原産の帰化植物で、観賞用として大正時代に導入されたと言う。日本では昔、台湾の別称をタカサゴと言っていた。最初この花が高砂百合と知った時は、兵庫県の高砂と関係があるのではと思っていたが、調べてみれば何の関係も無かった。沖縄宮古島の東辺名崎、本島の伊江島に4月下旬に行けば、海岸沿いにタカサゴユリと良く似たテッポウユリ(鉄砲百合)が咲き乱れている。

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よほどの知識がなければ、同じユリと見間違うことだろう。真正面から見ると同じに見える。上から見れば、タカサゴユリの花被片の外側に赤紫色の筋があるが、テッポウユリにはこれが無い。

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またタカサゴユリは、テッポウユリに比べ葉が細いのが特徴だ。
テッポウユリは球根を植えると生えるが、タカサゴユリは種が飛んで生えてくる。生えて1年目は花は咲かないが、2年目くらいから咲き始める。1本から花が10以上も咲くものもあるが、
よく見かけるのは3~5が多い。茎が太ければいいが、細いものは花が沢山つけば頭が垂れて倒れそうになる。
花は6枚の花被片で構成され、小さい花被片3枚、大きい花被片3枚と規則正しく並んでいる。花が散り、秋になれば種子のさやができる。この辺りにユリを咲かせてやろうと思えば、さやを片手に、 ”トントント~ン♪トントント~ン♪” 。愛妻はキコリではないが、種を蒔く少女に変身する。顔は年齢がバレないよう、”ホッカムリ”だ。

【豆 知 識】
・百合(ゆり)科。ユリ属の多年草。                              
・学名 : Lilium formosanum (高砂百合)         
          Lilium      : ユリ属                  
          formosanum  : 台湾の                  
  Lilium(リリウム)は、ギリシャ語の「leirion(白色)」が語源。                  
別名:細葉鉄砲百合(ほそばてっぽうゆり)、タイワンユリ(台湾百合)。
英名は Formosa lily, Taiwan lily。
・花期:夏                                    

コメント (2)
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