ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

今年三度目のタケノコをもらった

2010-04-09 16:07:18 | 日記・エッセイ・コラム

4月9日(金曜日)
愛妻のいとこが、「筍を掘ったのでいらないか」と家に立ち寄った。「喜んでいただきます」と言うと、車から2本取り出してきた。筍は地上に頭を出していなかったそうで、太短い立派な筍だった。

2010_04090001

2010_04090002

2010_04090003

このあたりで俗に言われているのは、 ”美味しい筍” は先端の口ばしが黄色”のものだ。頂戴した2本とも口ばしがイエローだった。きっと美味しいはず。今年は不作の年だそうで、有難うさん。早速に畑のゴミ捨て場に持って行き、筍の皮を剥いた。十二単のお姫さんを裸にするには、結構じゃまくさい。脱がしても脱がしても服を着こんでいる。昔の殿様はどんな気持ちだったのだろうか。以外と楽しみながら脱がせたのかも。たった2本を剥いただけなのに、親指のつめが大分県。

2010_04090004

都会の人に筍を掘った状態で差し上げたら、ありがた迷惑かも。皮を自分で剥きたい方は、きっと料理好きな人だ。どなたも思いは一つ。 「湯がいた筍大歓迎!」 。私の住んでいる山城地方はタケノコの産地で、近くにも朝掘りタケノコの直売所がある。
早速に愛妻は筍を湯がいていた。

2010_04090005

ベトナムへボランティアへ行って帰って来た姪っ子から、明日遊びに来るとメールがきた。姪っ子の来るタイミングがベリーグッドだ。タケノコ入りのバラ寿
司を食べさせてやろうと、愛妻は張り切っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミツバツツジと桜の競演だ!(神童寺)

2010-04-09 05:07:35 | 

4月8日(木曜日)
今日は雲ひとつ無い絶好の花見日和だ。桜とほぼ同時期に咲く花に、ミツバツツジがある。そうだ、山城町の 「神童寺」 へ、ミツバツツジを見に行こう。「神童寺」には車で30分もあれば行ける。広い道から脇にそれて、3キロほどの緩やかな坂道を登っていく。途中の山背には茶畑があちこちあり、それを眺めていれば、「神童寺はこれより1.1km」の標識が立っていた。

2010_04080034

標識のそばの桜は満開だ。この辺りは、”日本の田舎”の代表のような景色だ。

2010_04080032

ほどなく「神童寺」に着いた。昨年に続き2度目だ。寺には駐車場が無く、路上駐車しなければならない。とにかく道が狭いので往生する。寺から100メートルほど離れた所に、駐車しても離合出来る場所がありそこに置いた。

2010_04080004

2010_04080003

山門をくぐれば、ひと際鮮やかな紅紫色のミツバツツジが目に入る。

2010_04080027

2010_04080011

2010_04080010

2010_04080009

境内の桜も今が満開で、ミツバツツジと桜の競演だ。

2010_04080019

2010_04080013

しばし境内を散策をした。国の重要文化財に指定されている仏像を見るには拝観料が400円いるが、ミツバツツジを見るだけなので無料だ。近寄って観賞すると雄しべが10本ある。

2010_04080020

2009_040800341

2010_04080006

正確に言えばミツバツツジの雄しべは5本であることが大きな特徴で、この寺に咲いているものは本家のミツバツツジと違う。
しかし、ミツバツツジは近縁のミツバツツジ類の総称でもあるので、ややこしい話は抜きにしましょう。
皆さんも山道をドライブしているときツツジを見つけたならば、雄しべが何本あるか数えてみてはいかがでしょうか。圧倒的に雄しべが10本のツツジが多いので、5本の雄しべを見つけたならば感激することだろう。ミツバツツジは”つぼみ”の時は空を向いて立っている。

2010_04080025

元気がいいぞ!
花が咲くと横を向く。上を向いて咲くと、雨がふれば花の筒に水がたまり虫が困る。花が散れば枝先に葉が3個ずつ出てくる。このことからミツバツツジの名前が付いた。

「ゆみちゃん今日も徘徊してるぅ」そんな目で見ている貴女の顔が目に浮かぶ。

【参  考】
1.(真言宗智山派)北吉野山「神童寺」
◆木津川市山城町神童子不晴谷112
◆9時~16時◆境内無料、本堂・宝物殿400円
 電話0774-86-2161

2010_04080029

推古天皇4年(596)創建で、開基は聖徳太子。
応永13年(1406)建立の本堂(蔵王堂)や、収蔵庫に祀られている多数の仏像や伎楽面(きがくめん)は、国の重要文化財に指定されている。

2010_04080026

境内には行者の滝、鐘楼などもある。

2010_04080016

2.ミツバツツジ
・躑躅(つつじ)科。                         
・学名  Rhododendron dilatatum(三葉躑躅)   
          Rhododendron : ツツジ属            
          dilatatum    : 拡張した、拡大した   
  Rhododendron(ロードデンドロン)は、ギリシャ語の「rhodon(バラ)+ dendron(樹木)」が語源。

・開花時期は、3月中旬~  4月中旬頃。(3月中旬頃から咲き出すものと4月5日頃から咲き出すものがある)。               
・山地に生える。   
・枝先に3枚葉を出すのが名の由来。            
・葉を出す前に鮮やかなピンク色の花をたくさん咲かせる。                         
・いろいろ種類があるが、代表種の「三葉躑躅」はおしべが5本あり、「東国(とうごく)三葉躑躅」、「大山(だいせん)三葉躑躅」、「小葉(こばの)三葉躑躅」、「西国(さいごく)
三葉躑躅」、「南国(なんごく)三葉躑躅」は おしべが10本ある。    
   

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする