患者の90%以上が男性で、ぜいたくな食生活をすると発症すると言われる「痛風」。またの名を「帝王病」や「贅沢病」とも言われている。贅沢もしていないのに何で私が・・・。
1月20日:アキレス腱に違和感が生じる。
1月21日:前日よりも痛みが増す。
1月22日:アキレス腱の周囲が赤く腫れてまともに歩行できない。昨年の5月に出た症状とまったく同じだ。これは大変と接骨院へ治療に行く。
症状を見るなり「痛風」ですよと断定された。この時点でも内心はうそや~と思っていた。痛風になった友達のN君から、足の親指が赤く腫れて歩けなくなると聞いていたからである。
患部に低周波を当ててもらい湿布をして帰宅した。
1月23日:昨日よりも一層進んで松葉杖が必要なくらい歩行困難になってしまった。朝一番に接骨院に行き治療してもらったが、病院へ行くようにと勧められた。
帰りのその足で病院へ行った。先日市役所から成人検診結果が病院へ送付されてきているので、受け取りにくるようにと電話があったので丁度良かった。
院長は赤く腫れあがったアキレス腱と健康診断結果通知表を見ながら「痛風」の診断を下した。
血圧、中性脂肪、γーGtP、尿酸値が驚くほど上昇していた。サラリーマン時代は尿酸値が8.3くらいあり、医者からいつ痛風になってもおかしくないと言われていたが、別に何ともなかったので馬耳東風だった。
尿路結石の発生予防薬、痛みや炎症を抑え、熱を下げる飲み薬、痛み炎症を抑える貼り薬(2種類)を袋に一杯もらい帰宅する。
とにかく足の痛みが引かねば不自由だ。今回の尿酸値は8.6と過去最高値でえらいこっちゃ。ネットで検索すれば痛風になった人は血圧、中性脂肪、γーGtPも基準値を超えるようだ。
ネットで調べれば調べるほど益々不安が襲ってくる。痛風をなめては大変なことになるようだ。
1月24日:飲み薬のお陰で、少しはましになっただろうか。
1月25日:だいぶ痛みが引いた。明日になれば7割くらい回復しているような気がする。
昨日、今日とビールを飲んでいない。当分ビール禁止だ。これからはワインに切り替えなければならないようだ。そして今まで大好物だった魚類の練り物は、プリン含有量が多いように書いてある。これもダメか・・。
(豆知識)
1.プリン含有量の高い食事:魚肉類、ヒシコ、イワシ、肝臓、
プリン含有量の低い食事:米、パン、うどん、そば、スパゲッテイ、かずのこ、のり、わかめ、白菜、なす
が、 特にたまりやすいのが親指の付け根の関節です。この部位が炎症全体の7割を占めています。そのほかにかかとや足の甲、くるぶし、足の関節、ひざ、アキレス腱、ひじ、手首、指などに発症することもあります。
3.痛みが治まり治ったと錯覚してその後の治療を行わねば、最低でも1年以内に再発する。
私は正にこれに当てはまる。(昨年の5月に初めて発症したが痛風と自覚していなかった)