2009年 元旦朝
元日の朝は京都では頭イモの入った白味噌の雑煮を食べる。故郷鳥取県では小豆の雑煮だったので、結婚するまでは食べたことが無く少々面食らった。結婚後母親が正月前になれば小豆を送ってくれたので、我が家は二日は小豆の雑煮がすっかり定着してしまった。
朝起きた時、祝い酒が無いのに気付き、買っておけばよかったと悔やんでいた。ピンポンの呼び出し音で出て見れば、宅急便屋さんが元旦からやってきた。包みを見れば酒ではないかと直感がした。開封すれば「初日の出」と言う京都北山の大吟醸酒が現われた。私の思いを先読みしたのは元職場の女性だった。今まで何もいただいたことがなかったので、余計に嬉しいではございませんか。お陰様で爺さん、長男、熟年夫婦の4人で新年を祝い盛大に乾杯!をすることが出来た。お頭入りの雑煮の中にはモチが1個。えらい少ないだなとお思いでしょうが、この年齢になればこれで十分である。92歳の爺さんも一緒に新年を迎えることが出来たので何よりも目出度い。
食べ終われば三男夫婦と孫が初詣に行ってきたと顔を出したので、神様を拝み再度7人で乾杯!した。次男は元旦も仕事が忙しく出勤しているとメールがきた。大晦日も出勤だったそうでご苦労様のことだ。