ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

フランク永井の死を悼む

2008-11-04 05:31:08 | 音楽

Ws000000 Ws000001 魅惑の低音の歌手の代名詞だった「フランク永井」が10月27日午後6時肺炎で亡くなった。享年76歳だった。
私が中学生のとき、山陰放送のラジオ歌謡リクエスト”歌の風車”に初めて葉書を出したのは、フランク永井の曲で忘れもしない「夜霧の第二国道」だった。「次の曲は泊村のカワカミユオさんのリクエストで、フランク永井の夜霧の第二国道をおおくりします」の声がラジオから流れたときは、天にも昇る気持ちで聞いたものだ。「つ~うら~い恋なあ~らネオンの海へ~・・・」辛い恋なんぞしたことのない中学生が、よくもこんな曲をリクエストしたものだ。大人になりデュエットすると「東京ナイトクラブ」をよく歌ったものである。主なヒット曲は次の曲がある。

57年東京午前3時
   夜霧の第二国道
   有楽町で逢いましょう
58年羽田発7時50分
   西銀座駅前
   ラブ・レター
59年夜霧に消えたチャコ
   東京ナイトクラブ
61年君恋し
62年霧子のタンゴ
63年赤ちゃんは王様だ
64年大阪ぐらし
66年大阪ろまん
68年加茂川ブルース
77年おまえに
78年公園の手品師
82年WOMAN

夜霧の第二国道   宮川哲夫作詞    吉田正作曲    フランク永井唄
つらい恋ならネオンの海へ
捨てて来たのに忘れてきたに
バック・ミラーにあの娘の顔が
浮ぶ夜霧のああ第二国道

花の唇泪の瞳
想い出さすな帰らぬ夢を
ヘッド・ライトの光の中に
つづくはてないああ第二国道

闇を見つめてハンドル切れば
サイン・ボードの灯りも暗い
泣かぬつもりの男の胸を
濡らす夜霧のああ第二国道

NHKの紅白には26回も出演しているベテランちゅうの大ベテランだの歌手だった。85年に自殺を図り一命を取り留めたものの、表舞台に復帰することなく、2年前から老人ホームに入居していた。今の歌謡界を見渡しても、彼のような甘い”低音の魅力”の歌手はどこにも見当たらない。残念だ。
今度スナックに行ったときは彼を偲んで「夜霧の第二国道」を歌うつもりだ。
やすらかにお眠りください。合掌

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ああ面白かった!

2008-11-04 04:02:08 | 日記・エッセイ・コラム

毎日のようにプールの帰りに寄り道をするスーパーでの出来事だ。レジで並んでいると70代と思われるオバサンが、両手に買い物袋を提げて駆け込んできた。「日傘をどこかに忘れた・・・どこやろか・・・」。レジ係りの方が大声で「日傘が何処かにないか!」と叫ぶ。私の前に並んでいた方が「それと違うの?」とオバサンの腕を指す。よく見ればオバサンの右腕に確かにカサの柄がかかっているのが見える。オバサンは自分の腕に目をやり驚いている。「アアッこれです・・・すみませんお騒がせしました。ああはつかしいわ~」。まわり一同の買い物客は大爆笑だ。「眼鏡はどこだどこだ」と大騒ぎし、頭にかけていたのとどこか似ている。こんな出来事であれば毎日でも大歓迎だ。第三者になれば物事は冷静に見れる見本だった。

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