プーのひとりごと…

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ドットちゃんとカンガルー

2020年06月23日 | 読書
ずいぶん前から持っていたのに読んでいなかった本。



舞台はオーストラリアの内陸部。
お家の裏でウサギを追いかけて森の中に入り
迷子になってしまった小さな女の子ドットちゃん。
泣きじゃくってふと見上げるとカンガルーが現れ
木の実を差し出してくれました。
それを食べると不思議なことに動物たちの言葉が
分かるようになったのです!

というわけで、つい最近赤ちゃんとはぐれてしまい
悲しい思いをしていたカンガルーさんが森を案内し
ドットちゃんの帰り道を教えてくれそうな動物を
一緒に訪ね歩いてくれることになりました。

その道々でいかに人間が残忍で動物たちに恐れられているか
ドットちゃんは初めて知ることになります。

自然への愛が はぐくまれることを
というのが著者エセル・ペドレーのメッセージです。





素敵な挿絵は1899年出版時のフランク・マホニーによるもの。
翻訳者は、実はプーたちと同時期にオーストラリアに駐在されていた方で
もしかしたらプーパパを知っていたかも?
もしかしたらご本人からこの絵本を頂いた?

ちなみにドットちゃんは無事にお家に帰れました。
カンガルーさんにも嬉しいことが待っています♪
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