ぐーぐるどぅーどぅる

何かの記念日、祝日とか誰かの生誕を祝う日には
Googleのロゴデザインがアレンジされますよね。

６月８日のGoogle Doodleはこちら。



ん？　これは？　今日は何の日だっけ？　とクリックしたら…



あら、なんとも可愛らしいお嬢さん。

こちらはアイヌの女性、知里幸恵さん。
彼女と彼女の著書「アイヌ神謡集」をイメージした
Google Doodleだったようです。

お写真を見てまず思ったのは「おぉ、リアル･アシリパさん！」と。
漫画「ゴールデンカムイ」の登場人物です。いや主人公か？
アイヌの伝統や神話を大切にするアシリパさん。
もしや作者･野田サトル氏は「アイヌ神謡集」を参考にしているのか？と思ったら…

読者を真正面から受け止め、納得してもらえると信じて描いたラスト――『ゴールデンカムイ』完結、作者が語る制作秘話＜後編＞

＜抜粋＞
　――また、最終回での「その文化（アイヌ文化）は
　アイヌと和人の努力によって後世に伝えられている」
　というナレーションも印象的です。

　野田：僕がこの作品に携わる上でひしひしと肌で感じてきたことだからです。
　アイヌの方たちが文化を創り、子孫たちに伝えてきました。
　その一方で、それらを記録、研究してきた和人の学者もたくさんいたのです。

　僕が創作の資料の一つとしていました「アイヌ神謡集」は、
　大正期、アイヌ語研究の創始者である言語学者の金田一京助さんと
　アイヌの知里幸恵さんが協力して作ったものです。
　その幸恵さんの弟の知里真志保さんは、金田一京助さんのお弟子さんとなって、
　和人の学者たちと協力しアイヌ学を築きました。

うんうん、そりゃ参考にしますよね。
Google Doodleのおかげでひとつまた勉強になりました～。