チェイルチョアハヌン韓国ドラマ&韓国旅日記

韓国ドラマだ~いすき!
毎日韓国三昧な日々を過ごしています。
気ままな独り言におつきあいくださいませ。

Wー2つの世界ー 第16話(3)

2016-09-21 23:06:14 | Wー2つの世界
Wー2つの世界ー 第16話(2)

スボンのナレーションが つづきます。

読者のほとんどは その結末を不思議に思っていなかったと。

悲しくても サッドエンディングと想定したから…。

ところが…

(ん? 『ところが』? まだ…希望がある?

 別のエンディングが隠されているってこと?)

ナレーションはつづきます。

シーンは チョルがバス停前で倒れ ヨンジュが消え

『終わり』の文字が出たところです。



――――― しかし、それはサッドエンディングではなかったということを

    誰も知らなかった。―――――

(なんですって!?ああ心の中が ざわざわ)


時間は ほんの少し戻って あの倉庫の中。

ハン・チョロの部下が 拳銃で撃たれて苦しんでいます。

そこへハン・チョロの第1秘書が到着。惨状に驚きます。

ハン・チョロを探します。そして 柱の影でうずくまるハン・チョロを

発見します。

「何があったんですか? どこも お怪我はないですか?」

何も言わないハン・チョロ。黙って立ち上がり ネクタイを乱暴に外します。

恐怖が過ぎ去り どこか狂気に満ちています。


同じ頃 モーテルでは ソンムが また 真犯人の人格を覚醒させ かかっているのか

ロープをほどこうと抵抗しています。

モーテルに着いた警護員さんがドユンにその状況を報告しています。

「到着しました。彼の様子は深刻です。ああ それからちょっと聞いたんですが

 代表は銃で撃たれたようです。」

「銃で撃たれたって?」



「ハン・チョロが撃ったんです。さっきは分からなかったんですが,

 血がたくさん流れたようです。どうしましょう。」

カン・チョルが撃たれたという台詞で 正気に戻るソンム。

「カン・チョルが ハン・チョロに撃たれた…?」

独り言のようにつぶやいた後 警護員に聞きます。

「ハン・チョロに撃たれたのか?」

「はい…」

「カン・チョルはどこだ?」

「わかりません。今探しています。」

「それは ソ・ドユンか? かわってくれ。」

ためらう警護員。

「早く かわってくれ」

携帯をソンムの耳に当てる警護員。

「縄を解いてくれと言うことですか?」

とドユン。

「すぐに解いてくれ。」

「オ・ヨンジュさんが 解いてはいけないと言いました。」

「解いてくれ お願いだから…」

「だめです。必要なことがあれば 彼(警護員)に言ってください。」

「聞いたことがあるんだろ?」

動揺するドユン。

「位置さえ分かれば タブレットで助ける方が 早いんだ。」

迷うドユン。

「解いてくれ 解くだけだ。」


タブレットに向かい何か描いているソンム。

(結局 解いたんだね。)

「正常じゃないんだ。 突然 凶暴になるかもしれない。」

ドユンが警護員に釘を刺し 警護員が「分かりました」と答えた直後

警護員の後首に注射器が現れ麻酔を注入。警護員さん慌てて抜き去るも

あっという間に倒れてしまいました。

凶暴ソンムになったかと思いきや 冷静に警護員から携帯を取ると

どこかへ電話をかけます。


その頃 ハン・チョロは議員室へ戻ってきました。

部屋に入りながら 携帯の向こうの部下を怒鳴っています。

見つけ出して始末しろと言っているようです。椅子を蹴って

怒りまくりです。第1秘書がそんなことをしてはいけないといさめても

カン・チョルが自分を破滅できるファイルを持っているのに…と逆ギレて

とうとう最後には秘書さんを部屋から追い出してしまいました。

椅子に座り 頭をかかえるハン・チョロ。



そこへ 女性秘書が電話を持って入ってきました。

「オ・ソンムという人からです。名前を言えば 

 (電話に)出るだろうと言ってます。」

ハン・チョロは驚きますが 慌てて電話を受け取ります。

「もしもし?」

「私だ。」

「オ・ソンム?」

「そうだ…議員室にいるんだな?」

「あの時 病院で見た…あの オ・ソンム?」

「そうだ…お前を作った者だ。」

驚くハン・チョロ。

「私が作ったんだ。悪役の役割に…しかし,どうしてこんな…お前の手を

 血でそめるような奴ではなかったのに…銃で撃った?」

「お前はどうやってここにいるんだ?お前はあの時…私がお前を捜しに行こうと…」

「私に会いたくて カン・チョルを撃ったのか?…私はここにいるぞ…

 1年前から…」

電話をしながら タブレットで何か描いているソンム。

突然 議員室のドアがロックされました。

驚くハン・チョロの左手に 拳銃が現れます。



「何だ?」

恐怖を覚えるハン・チョロ。

「お前も お前の存在理由が 知りたいか?」

拳銃を強く握らせるように ソンムが描いたので ハン・チョロの意に反して

拳銃を強く握らされます。

「知りたいことが多くなったから もう出て行かなきゃな(出番は終わりだな)

 知りたい欲求を防ぐことはできないさ。他の奴もそうだった…

 だから 私がこんな格好になったし…」

拳銃を握った手が ぶるぶる震えています。ハン・チョロが抵抗しているようです。

「しかし お前はそれではだめだ。お前は大統領になりたいやつじゃないか。

 お前まで秘密を全部知って この世界がどうなってしまうか分からない。

 お前のような悪い奴が…危険だ…だから…私と一緒に行こう…」

抵抗するハン・チョロ。しかし身の自由がききません。



「私はすべて失敗したが,お前一人ぐらいは 処理できる。」

ハン・チョロの銃を握った左手が 彼の意に反してこめかみに銃口を向けます。

「やめろ…やめろ…助けてくれ…」

大きな声を出し助けを呼ぼうとしますが 一瞬で口にガムテープを貼られてしまいます

そして ソンムは銃の引き金を引く絵を完成させ…



パン!乾いた銃声が響きます。ソンムは 電話を切り

急いで口に貼ったガムテープを消しました。

そして 机の上には遺書と証拠のUSBを描き足します。

さらに eメールをパク刑事をはじめとする警察関係者などに送ります。

『ソン・ヒョンソクの死の真実』

次に 自分の写真を作り手紙とともに 体の自由がきかなくなって横たわっている

警護員のお兄さんに握らせ 悪かったなと言うように背中をとんとんします。

それから ドユンに電話をかけ尋ねます。

「ヨンジュは カン・チョルの所だな?」

「ええ」

「それはどこだ?教えてくれ…私の娘に…少し最後に会いたいんだ…」

体の消えかかっていることに焦りながらも

車でカン・チョルとヨンジュのいる場所へ急ぐソンムでした。


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完全に カン・チョルロス 状態です。

OSTを聴いては 胸がいっぱいになり

動画を見ては ドキドキし…ちょっと日常生活に支障が出ます。><;

次回は とうとう 本当に 最後です。

お楽しみに~