私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

JR東日本のオフピーク定期券

2022-09-17 21:05:47 | 日の目を見ない会社員のブログ

JR東日本、10%値下げの「オフピーク定期券」'23年3月開始

コロナでそこそこテレワークが浸透し、フレックスタイムを導入している会社もあるにはある。働き方の多様化が話題になっている折、混雑する時間帯は使用できずとも通常の定期券よりも10パーセントオフ料金の定期券を発売し、ラッシュ時以外にも乗車の稼働率を上げ、ラッシュ時運行の負担を少しでも減らして効率化を目指そう。

そんな思いから発案されたシステムだと思うが、企業に勤務し、社員の通勤定期代の事務処理を担当している者から見たら、とても申し訳ないが改悪に思える。「値上げだけしますとも言いづらいから、10%値下げする仕組みも作っておこう」というビジネス的エクスキューズに思える。

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企業にとって通勤費の支給は絶対事項ではないが、就業規則に通勤手当という項目を入れて、全額支給しているという会社が多いと思う。給与計算時にも、制約はあれども非課税通勤費ということで課税処理がされないようになっている。

テレワークが浸透しても、勤務場所は会社のままという規定にしている会社が多いはず。その場合はフレックスでもテレワークでも、いつでも通勤できるように通勤定期代は従前と同条件で支給され続けているはずだ。

オフピーク定期券という以前にはなかった選択肢の出現だ。選択肢がある事は便利のようにも思えるが本当にそうだろうか?

ごくごく普通の会社は、テレワークやフレックス制があって、もいつでも通勤できるようにと通常の定期券代金を通勤手当として支給するのではないだろうか?

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「午前中、使用で休みを取って午後から出社しようと思ったのに、会社からもらった定期券代はオフピーク定期券だから午後出社には使えない・・・」

「せっかくオフピーク定期券が導入されたからわが社でも使ってみたいけれど、シフト制勤務の社員もいるから使えない社員も多い。使える社員と使えない社員がいると管理も大変だから導入は見送ろう・・・」

「通常の定期券代金を給与で支給しているのに、オフピーク定期券を購入し、差額をお小遣いにしている人がいる。」

「オフピーク定期券を使うために勤務開始時間の何時間も前から会社のそばのカフェで時間を潰している。逆に朝早く起きなければならなくなって、睡眠時間が減った」

なんだか、悪い例しか思いつかない。

乱暴かもしれないけれど、「安かろう悪かろう」という言葉を思い出してしまう・・・

 



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