ゆんちゃん日記

市原市議会議員岡村由美子の日記です。
日々に出会ったこと、感じたことをつづります。

7月25日(月) 仲間をひろげて、たのしんで

2011-07-25 08:00:31 | Weblog
日曜は、サンプラザ市原でいちはら市民ネットワークの臨時総会と祝賀会&交流会。
総会では選挙後の新体制や活動の計画、予算案などを、みなさんに承認していただい
た。

祝賀会には暑い中、たくさんの方がお見えになった。
選挙終わって2ヶ月弱。
久しぶりにお会いする方もいて、嬉しかった!

これまでは「がんばってね!」といわれることが多かったが、
今回は「いっしょにがんばりましょう!」とわがことのように一所懸命、広げてくださる方が多かった。
あらためて感謝です。
きょうも何人かの方が会場作りや、片づけを快く手伝ってくださった。

まちづくりや、議会改革、からだの声を聴く会、放射能測定など、
あたらしい活動や、選挙後、あらためて再開する活動なども呼びかけた。

地域で活動しておられる方も多い。
震災後のこんな大変な時期だからこそ、市民の力が生きるとき。
仲間をひろげて、たのしんでやっていきたい。


7月21日(木) 議会速報と通信作り

2011-07-21 07:06:14 | Weblog
議会が終わって、こんどはみなさんに報告するために、議会の速報を作って、火、水と早朝の駅でまいた、
さらに通信の二回目の編集会議がきのうの午後いっぱい。
例によってわいわいがやがや。なんとかかたちになった。

今度の日曜は総会と祝賀会をかねた交流会。
選挙が終わって2ヶ月も経っていないが、日々やることに追われているという感じだ。

だけど精神的には半年振りに緊張が解けた。
県議選、市議選、議会と、息つく暇がなかったが、いまは、「台風、大丈夫かなあ」なんて、風の音に耳を傾けている。

議会速報は「市庁舎建て替え」についてとりあげた。
6月20日の市長の初登庁の記者会見で初めて明らかにされた。
市長公約や、これまでの計画にはなかったことだ。

3月11日、市庁舎の上階はかなり揺れた様子。
大きな災害があったときに市役所は司令塔としての役割や、復興に向けての指揮を執っていかなければならない。
市庁舎機能が失われるのはなんとしても避けたいという気持ちはわかる。

しかし、建て替えのお金はどうする?
いまエレベーター脇で6000万近いお金をかけて、工事しているのは、応急処置らしいが、そもそもいままでの耐震計画はどうなっているのか?
移転するという案などもあり、そうなると、本市のあらゆる計画の土台となるグランドデザインも変わってくる。

などなど、影響力が大きいだけに、拙速にことを進めずに、市民参加でじっくり透明性を高めた議論を進めてほしいと議会では主張した。


7月15日(金) 市民に対し、ひらかれた議会へ

2011-07-15 06:39:43 | Weblog
木曜は小沢さんのはじめての質問。
しっかり調べて、ことばを選び、落ち着いて、きちんと質問、提言をした。
とてもよかったと嬉しかった。


それだけにとても残念だったのが午後一番の質問の予定が、午前中にくりあがってしまったことだ。
午前中の委員長報告やほかの2人の方の質問が早くおわってしまったことなどがその原因だ。
議長が当初は、午前中予定の2人がおわったところで、小沢さんからは午後の質問ということで、休憩を宣言したのだが、
まだ時間が余っていると何人かの議員から申し立てがあり、
急遽、質問することになった。

午後、小沢さんの初めての質問を聞きに、たくさんの方が傍聴にお見えになった。
高齢の方も足の不自由な方もおられ、
「もう終わってしまった」と詫びるとみなさん、ほんとうにがっかりされた。
また、時間変更がなされてしまったことに対しての、議会運営に対する苦情もあった。

実はこれまでも 時間の変更はたびたびあった。
私自身も予定が1時間ほどずれて、傍聴にこられた方に申し訳ない思いをしたことがあった。

しかし、先日「議会改革プロジェクト」も立ち上がり、「ひらかれた議会」をこれからの目標にかかげた市原市議会だ。

誰に対してひらかれるのか?

それは市民に対してだと思う。
猛暑の中、足を運んでくださった市民の傍聴する機会を奪ってはならないと思う。
多少の時間のずれはしかたないにせよ、午前、午後がいれかわるような大幅な変更は避けること、
また、質問の時間をホームページで知らせて、市民の傍聴をうながし、議会を市民にとって身近なものにしていくのが、「ひらかれた議会」の実践に直接につながると思う。

それにしても、自分の質問のとき以上に、はらはら、やきもきした。
ネットの先輩たちの気持ちがわかった。



7月13日(水) 議会改革プロジェクト発足

2011-07-13 06:37:14 | Weblog
写真は日曜に参加した中核地域生活支援センターのシンポジウム。
基調講演の湯浅誠さん。

「議会改革プロジェクト」が市原市の市議会にきょう発足した。
若手議員を中心に各会派から最低ひとりずつ、このプロジェクトに参加する。
市民クラブの小出さんがリーダーとなった。

市民ネットもずっと議会改革を訴えてきた。
費用弁償(日当)の廃止、
地域に出向いての超党派での議会報告の実践、
予算・決算委員会で同室傍聴、
委員会での議員同士の議論などなど・・・

たびたびこの日記でも書いたが、議会というところはほんとうに遅れている。
長く議員をやっている人の声が大きい。
また多数派の根回しでことが運ぶ。
男性優先の世界だ。

年数が短く、少数派、しかも女性ばかりの市民ネットはなかなか声がとおらない。
しかし、私も一員としてきょうの会議に参加し、
「議会はかなり変わっていく」と期待を持った。

「議会基本条例」をつくっていくことが目標のひとつとのこと。
「条例づくりはツールに過ぎない。条例をつくったことで満足せずに、実際に議会改革の中身が実行されていくことをいちばんの目標にかかげてほしい」と会議で述べた。

7月末に市民ネットのなかまと「市民と議員の条例作り交流会」というテーマの議会改革の勉強会に京都に行く予定。


7月11日(月)自主防災訓練

2011-07-11 07:08:34 | Weblog
震災からきょうで4ヶ月。
日曜午前中は、辰巳台西公園で、自主防災組織の防災訓練をはしっこで見せていただいた。
子どもたちもふくめて50人ほどが参加されていた。
消火器や、地震体験など、子どもたちひとりひとりも体験。
このような日々のつながりが、いざというとき大きな力になると思った。

辰巳台の社宅がとりこわされた新しい住宅地にはほとんど町会がない。
地域の顔の見える関係作りが今後の大きなテーマだ。

7月5日(火) コスモ石油爆発で飛んできた!

2011-07-05 08:27:47 | Weblog
土曜日は、辰巳台東公園で草刈り。
そのときに辰巳台西の町会の役員の方が興味深いものを持ってきてくださった。
写真がそれ。
何だと思いますか?

3月11日の震災後、町内をパトロールして拾ったもの。
コスモ石油の爆発、炎上で、工場設備の保温材と見られる部材と、カバーしているトタン板のような鉄板、粒上のものが、町内のいたるところに落ちていたとのことだった。

「工場から直線で8キロメートルはなれているが、コンビナートの災害の恐さを感じた」と話された。

この町会では次の土曜日に自主防災訓練を予定している。
ご近所の付き合いがなによりも頼りになると、日頃から町会活動に力を入れている。
今回の震災を教訓に学ぶこと、実践していくことが多い。

こんどの議会では企業と防災、地域と防災、女性と防災の3つの視点で防災対策をとりあげる。
いずれも地域や、企業、県・国と力をあわせてとりくまなければならない。
足元の市民の安全を守っていくために、市としての役割を問う。

7月4日(月) 俵義文さんを講師に教科書学習会

2011-07-04 06:56:22 | Weblog
市民ネットワーク千葉県事務所で教科書学習会。
子どもと教科書ネット21の俵義彦さんを講師におよびした。

今年は中学の教科書採択の年にあたる。
2001年から「新しい歴史教科書をつくる会」の中学歴史、公民の教科書が全国で少しずつ選ばれるようになった。
今回は自由社と育鵬社の教科書がそれで、天皇を崇拝し、戦争を美化、歴史をゆがめた教科書だ。
原発についても、安全性のみ強調し、危険性についてはほとんど指摘していない。

教科書は4年に一回、文科省の検定に合格した複数の教科書が各地の教育委員会で、最終的に一冊にしぼられる。
今年は学習指導要領がかわったので、2009年につづき、2年でまた、選ばれる。

いちど教科書が選ばれると、4年間にわたってその地域の子どもたちはその教科書をいやおうなくつかわなければならない。

大田原市、杉並区が2005年に、横浜市の8区が2009年にこの「つくる会」系の教科書を選び、全国の中学生の1,7%がこの教科書を使っている。

私たちは2001年からこの教科書問題に取り組んでいる。
今回も市原市教育委員会に「つくる会」系の教科書が子どもたちの手に渡らないように6月下旬に要望書を提出した。

千葉県であぶないのは千葉中学だ。小中一貫校は首長や教育委員会委員の意向をもろに受ける。

大田原市や、杉並区は首長が変わり、教育委員も変わったので、今回は選ばれない可能性が高くなっている。横浜市も「つくる会」系の教科書を子どもたちに渡したくないと、市民の活動がかなり盛り上がっているという。

権力側の人間は常に、「教育」で子どもたちを洗脳することからはじめる。
先の太平洋戦争がいい例だ。
教科書が変わるたびに「お国のために死んでもいい」という子ども達が増えていった。

教科書は基本。
こんな教科書をけっして子どもたちに渡してはならない。
祈るような気持ちです。

市原市は8月3日の教育委員会で教科書が決まる。
「この選ぶ過程を公開し、市民が傍聴できるようにしてほしい」
と要望書では強調した。
すでに千葉市、船橋市は公開が決まった。
公開に関しては、国もすすめているし、全国でも公開がすすんでいる。


7月1日(金) からだの声を聴きながら 

2011-07-01 08:42:33 | Weblog
議会が始まり、息つく暇ない毎日に、猛暑が加わった。
選挙疲れも色濃く残っている。
緊張することが多い日々だ。
ついつい、からだの声を聴くことを忘れてしまっている。

夕方、雨模様になり、涼しくなってきた。
縁側に寝転び、高い木を見上げる。

鹿児島の田舎で育った。
真っ黒になって木登りしていた、少女の頃、
亡くなった母のことが思い出された。

からだの声に耳を傾け、
肩の力を抜いてやっていこう。
最近通い始めた気功教室が、とてもいい。
あたらしい世界に導いてくれる予感がしている。