「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

ありがとう、コッピー

2014-07-12 23:58:55 | きょうのできごと
少し日にちがずれてしまいましたが、…2年前の7月10日はお花屋さんで「コッピー」と出会い、連れて帰ってきた日でした。それでその日に、観察日記を書いてみようと思ってツイッターを始めたのでした。
去年のこの日は、1年元気で生きてくれてる最後の1匹「コッポちゃん」の写真を、感謝と共に載せました。

もう、コッポちゃんはいません。
結構前…去年の冬、本格的に寒くなる少し前に、死んでしまいました。

コッピーのために始めたツイッターにも、ここにも、何も書けなかった。何て書いたらいいのかわからなかった。
エサを全然食べなくなって、あんまりイキイキ泳がずに金魚鉢の底の方でじっとしている時間が長くなった時、焦った。今までに、もう2回も見てきてるから、わかった。このまま行くと、死んじゃうって。
いつもよりお家の掃除や、水替えのスパンを短くしてみたりしたけど、どんどん元気がなくなっていくのを、全く止められなくて…

うちに飼われなければ、あの子達はもっと長生きできたのかもしれない。もっと広いお家で。もっといいエサをもらって。
そう思ったら悲しくて、申し訳なくて、ありがとうも言えなかった。
1年以上も、いっぱい癒しをもらってたのに。

リビングのちゃぶ台の上、ノートパソコンの後ろらへん、
うちがここでパソコンしてる時、こうやってブログ書いてる時、コッピーはいつでもそこにいた。
たまに立ち上がる時にちゃぶ台に足ガンってぶつけちゃったりして、
びっくりしてアワアワ泳ぐコッピーに笑って「ごめん」って言ってた。
エサをあげる時、つまようじを金魚鉢の上にかざしただけで、こっちに来るようになってたのが、かわいかった。


もういない。


あまりに寂しくて、…別の雑貨屋さんでコッピーやらちっちゃいエビ?を見かけた時、連れて帰りたくなった。
でも、
…うちに飼われない方が、長生きできるかもしれないと思うと、買えなかった。
コッポちゃんたちにも申し訳ない気がして。

…「スプートニクの恋人」ですみれが言ってたこと、少しわかったような気がした。
「それ以来猫は一匹も飼っていない。今でも猫は好きよ。でもね、あの松の木に上ったきり帰ってこなかった哀れな子猫を、わたしにとっての唯一の猫にしようとそのときに決めたの。あの子のことを忘れてほかの猫をかわいがるなんて、わたしにはできなかった。」

空になった金魚鉢は、二階の自分の部屋にある。夏は暑くなりすぎるので、コッピー達は一度も二階には上げなかったんだけど。
見る度にすこし寂しい気持ちになっていたけど、今日、改めて、去年と一昨年の自分の記事を読み返し、これを書いてて…本当に、本当にたくさん、癒しをもらってたってことを、思い出せた。


ありがとう。本当にありがとう。
わたしにとっての、唯一のコッピー達。