その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

わら打ち

2016-01-11 06:20:04 | 暮らし

おとうが土間で打っていたのは(笑)…藁

窪田聡さん作詞作曲の「かあさんの歌」には、おとうは一回しか出てまいりません。かあさんは、暖かい囲炉裏の傍で手袋を編み、父は寒い土間で仕事をしているのに子どもたちの扱いはこんなものであります^^;
今では、農家でも殆どしない「藁打ち仕事」でありますが、冬場のわら細工には欠かせない準備作業であります。「選りすぐる。」という言葉がありますが、稲藁の葉鞘(茎を包んでいるバサバサした部分)を『すぐり』…「槌棒」と呼ばれる道具で柔らかくなるまで叩く。柔らかさは使う部分によって違いますけど、作業者の手に馴染む柔らかさでありますかねぇ。


「しめ縄」を吊るすための「左縄」をなっています。

1月11日(鏡開き)は、我が在所の農家の仕事始めであります。若衆が「御備蔵(上杉藩の家臣が私財を投じて建てた備蓄蔵…今では公民館として使ってます。)」に集まって、神社に奉納する「七五三縄」を作っておりました。今は亡き我が家の古老が若衆を指導して、何とか伝承しておりますが、「左縄(通常の縄ないとは反対に撚りを掛ける。)」をなえるのも私が今のところ最後かも知れません。大体、農家であって「お百姓さん」ではありませんから、「農家」が藁仕事なんてもうやらないんですよ^^;


「福よし」のら~めん…シンプルですが美味しいですよ^^;

今日は、お昼から町消防団員の消防出初式もありまして、『おじSUN』は昨日の内から「左縄」の予習(準備)をしておりました。(これって、仕事始めのフライングでありますか?)三連休なのに、新年会、賀詞交歓会、しめ縄ないに出初式と行事続きであります。今年も忙しない一年なんでしょうかねぇ^^;

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田舎汁粉

2016-01-10 07:31:26 | 暮らし

「善哉」と「汁粉」の違いとは?

「あんこ餅」と「善哉」と「お汁粉」の違い?「善哉」は粒餡を汁状にしたもので、「お汁粉」は漉し餡を汁状にしたものと思ってますけれど…。子どもの頃は、あんこ餅も食べましたけれど、いつの間にか食べると胸焼けするようになり、遠ざけております。(決して食べられない訳ではありません。)雪は無くても寒いですからねぇ…残りのあんこで善哉を作ってみました。長男『ポン太郎君』は、お酒よりもコチラの方が得意であります^^;


「たこ焼き屋」への道…第二弾!!!

たこ焼き専用の粉が少なくなり、インスタントの出汁を使って薄力粉を溶かせてみました。第一回めの「お焦げ焼き」よりは、一歩前進であります。火加減と返すコツを覚えれば、立派な『たこ焼き屋さん』であります。基本ベースが出来上がれば「マヨたこ」「イカたこ?」とバリエーションを拡げていけば良い!しかし、裏側の少々焦げた部分を隠しているところを師匠は決して見逃さない。まだまだ『ポン太郎君』のたこ焼き修行は続くのであります…しかし、容器がデカイ。8個入り200円でいかがでしょう?「銀だこ」に負けない外側のカリカリ感を出せるまで修行!修行^^;
一説によると「善哉」とは、「一休和尚」がお汁粉を食べて発した言葉とか…「善哉」…「よきかな」…仏が弟子を褒めるときに使う言葉であるらしい。当面社長は、心を鬼にして修行を積ませるのでありますよ^^;

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俺の娘ぶた?

2016-01-09 13:03:58 | 暮らし

ウエディングドレスを着た『ティディ』?

ブログネタを探しながら、昨夜は山形市内を徘徊いたしました。(新年会で飲み歩いただけですけれど…)出稼ぎ先の娘っ子らと歩きながら、ウィンドショッピング。まぁまぁ、ウエディングドレスを見ながら大ハシャギであります。この子たちも、もう直、ウエディングドレスを纏うのかも知れない。お父さんを泣かせるんじゃないよ!とっとっと、我が家に嫁入り前、アラサーの『有季菜先生』がおりましたっけ^^;


グランドチャンピオンポークを受賞してもねぇ?

そんなことを考えながら、さらに徘徊していると・・・「俺の娘ぶた」・・・農林水産省生産局長賞を受賞したとしても、失礼だよ人の娘に・・・酔っ払いの『オジSUN』はひとり憤慨しておりました。
がしかし、ネーミングされた商品の名前の切り方、読み方が違ったようであります。「米の娘ぶた」・・・どうやら、飼料米である「米粉」を食べさせ肥育した豚さんのようであります。この場合「娘」を「むすめ」と読まず「こ」と読まなければならないらしい。「こめのこぶた」を使ったレトルトカレー・・・『オジSUN』冷やかしだけで買って来ませんでしたけれどね。
胃袋も休まっていないのに、これからお仕事の新年会「賀詞交換会」であります。飲まなきゃ良い話なんですけれどねぇ^^;

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ドメスティック…

2016-01-08 12:01:34 | 暮らし

Nandina domestica Thunb var leucocarpa Makino

ドメスティックバイオレンス(DV)を告白しようとしている訳ではありません^^;
ただ「白南天」の学名を検索していたら「Domesticate」…家畜化する。栽培できるようにする。といった動詞にたどり着いただけであります。マスコミが「Domestic Violence」を取り上げる機会が多くなり「ドメスティック」という音に過剰な反応をしているだけであります。
今は亡き我が家の古老が植えた「白南天」…北東の鬼門には、柊とともに植えるのに適した樹木であるとか。学名からはナンテン属の栽培品種という分類になるのでしょうか?実が赤い「南天」の変種ということのようですけれど。


本日の課題は、たこ焼き…焦げてますけど^^;

長男『ポン太郎君』の本日の課題は「たこ焼き」…たまには、仕事の中にも遊び心が必要であります。他人の仕事を観る、見て真似る…見て学ぶ。昔、大工の弟子が鉋(かんな…漢字変換に時間が掛かること…ほとんど使われていないという証拠でもある。)の刃研ぎを一日させられていたように、研修生の身であるから具材を仕込み、焼き、包装し、後片付けをするという一連の作業を実際にやってみるのも、加工業展開への経験であります。作業の中から、要領や改良といった学び・工夫する姿勢が生まれれば良いと思っているのですが…。
社長(父)から従業員(息子)へのシゴキ(ドメスティックバイオレンス)?いいえ、家庭内における親子間の暴力、精神的虐待は、英語圏では「Family Violence」という括りに入るらしい^^; もう一度、やってみた時に工夫された工程が見て取れれば、この研修は成功でありますけれど…。

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街角で…

2016-01-07 12:10:29 | 暮らし

久し振りに「谷地八幡宮」に初詣

1091年源義家が勧請したと伝えられる「谷地八幡宮」でありますが、わざわざ東国征伐の軍神を、征伐の対象者である東北人がお参りするのも如何なものかと感じてはおります^^;
それでも、正月3日と言うのに人通りは賑やかで、我が在所の「奥津島神社(弁天さま)」とは大違いであり、人通りがあるだけで御利益があるような気分になるから不思議であります。鳥居を抜け、本殿近くまで進んだのでありますが、中々前に進めないので、本殿に一礼し脇道に逸れ帰って来ましたけど…神様ですから『オジSUN』が来たことは先刻ご承知のはずであると勝手に決めつけております。(お賽銭は…今まで神様から請求書が届いたことはありませんので^^;)


河北町の造り酒屋さんの出窓ですが…

婿殿として30年目、見慣れたはずの町並みは大分変わりました。賑わいを見せていた商店街も、近隣の市街地に大型郊外店が出店し、シャッター街となり、今年は取り壊した後の更地の箇所が目立つ商店街。感慨に浸りながら街を歩いていますと、見慣れたはずの造り酒屋さんの建物が、往時はとても豪奢な物ではなかったのかと改めて気づきました。
「柿葺(こけらぶき)」…板の厚みから「とくさ葺」あるいは「とち葺」と言うのかも知れません。お酒の名前が入った煙突も味わいがある。酒屋さんですから大きな蔵もあり、恐らく入口には頑丈な車戸なんかがあるのではないかと興味をそそります。こうした建築様式や歴史に上手くストーリー性を持たせることが出来れば、十分な観光資源にはなると思うのですが、残念、地元に居ると中々その良さに気付けない…オッカーの実家に行って、30年目の発見でありましたけど^^;

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慈悲

2016-01-06 12:09:47 | 暮らし

寒風に 色あせもせぬ トキワサンザシ

お正月早々に、色々なことが起こるものです。こんな年は、おそらく慌ただしい一年になるに違いない…そんなことを考えながら、取り敢えずの善後策だけは練って臨むのでありますが^^;
「雪の多い年は豊作である。」という話は聞きますが、一方「雪の少ない年は凶作である。」という話は聞きません。ただし、雪の少ない年は夏の旱魃(水不足)を心配しなければなりません。今ではダムによる計画放水で、水が来ないということは無くなりましたが、この夏は給水制限は避けられないでしょう。何より梅の花が咲いたなどという話もチラホラと…地植えのサザンカの花芽が膨らみ、確かに樹液が動き出していると感じられ、これから本格的な寒を迎えると花芽が枯死してしまうのではないかと素人ながら心配しております。


このお地蔵さんを観ると釣りに行きたくなる^^;

このブログで一度使ったことのあるお地蔵さんですけれど、右手の「錫杖」が細いだけで、決して釣竿を持ったお地蔵さんではありません。しかし、左手の位置といい「へらぶな釣り」の姿勢に似ているのであります。(もしかして、石工さんが釣り好きだったりして^^;)
一時期、釣りに狂っていた時は、吹雪の中で鼻水を垂らしながらもやっていたものでありますが、今では温々としていた方が楽であります。スキーも釣りも (楽しさ)<(寒さ)という遊びの不等式が成立してしまい出掛けることが億劫になりました。(忍々)<(温々)ですわなぁ^^;
トキワサンザシ(ピラカンサ)の花言葉は、「慈悲」「美しさはあなたの魅力」なんですと…「美しすぎて~♪君がこ~わい~♪」なんて歌もありましたが、美しくなくても怖いものは怖い…春先から問題発言でしょうか^^;

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ナンテン組

2016-01-05 04:59:40 | 暮らし

南天(難転)…裏鬼門に植えると良いとか^^;

2016年の仕事始めは「賀詞交歓会」…大発会では過去2番目の下げ幅、中国上海市場では取引停止発動、NYダウ急落…『オジSUN』にも何らかの影響があるのではと思うのでありますが、お屠蘇気分はまだまだ抜けません。むしろ「雪のない穏やかな正月を家族で迎えられたことと思います。」と皆さま口々に仰るのですが、寒にさらされない果樹の花芽が少々心配でもあります。雪が降っても降らなくても心配のネタは尽きないのであります。


街中では珍しくなった柱上トランス^^;(河北町)

都市計画事業で電線の地中化が行われ、都市部では電柱も珍しくなりましたが、田舎の街中でこれだけ電線が懸架されている電柱もまた珍しい光景になりました。電気だって、変電所から細い電線を走っている内に、息切れ(電圧減衰)してしまって、所々で変圧しなければならないのですが、『オジSUN』も途中々々で給水しないと息切れしてしまいます^^;
さて、ナンテンは縁起物として、また、お清めとして植えられることの多い木でありますが、赤い実が最後まで残っていることから、酒席で最後まで残って中々帰らない人を「ナンテン組」などと呼ぶ地方もあるとか…今日の『夢屋国王』は…立派りっぱ…お酒控えめ、早々に家に帰って飲み直しましたから^^;
ナンテンの花言葉は「福をなす」「良い家庭」だそうですよ。

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末広がり

2016-01-04 12:09:05 | 暮らし

「天狗の葉(羽)団扇」…その花言葉は?

穏やかな正月3ヶ日…明日からまた出稼ぎです。「日本ブログ村」よりアンケート調査の依頼メールがありまして、「ブログ歴は?」との質問に指折り数えてみましたら、足掛け8年…今年は9年目突入ですか…よくまぁ下らない日記を書き続けたものだと我ながら呆れております^^;
昨日も『杏奈さん』から新年のコメントを頂戴しました。途中、仕事上の落ち込みや親父との突然の別れで、書き込みを中断したこともありましたが、『杏奈さん』に初めて頂いたコメントに感激し(杏奈というペンネームに同世代の匂いを感じながら…勘違いならご免なさい^^;)今まで続いているようです。


ぬ~ぼうの「黒中華」(;゜Д゜)!

今日は、オッカーの実家、河北町谷地に新年のご挨拶。オッカーが「ら~めん ぬ~ぼう」の鳥中華が食べたいというので、『夢屋国王』は、ちゃんと従いましたよ^^;
長女『有季菜先生』がご注文の「黒中華」…何じゃいこりゃ~!?イカスミかい?麺に炭を練りこんでいるらしい。只ただ、お焦げを食べているような風味ですけど…。
『夢屋国王』と長男『ポン太郎君』は、ネギ味噌、ネギ塩と無難な一年を選択しました。この辺に家族の性格が出るのであります。慎重なようで大胆な行動を取るオネェちゃんと、慎重で常識の枠からはみ出さない男ども…今年は『夢屋農園』の自立に向けた第一歩の年と位置づけておりますので、常識的な商売からスタートを切りますよ^^;
義父も今年は歳男の84歳であります。孫たちの安定を早く見せたいものだと思うのでありますが、こればかりはねぇ…「ヤツデ」の花言葉は「分別」「健康」なんだそうです。
ちなみに「八手」と言いますが、葉っぱは5~9枚に分かれてますから、決して8枚などと決め付けないでくださいな^^; 健康な年であることを祈念して…合掌。

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よき便り

2016-01-03 07:49:10 | 暮らし

能書きも 忘れ去られた カラスウリ

窓の外は雨…雪ではありません! 元旦早々、友人『ノロ社長』のひと声で『オジSUNず6』の新年会…「君たちは、家に居場所が無いのかね?」と言いたくもなるが、『第2サティアン』を宴会場に提供している国王も他人の事を言えた立場ではない^^;
その日の内に後片付けを済ませ、軽くひと眠り…初夢(1日~2日にかけて)は、家内安全、商売繁盛…良しよし。正月2日は、年賀状を書いて、ポストに出すついでに初詣。菩提寺の境内にも雪がありませんので、お墓参りもして来ました。


「フタスジドロバチ」の巣でしょうか?

墓参りの際には、地蔵堂にも手を合わせることにしております。「子の守り神」として、バァちゃんのやっていた習慣をそのまま受け継いでいるだけですが、優秀では無いけれど事故・病気の類には無縁であれるのもこのお陰…そう信じ込めればありがたい^^;
すると、お地蔵さんの壁にドロバチの巣…土を塗り固めただけのものなのですが、ハチの唾液効果なのか、とても硬い巣です。削り取ろうとしても跡が残ってしまう厄介な巣でありますけれど、入口の管がまだ残っておりまして…これは珍しい!(興味の無い方は、無視してください。)


心優しき「お地蔵さん」は間借りを許すそうです^^;

人里近くで営みを続けるハチは、人が居るから生活が成り立つのか、元々の生活環を人の生活に代替物を見つけ出したのか、考え始めると謎が深まるのですが、正月早々頭を使うと一年持ちませんから止めて置きましょう。(と言いつつ、ほとんど一年間、頭を使うことを止めているのでありますけれど^^;)
家主のお地蔵さんも勝手な間借りを許しているのですから、部外者はそっと巣立ちを待つことにしましょう。「カラスウリ」の花言葉は「良き便り」…皆さまに幸せの便りが届くことを祈念して…合掌。ちなみに、巻頭の画像は「キカラスウリ」なんですと、今朝初めて知りました^^;

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歳神さま

2016-01-02 07:52:51 | 暮らし

風になびく 枝と雲間に 初日の出

穏やかな年の始まり…残念、山形県から見た東の空は雲で覆われ、一瞬だけ覗いた初日に手を合わせ一年の無事を祈りました^^;
秒針が1°角度を変え、短針と長針が重なったところで、何かが変わる訳でもありませんけれど、今年も何か良い事がありそうな気がします。幸運や幸福を求めている訳ではありません。家族が平穏無事であることが、一番の幸福であると感じられるようになったお年頃の『夢屋国王』であります。


「バアちゃん」は、歳徳神にお供えした蕪煮ていたような…

最近では、節分に恵方巻きを食べるという関西の風習が宣伝されるようになりましたが、元来は、その年の福徳を司る「歳徳神」を祀る風習で、八百万の神々が鎮座する『夢屋家』の神棚には、恵比寿大黒、鬼子母神、猿田彦、弁財天、歳神と御札がありまして、お年越しから新年にかけて「歳徳神」に海の幸山の幸をお供えするのであります。ようやく違いが分かるように成りましたが、貧乏家は、色々と神々にすがり付いてきたものだと薄笑いを浮かべてしまいます。(貧乏は解消されなかったけれど、これといった事故も無かったから良しとすべきでしょう^^;)「七草粥」の頃に、歳徳神にお供えしたカブを煮て頂いていたような気もしますが、煮たカブの食感があまり好きではなかったので『夢屋国王』はやって来ませんでしたけれど、今年は味噌汁で元旦から頂いてみました。「打豆(大豆をつぶしたもの)」も入れまして、バケットはフレンチトーストで…。
今年も「和洋折衷神仏混同」…罰当たりな一年の始まりでありますよ^^;

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