その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

牛のゲップと温暖化…

2021-11-03 07:59:07 | 転職

「地ビール」にも炭酸は使われているが…

総選挙も終わったかと思いきや、岸田総理は既に英国グラスゴーで開催されている「COP26」に早速参加している^^; 「COP」とは条約批准国の会議らしく、「COP26」は「第26回気候変動枠組条約締約国会議」を意味するらしい。5年間で100億ドルの追加支援表明(既に5年間で600億ドルの資金支援は表明済み)されたということだから、国際(国債)社会においては『太っ腹』でありますなぁ。(ところで、100億ドルって、1.1兆円なんですわ…手土産に区切りの良い数字ということかい^^;)
最近、「炭素クレジット」なる新たなビジネスがお盛んらしい…農家が栽培する作物(裏作)が新たに空気中の二酸化炭素を同化して、その分を排出企業(工場)に売る。確かにその通りのような気がするのだけれど、どこかに論理的な矛盾があるような気がする…栽培された作物(炭素同化後)は、消費され、または、畑にすき込まれて微生物によって分解され、また二酸化炭素として放出されるはずである。結果、農家がやっていることは、炭酸ガスの循環であって、決して工場が排出する炭酸ガスまで吸着・固定化していないと思うんですけれど?
牛のゲップには、炭酸ガスよりも25倍(諸説あり)の温室効果があるメタンが含まれており、真剣にゲップの削減研究に取り組んでいらっしゃる方もいる。これまた「循環」という側面から考えると大同小異のような気がするんですけれどねぇ?


カヤもまた腐敗し、あるいは燃やして還る…

そうすると、二酸化炭素やメタンガスを固定する技術開発が先なんじゃないかと考える。発展途上国への追加支援は、結局のところ効率の悪い「石炭火力プラント」から、効率の良いプラントへの切り替え(先進国の技術提供という名の再吸収)という『仕組み』が見え隠れするんだけれどなぁ?
まぁ『天下国家』を論じる資格もない『おやじぃ』が、世界規模の温暖化を語っても仕方がない。『おやじぃ』が大好きな、おビールもウイスキーも発酵の過程では、二酸化炭素を排出する訳だし、ビールに至っては、わざわざ炭酸ガスを注入して出荷する訳ですからねぇ…栓抜きでポンと開けて、プルタブをプチっと開けて、「ゴクゴクゴクでプハーで気分が良くなり、ゲップでスッキリ!オナラがプー!」とまぁ、『おやじぃ』は、炭酸ガス、メタンガスの発生装置でありますなぁ^^;
こうして「文化的な生活」は、化石燃料の消費によって成り立って来たのだから、これからは「原発」にシフトしなければ…なんて意見も勢いづきそうな気もするが。ちょっと待て、元々、地球上にあった炭酸ガスを固定して、化石燃料として蓄積されて来たのだから、出した分だけ再度固定する。地上の植物に目が奪われがちだけれど、水中(海洋)の藻類の炭酸同化効果も侮れないはずなんだけれど…。
二本の地ビールを120人(COP26への参加国)で分け合ったなら、『おやじぃ』の取り分は、ほとんど無くなってしまうなぁ…これからの環境問題の有り方なんてね。『おやじぃ』には分け前でしか物事を考えられないのでありますよ(笑)

コメント
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