その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

白馬の騎士

2009-04-19 20:33:33 | 暮らし

「吾妻の峰の空遠く…。」我が母校、米沢興譲館高校の校歌冒頭でありますが
『白馬の騎士』ある時は、『白馬に跨る謙信公』そしてある時は、『種まき
爺さん』であります。
この『種まき爺さん』が現れる時、我が家でも米の種まき作業が始まります。
とは言え、そこは19aの飯米農家。規模の大きい農家の作業の合間に、作業を
お願いして種を播くことになります。



4月4日(大安)に井戸水に浸漬した種籾は、2週間後、ご覧のように
白い芽をポチっとな。3日前から水上げし、少々乾燥させます。なぜか?



育苗箱に種籾と覆土を同時に播き(かけ)ながら、48枚。
浸漬した種籾を、少々乾燥させないと、種籾が機械のロールに引っ掛かって
しまうのです。稲って丈夫ですよね。こうして機械を通しても芽が欠けたり
しないのですから…。そして、驚きの作業↓



先週、我が家の古老が平らに均した畑に、有孔ポリシートを敷いて、
(もう何年も繰り返し使っています。)育苗箱を並べていきます。さらに、



支柱を立て、寒冷紗・被覆ビニールを被せ、畑苗代を作ります。
通常の農家は、育苗ハウスの中で育苗しますので、この様な作業を行って
いるのは、近隣でも我が家しか無いと思います。
画像に映っている人々は、この辺でいう『ヨイ』または『ヨイナシ』
相手方の作業を手伝う代わりに我が家の作業も無償(ヨイナシ)で手伝って
いただいている人たちです。
本当は、もう少し作業内容を画像に残したかったのですが、我が家が主役の
作業の傍らで、バカ息子が写真撮影というわけにもいきませんので、合間に
撮っております。
何やかんやの大騒ぎ、それでも作業は終了。明日からは、温度と水の管理。
『白馬の騎士』で気を引いて、結局、農作業の説明かい…と、言う方のため

我が家の庭先の『ミズバショウ』の画像を1枚。
何故、ここにミズバショウがあるのか?また、後日説明することにします。

コメント
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