息子家族の最後の組が、昨日来て夜には帰った。
これで今年の新年の集まりは全て終わり。
「ご苦労さんでした、大変だったね」何も手伝えなかった夢さん。
オバサンには、ただただ労いの言葉しかない。
一度に集まってくれると良いのだが、孫達も大きくなって、
家族での行事も有るし、中々皆が日を合わせて集まるのは難しい。
孫達が赤子の頃は、皆が一緒に集まったものだ。
てんやわんやの民宿状態だったが、あの頃が懐かしい。
「おとうさん、欲しいでしょ?」 ん? 息子たちからのお年玉か・・・
「もう無理しなくてもいいのよ」素直に貰っておいたらと言うオバサン。
今までは子供たちも大変だろうと、お年玉は頑なに断ってきた夢さん。
でも考えてみれば、もうそんな気を遣うことも無さそうだ。
どうせオバサンの懐に入ってしまうだけだし、この辺が潮時か?(笑)
「仕方がねぇな」年寄は年寄りらしく、素直にならなくっちゃな えへへ
例年通りポチ袋は別々になっている「じやぁ、ひとつだけ貰っとくか」
「どれも中身は同じだわよ」オバサンの目が光ったような気がする。