終には覚むる 夢の世の中 

組織や団体等には一切所属致しておりませんが、日蓮聖人の法華経信奉者です。日々の所感の記録・備忘録として活用させて頂きます

マイナンバー法案

2013-06-18 05:17:58 | 亡国

 

国民を監視するシステム
テーマ:ニューワールドオーダー
奴隷社会実現に向け驀進する自公売国政権
陽光堂主人の読書日記
http://yokodo999.blog104.fc2.com/

マイナンバー法案が昨日、衆院本会議で可決されました。
このまま今国会で成立すると見られています。

これを受け、IT業界は色めき立っています。
2016年1月からシステムが開始される予定で、
整備費用は1兆円に上るという試算もあります。
勝栄二郎のIIJへの天下りはこれを見越したもので、
昨年から既定方針だったわけです。

IT業界は取らぬ狸の皮算用をしていますが、
生活の党の森ゆうこ議員が懸念する通り、
外資がかっさらってゆく可能性もあります。
そうなったら日本国民のプライバシー情報が海外に筒抜けになります。
TPPで日本での業務拡大を謀っている米保険会社などは、
舌なめずりしていることでしょう。

マイナンバー法案は行政の効率化などが目的で、
情報管理は厳密になされるというのが当局の説明ですが、
幾らお人好しの日本人でも、そんなことを信じる人は殆どいないでしょう。
今でも情報漏洩は頻繁に起きていますし、莫大な費用をかけても
効率化できる部分は限られています。

政府の狙いは、課税・年金徴収の強化と国民監視にあります。
誰がどれだけ財産や借金を抱えていて、何を考えているのか知りたいのです。
自公政権は未来永劫、政権を手放すつもりはありませんから、
政権維持を危うくするような動きは事前に封じ込めるつもりなのです。

本日付の「櫻井ジャーナル」には、
マイナンバー法案の真の狙いについて的確にまとめられています。
以下、該当部分を引用します。
(http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201305090000/)

勿論、共通番号制度の導入は国民を監視するシステムを整備するためのもので、
支配層による富の独占、あるいは海外派兵に反対する動きを
早い段階で潰すことが目的

日本の支配層�は国民を番号で管理しようとしている。まるで囚人扱い。
そのために「共通番号制度」を導入するのだが、その法案が5月9日、
衆議院の本会議で可決された。住民基本台帳ネットワークと目的は同じ。

日本では新自由主義経済、要するに純正資本主義を推進中で、
ごく一部の人間が富を独占しつつある。
この仕組みを支配層が崩そうとするはずはなく、
庶民の貧困化はますます進み、社会は不安定化していくことだろう。

今のところ、「幻術(プロパガンダ/洗脳)」で庶民を操っているものの、
何かの拍子で術が解けるかもしれない。
暴動ならともかく、リーダーが出現して怒りが革命に結びつけられると厄介。
早い段階から革命の芽を潰すためにも、
庶民を監視するシステムを整備する必要があるわけだ。 (以下略)


簡にして要を得て得ています。日銀の異次元緩和も、いつかは終りを迎えます。
国債の7割を買っていた日銀が身を引けば、その瞬間、市場は大混乱に陥ります。
こうした瞬間が来ることは間違いなく、それがこの国の弔鐘となります。

国の崩壊は免れないのですが、だからと言って消滅するわけではありません。
この日に備えていた権力者たちは生き残りますし、政府機能も維持されます。
終戦直後のように、一般国民が皆一様に貧窮落伍するわけです。
1%による1%のための統治がこの時、開始されます。

ファーストリテイリング社長の柳井が予言しているように、
「年収1億円か100万円に分かれて、中間層が減っていく」わけです。
これがグローバリズムの帰結で、最初から見えている未来像なのです。

当然のことながら、大多数の年収100万円の貧困層は反政府運動を繰り広げますから、
政府はそれを押さえ込む必要があります。
そのために憲法改正やマイナンバー法案が必要なのです。全て辻褄が合っています。

安倍は長期政権を目論んでいるようですが、
訪米した朴槿恵韓国大統領が大歓待されたことから判るように、
安倍は米国から疎んじられ、米議会からは安全保障上の障害となると批判されています。

オバマ政権は、アーミテージらの米国戦争屋とは一線を画していますが、
それを知�らないのか、安倍は米国戦争屋と組んで自らの政権基盤を危うくしています。
米国戦争屋の力がこのまま弱まってゆけば、安倍の権力も失われることになります。

オバマ政権は中国重視で、極東でいざこざが起きるのを望んでいません。
ウルトラ右翼の安倍は、パートナー(実態はポチ)として相応しくないのです。
早晩降板を迫られると思いますが、自公は風向きを読んで巧みに政権を
維持しようとすることでしょう。
彼らの権力欲は半端ではありませんから、油断なりません。

このままではオーウェルの『1984年』みたいなことになりますから、
何とかしなければならないのですが、先行きは厳しそうです。
人々は人生観・世界観を一変させる必要がありますが、
これは時期が来なければ無理な話です。しかしもう時間がありません。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。