終には覚むる 夢の世の中 

組織や団体等には一切所属致しておりませんが、日蓮聖人の法華経信奉者です。日々の所感の記録・備忘録として活用させて頂きます

知恩

2013-06-11 09:20:40 | 亡国
我、釈尊の遺法を学び

仏法に方を入れしより巳来、

知恩をもて最とし報恩をもて前とす。

世に四恩あり、

之れを知るを人倫となづけ、知らざるを畜生とす。

予、父母の後世を助け、

国家の恩徳を報ぜんと思ふが故に、

身命を捨つる事敢へて他事にあらず、

唯知恩を旨とする計りなり。(聖愚問答抄)日蓮




先人の恩を知ることも無く・
人柱となった人々の思いを慮ることも無く・
自己満足の為に放埓に生きる。

その姿は、

累々と積み上げられた人柱の山を覆う
軽佻浮薄という名の
見目鮮やかなるカーペット一枚の上で、
因果も弁えずに
踊り狂う人々に似て。




大切にしなければならないのは

ただ生きることではなくて

よく生きることだ

   ソクラテス


なに人も 永く仮面を冠えず。
偽装はやがて自己の天性へ還る
   セネカ



釈尊塵点劫の間修行して仏にならんと
はげみしは何事ぞ。
孝養の事なり。(法蓮抄)
仏教の四恩とは、


一には父母の恩を報ぜよ、
二には国主の恩を報ぜよ、
三には一切衆生の恩を報ぜよ、
四には三宝の恩を報ぜよ。

  (上野殿御消息)

仏法やうやく顛倒しければ
世間も又濁乱せり。

仏法は体のごとし、世間はかげのごとし。

体曲がれば影ななめなり。
  
  (諸経与法華経難易事)
 




悪徳からの逃避は 美徳の始まり(ホラティウス)

問うて云く、
但法華の題目を聞くと雖も解心無くば如何にして
三悪趣を脱れんや。

答へて云く、

法華経流布の国に生れて此の経の題名を聞き、
信を生ずるは宿善の深厚なるに依れり。

設ひ今生は悪人無智なりと雖も必ず過去の宿善有るが故に、
此の経の名を聞いて信を致す者なり。

故に悪道に堕せず。(守護国家論) 日蓮


    Thank you!
  


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