電子書籍作家 夢野美鈴のブログ

美鈴の日常や思ったことを書いて行きます。

静岡市

2014年03月06日 12時44分42秒 | 旅行
静岡県て異様に横長で、東海道のほとんどを我が物にし、関東関西間の領地の大半を占めています。
事実、昔から関所の多い土地柄で、民主党に替わるまでの自民党政権下では、国道1号線は料金所だらけ、東名道とどっちが安いか分からない有様でした。
この広さ故に東は伊豆半島から西は浜名湖まで膨大な範囲を含みます。
東京からちょっと足を延ばせば静岡県なので、浜松もそんな感覚で行けるだろうと思ったら大変なことになります。
浜松は新幹線で東京と大阪の中間地点です。
近くには浜名湖があり、パルパル遊園地や浜松市動物園や舘山寺温泉等、観光地が集まっています。
それに対し、静岡市の魅力と言ったら何でしょう?
名古屋と比べるとさすがに人口では負けますが、一応ちょっとした地方都市ではあります。
私は静岡市と言うと、何だか電車の旅が思い浮かびます。
森永のハイソフトキャラメルをポケットに入れ、ローカル線で一人旅をしている姿が思い浮かびます。
それはもしかしたら、あのオレンジと緑の東海道線のイメージでしょうか。
それともチョコレート色の横須賀線のイメージでしょうか。
それとも井川線のイメージでしょうか。
静岡という地名には、何か北海道にも似た澄んだ空と広い海が思い浮かびます。
そのイメージは明らかに浜松ではなく、「静岡」なのです。
そのイメージはどこから来るのでしょう?
私にそんな疑問を持たせ、今まで通り過ぎるだけだった静岡市という場所に注目させたきっかけは「サザエさん」でした。
オープニングで静岡市の観光名所が紹介されていました。
サザエさんスペシャルでは、三保の松原の羽衣伝説を舞台にしたエピソードが放送されていました。
思い立ったが吉日、実際に行ってみることにしました。
東名高速を延々と走り、静岡ICに着いた頃には夜になっていました。
天神の湯で一泊し、岩塩風呂にプカプカ浮かんで英気を養うと、翌日は早朝から出発。
晴天の中、三保の松原へ直行しました。
何て富士山が美しいのでしょう。
明るくなって気づきましたが、静岡市街はどこにいても雄大な富士山が見えます。
静岡市民はこんな景色を日常的に見ているのです。
私が静岡という地名から受けたイメージはまさにこれです!
三保の松原は特にその富士山と雄大な海が同時に見える絶景ポイントでした。
この場所に立つと、東京での生活に疲れた若い女性がふらりとローカル線で一人旅に出て、何となくここに辿り着く光景が目に浮かびます。
山口百恵の「いい日旅立ち」が浮かんで来ます。
残念ながら海は引き潮でしたが、同じ場所にサザエさん一家が立ったのですね。
日本平もここから近いので、ついでに行ってみました。
日本観光地百選第一位になった場所で、桜の季節はさぞかしきれいだろうと思われます。
夜景も有名らしく、静岡の人は自然も街もあり、気候も温暖、夜遊びにも困らないという、なんて幸せな生活を送っているのだろうと思いました。




ここをクリック!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿