平出（ひらいで）遺跡

芝生の広がるのんびりした気持ちのいい場所ですね。
白川郷で見たようなかやぶき屋根の集落がたくさん再現されてあります。
似たようなものは千葉県松戸市の２１世紀の森と広場でも見たことがあります。
誰でも入れるように自由に開放してあるのが嬉しいです。
近くには資料室や休憩コーナーがあるガイダンス棟があります。
平出遺跡から少し歩くと、森の中にひっそりと平出博物館があります。
知人の話ではこの小さな博物館も昔は活気があり、遮光器土偶など埴輪のレプリカのお土産をたくさん売っていたようです。
博物館の近くには平出の泉があり、今までに見たこともないほど美しい青緑色をしていました。
写真に撮る度に表情が変わります。
泉の水は洞窟から出る湧き水が源泉になっているため、水が濁らないことが原因のようです。
洞窟の巨岩も圧巻です。
どうして長野県の塩尻なんかに遺跡が？と最初は思いましたが、謎が解けました。
この水が神秘の力を持っているから、原始時代からここに人が住みつく理由があったのです。
ここの土地が持つ不思議な力は、この水が生み出しているのです。
今はほとんど訪れる人がいませんが、とてもいい気分転換ができました。



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