大赤字

今日も更年期の女性とおしゃべりをしていました

最後の晩餐

「何食べたい」

「難しいですねぇ～
・・私すき焼きが大好きなんです
良い肉のすき焼きです」

「じゃあ・・
フリマで頑張って儲けて
すき焼き食べよう」

「そうしましょう」

でも・・
すき焼きなんて食べに行けるほど儲かるはずがありません

「いくらくらい儲けたら食べられるのかなぁ～」

そんな話をしていました


彼女が
「私の家の近くに地域のコミュニティーセンターがあるんです
誰でも利用できるから、そこで作戦を練りましょう

チラシを作ったり・・
そうや、新聞にチラシを入れましょうか」

いくらかかるのでしょうか

チラシ、駐車場代、レンタカー、場所代・・

それらを差し引いて
すき焼き食べれるのかしら

なんだか・・
大赤字の予感です


そして・・
「思いついたわ
食べに行くにはお金が沢山必要やし
お肉だけ買って食べる」

すると・・
「コミセンで食べましょうか
お料理教室ということにして・・」

大きな会議室みたいなところで
二人ですき焼き

想像しただけでも
何だか面白くって


「フリマの端で
自分の作ったものとかって売れるのかなぁ～

何か作って売ってみたいやんなぁ～」


「売れるでしょうか」

「そうや、Sさんのお母さんがお庭で作っているお野菜売ったら」

「ヘタッピやし・・」


フリマの夢は
現実になるかどうか・・

でも、色んな事を想像すると
何だか面白いんです


「なんか部活みたい
すき焼きクラブにする」

すき焼きが無理なら・・
ワンカルビで焼き肉でもいいか

・・お肉クラブやな」


でも・・
「私、天神さんのお弟子様が守護霊についてると言われて・・
天神さんにお参りしてるやん

なんか・・牛肉食べにくいねん」


でも・・

夢が現実になるといいのにって

そう思ったんですよ