夢見るババアの雑談室

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池井戸潤著「アキラとあきら」 (徳間文庫)

2017-06-02 23:35:05 | 本と雑誌
アキラとあきら (徳間文庫)
池井戸潤
徳間書店



山崎瑛の父親は町工場を営んでいたが倒産する 
少年時代 銀行員に頭を下げる父親の姿が瑛(あきら)の心に刻まれた
また同じく親の死により大学を中退し銀行員となった人間の善意により 瑛は家庭の事情から諦めていた大学への進学が可能となった
彼は教授からピカ一と言われるほどの学生となる


もう一人のあきら 階堂彬は御曹司として何不自由なく育つが父の後継者となるつもりはなかった
彬と瑛 二人のあきらは同じ大学を卒業し同じ銀行に就職した
どちらもそのとびぬけた優秀さを示すが

父の死 その跡を継ぎ社長となった弟が叔父たちにのせられて経営に失敗

階堂彬はやむなく銀行を辞職し 社長の座に就くも叔父たちの会社の失敗した借金までも引き受けなければいけない状態
このままでは叔父たちの会社も父から受け継いだ会社までも共倒れになってしまう

瑛と彬 二人の人脈と誠意と前向きな気持ち


銀行員としての瑛の誇り 彼を突き動かすもの
それは上司の不動に「お前のその経験、決して無駄じゃなかったと思う」と言わしめる

「私は救える者であれば全力で救いたい、そう思っています」
辛い体験をしても心は折れなかった瑛

そんな瑛は学生時代の同級生と結婚する 
作中では語られていないが 結婚に至るまで様々なドラマがあっただろうと想像される
転校していった亜衣と途切れることなかった交流

階堂彬の会社を救うことで見ることができた かつて父親の工場があった場所


瑛と彬 二人の交流はこの先も一生続くのではないか そんな気がする


解説は書評家の村上貴史氏


この作品はWOWOWにてドラマ化されます

その公式サイト↓

http://www.wowow.co.jp/dramaw/akira/


出演者とドラマに関するニュースなど

階堂彬 -向井理

山崎瑛ー斎藤工


小泉孝太郎
田中麗奈
賀来賢人
木下ほうか
堀部圭亮

松重 豊

瀧本美織
永島敏行
尾美としのり
石丸幹二



{「半沢直樹」シリーズや『下町ロケット』、『民王』などの池井戸潤氏の“幻”の長編と呼ばれていた作品が徳間書店よりオリジナル文庫刊行されるのに合わせ、WOWOWで映像化する『連続ドラマW アキラとあきら』(7月9日スタート、毎週日曜 後10:00、全9話※第1話無料)。自らの意志で人生を選んできたエリートと、自らの能力で人生を切り開いてきた天才2人の“宿命”を、俳優の向井理と斎藤工のダブル主演で描くヒューマンドラマの脇を固めるキャストが一斉に発表された。

 大企業の御曹司として、約束された次期社長という“宿命”にあらがう階堂彬(かいどう・あきら/向井)。父の会社の倒産、夜逃げなど過酷な“運命”に翻弄されながらも、理想を育んだ山崎瑛(やまざき・あきら/斎藤)。バブル経済とその崩壊、激動の時代を背景に、2 人の人生は何かに導かれるように交差する。

 産業中央銀行の人事部・安堂章二役に小泉孝太郎、彬の父であり、東海郵船・社長の階堂一磨役に石丸幹二、瑛の父・山崎孝造役に松重豊、瑛の同級生、北村亜衣役に田中麗奈が決定。

 彬の弟・階 堂龍馬役には連続ドラマW初登場の賀来賢人、一磨の弟であり、東海旭商会・社長の階堂晋役に木下ほうか、東海旭観光・社長で晋の弟、階堂崇役に堀部圭亮、産業中央銀行の彬の同僚・水島カンナ役に連続ドラマW初登場の瀧本美織、産業中央銀行・融資部長の羽根田一雄役に永島敏行、亜衣の父・北村利夫役に尾美としのり、らを配役。

 原作小説は、当初の原稿に大幅な加筆修正を加え、5月31日発売予定だったが、問い合わせや予約が相次いだため、急きょ5 月17日発売に繰上げされることも決定している。

 同局で池井戸作品を手掛けるのは、『連続ドラマW 空飛ぶタイヤ』(09 年、全5話)、『連続ドラマW 下町ロケット』(11 年、全5話)、『連続ドラマW 株価暴落』(14年、全5話)に次いで4作目だが、今回はその中でも最長の全9話で制作される。 }

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6 コメント

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WOWOW (まっき~)
2017-06-03 00:40:31
WOWOWのオリジナルドラマ、なかなか頑張っていますよね。
日本も、もうちょっと民放以外の制作局が増えたら面白いと思うのですけれど。

この本は…… (つかさ)
2017-06-03 05:14:18
最近ブログ友になった方も紹介されていて、あの半沢直樹シリーズ、下町ロケットの池井戸潤氏と知り、ドラマ化も力入っているんだろうな、と。

向井理、斎藤工がどれだけ力をつけたか見てみたい気になりますね(^o^)

BS見られるワンセグを開発して欲しいです。でそれを池井戸氏に書いてもらって(タイトルは『零細ワンセグ』とか・笑)またドラマ化、なんて、ね(^o^;
まっき~様 有難うございます (夢見)
2017-06-03 11:23:48
WOWOWが観られるようにしていない私にとっては いずれ地上波でも放送お願い☆と思うばかりなのですが^^;

今のテレビドラマは クレームを恐れてか「綺麗ごとばかり」の描写になっている気がして

麻薬やアルコールの中毒 禁断症状の恐ろしさ

挑発的な恰好をした女性の深夜の一人歩きの危険性とかを ドラマで目で見て学ぶ

視覚で記憶して覚える危険ーなんて機会すらも奪われてしまっているような気も致します

問題あり 難しいのでしょうけれど

つかさ様 こんにちは (夢見)
2017-06-03 11:28:19
有難うございます

出演俳優さんの顔ぶれ見ても面白いものになりそうです

私もWOWOWは観られないので残念
ふつうに?!放送してほしいーなんて思います・笑


関係ないけど携帯や自動車で見る番組の受信料まで取ろうと企むNHK--;
ちと強欲すぎないかいーとも思う私です
もしやNHKは受信料で世界征服を企んでいるのか(爆)なんて
産業中央銀行 (tacaQ)
2017-06-07 07:41:22
池井戸氏の作品は
高杉良氏の銀行モノと違って
胸のすくような話が
楽しいですね。
未読なので、さがしてみます
tacaQ様 おはようございます (夢見)
2017-06-07 08:47:57
有難うございます

著者の年齢 育った世代とも重なる登場人物
昭和世代には そうそうこれ流行った こんなことあったわーと そうした懐かしさも読みながら感じられる作品かもしれません

ドラマ化もあり話題作ということか こちらの書店ではコーナーが作られておりました

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