夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

「キング・オブ・エジプト」(2016年 アメリカ映画」

2019-09-24 09:22:16 | 映画
キング・オブ・エジプト4K Ultra HD&3D&2D ブルーレイ(3枚組)[初回生産限定:アウタースリーブ付] [Blu-ray]
ブレントン・スウェイツ,ニコライ・コスター=ワルドー,ジェラルド・バトラー,コートニー・イートン,エロディ・ユン
ギャガ



「とっておきの話をしようー」なんて語りから始まります
神々と人々が同じ世界にいた頃・・・・太陽神ラー(ジェフリー・ラッシュ)には二人の息子がおりました
兄のオシリス(ブライアン・ブラウン)はナイル川ある豊かなエジプトの地を
弟のセト(ジェラルド・バトラー)には熱く焼けた砂漠の地を

父なる神は それぞれへの試練としての思惑あり与えたのでした

セトには妻との間に子供が与えられませんでした

オシリスには妻イシス(レイチェル・ブレイク)との間の息子ホルス(ニコライ・コスター=ワルドー)が逞しく成長し
王の座をゆずろうとその戴冠式を行おうとしておりました

ここに若い盗賊がおります
ベック(ブレントン・スウェイツ)は店先で目を付けた煌びやかなドレスをかさらって逃げます
走りに走って家へと
家の中には着替え中の若い娘ザヤ(コートニー・イートン)
彼女は神を敬愛しており オシリスからホルスへと王の座がうつる戴冠式を楽しみにしており 見に行くのに良いドレスがないと嘆いています

ベックにも戴冠式に行くべきだと

ベックはザヤに盗んできたドレスをプレゼントします
早速そのドレスに着替えるザヤ

ベックはザヤを熱愛していて(悪い事ではありますが) 彼女を幸せにするためなら どんなものでも盗むつもりでいます
盗みの技は何の地位もない彼にとって生き抜く為の力

ベックはザヤと駆け落ちしております


一方 即位を控えるホルスは じき戴冠式だというのに 昨夜がご乱行だったとかで まだイビキをかいて寝ております
仕える娘達は入浴を勧めー
そこに現れたのは最も美しいとされる西の女神ハトホル(エロディ・ユン)
彼女は愛の女神でもあります
力を秘めた腕輪を持ち 相手の心を操る力も持っています
ホルスはハトホルに惚れているのでした


神と人と二組の恋人達


ベックはザヤと戴冠式を見にきました
ザヤの願いは何でも叶えるけれど 盗みはやめられないベック

守りの女神ネクティス(エマ・ブース) ホルスを教えたというトト(チャドウィック・ボーズマン)
いずれ錚々たる神々の揃う戴冠式

オシリスが今しも王の冠をホルスの頭に置こうとした時・・・・声がかかり 現れたのは砂漠から来たセト
彼は赤い軍勢を連れてきております

よく来てくれたと喜ぶオシリス
ホルスも叔父に会えて喜びます

セトからの贈り物の角笛を勧められてホルスが吹きます
「誰かの耳には届いたな」と呟くセトは オシリスからエジプトの王座を奪う為に来たのです
オシリスを刺殺し ホルスと戦うセト

それぞれの真の姿となり戦いますが ホルスは敗れ 両目を奪われてしまいます


「今日から俺が王となる!
神々よ跪け さもなくば殺す
人間どもよ
我を崇めよ
さもなくば奴隷だ」


これから死んで新しく生まれ変わる赦しを得る為には黄金を捧げなくてはならないー
セトは圧政を始めました
一年後ベックもザヤも奴隷となっております
セトは天にも届くほどの高い建築物を造らせておりました
この為に奴隷とされた人間は6千人近く命を喪ったとか

セトの為の建築物を色々造っているのはウルシュ(ルーフェス・シーウェル)
ちょっとイヤラシク奴隷のザヤに絡んでいます

密かにザヤに会いにくるベック
ベックにザヤは言います
平和な世界に戻すにはホルスがザヤを斃すしかない
その為にはザヤが奪ったホルスの目を取り返さなくてはいけない

その眼がある場所の図面はウルシュが持っていました

まずは片目を取り返しにいくベック
ベックはザヤの言葉には素直に従います
惚れた弱味ってヤツです

様々なエグイ罠が仕掛けられた建物内部 しっかり片目を持ってザヤに報告に行くベック
けれどザヤの表情は優れません
「ごめん・・・」と謝るザヤ

セトに逆らう企みはウルシュにバレていました

ザヤを連れて馬車で逃げるベック
ところが途中 ウルシュの射た矢が刺さり ザヤは死んでしまいます
「また会える 死は終わりじゃない」そう信じてると言い遺して

「絶対助けるからな」とベック

ホルスの片目を持ちホルスのところへ

ホルスは全てを失って絶賛落ち込み中です

ホルスに目を返す交換条件としてセトと戦い王になってくれー
ザヤを生き返らせてほしい
神様なら何でもできるだろうーとベックは言いますが
落ち込み自信喪失中のホルスは素直じゃありません
眼は取り戻したいし 親の仇も討ちたいのに
手のかかる神様です

けどまあ ザヤを生き返らせようとも試みてくれますが 今のホルスには無理でした


ザヤを迎えにきた死後の世界の神は言います



ホルスが両目を取り戻しセトを斃して王になったらーまだザヤが死後の世界の最後の門を潜る前であれば
この世に取り戻すことができるー生き返らせることができる

ベックの取り柄は走る速さと身が軽いこと 敏捷なこと


ホルスはセトの命を滅ぼせる水を得に 自分には祖父になる太陽神ラーに会いに行きます
本来なら人を連れてはいけない場所に
自分の影の中にいろーとベックに言うホルス

「偉大なるラー お聞き下さい

おじい様 俺を助けてくれ
頼む」

ラーはセトも自分の息子なのだと言います
それでも水は自由に取って良いと

オシリスも息子なら ホルスは孫



セトのした事にラーも思うところがありました

ラーは世界を奪おうとする黒い魔物を退ける仕事があります
この世界を守る為に

ホルスいわく「役に立つ男」ベックの存在も認めました

神でさえ この世の平安はままならぬ

ラーの助力で黄金の隼となりベックを連れてホルスは飛びます


セトは新しい世界を作ろうとしているのだとラーに話しますが
セトがもたらしたのは死と恐怖と混乱


セトは自分を熱い砂漠へ追いやり 兄には豊穣の地エジプトを与えたことを恨みに思っていました

自分の方が優れている

これはこじれた愛情
父親に認めてほしかった息子

愛情に飢えた男


その思いが通じずー自分は愛されていない認められていないと 父であるラーさえも殺そうとするセト

ラーが居なくなれば黒い魔物にこの世が食われてしまいます

そうなれば新しく自分が世界を作るのだ

他の神々全てがいなくなっても
自分だけ この世にあれば!


セトは妻すら信じず 自分に逆らうとその翼をもぎました

妻はセトに与えられた善なる者 良心であったかもしれないのに

その妻は 彼に子供を与えてくれませんでした


ラーはセトに親となる資格がないと思っていたのでしょうか
もしや自分の息子さえ殺しかねないと


兄弟殺し 親殺し 妻殺し

ホルスが居なくなり セトに恭順するフリをしていたハトホルですが 真の心をセトに知られ 力を使って自分を滅ぼそうとするセトから逃げ出します

そしてホルスのもとへ

ホルスは二匹の怪物に追われていたところでした
そのうち一匹を怪物を操る女ごと やっつけるハトホル




セトの力なる炎ある場所を守るは巨大な動くスフィンクス 
スフィンクスの出す謎が解けなければ踏みつぶされてしまいます


この謎解きの為に知恵ある神を連れて行こうとしますが
この神は危険な場所にいきたがりません

ベックがこの神のプライドをうまくつつきます
ベックの口車にのせられた格好で知恵ある神ー冒険に同行

でもね この神様 スフィンクスの謎の答えになかなか正解が出せませんでした

正解が出るとスフィンクスは「つまらない」と砂の中に潜り込みます


セトはホルスが来ると待ち構えていました

知恵ある神はセトに殺されます

檻に閉じ込められるホルスとハトホル

ひとり檻を逃れたベックは水をセトの命の炎にかけようとしますが
セトの言葉に惑わされます

水はセトに奪われ


ホルスが自分を騙していたのか
案外いい奴と思い始めたところだったのに
ホルスにはザヤを連れ戻せないのかとベック

ザヤを思う真心にうたれたのはハトホル
彼女は愛の女神なのですから

彼女は死の神に取引を申し出ます

自分の力のある美しい腕輪をベックとザヤの死に際する贈り物として 二人を再び生まれ変わらせてほしい

その引き換えに自分の身を捧げると

ホルスは止めるも 取引は成立し ハトホルは死の世界へ連れ去られてしまいます

まだ片目を取り戻せないホルス

味方してくれたラーもセトに害された

けれどラーは死んではいない

今や様々な神の力を奪いその身に備えたセト

これまでの体験で人々を思う力を持つようになったホルス

その身傷つきながらホルスの片目をセトから奪い返したベック
ホルスにその眼を投げますが

転げ落ちて行くベックを救う方をホルスは選びます

自分の力を取り戻すよりも大切なのは 自分を信じてくれる人間の存在だ
身をもって彼は知ったのでしょうか
おそらくこの事によりホルスは祖父ラーが与えた試練を乗り越えたのでしょう

遂にセトを斃すのです


戦いのさなかホルスが取り戻せなかった片目は少女が拾って大切に持っていてくれました


「有難う」ホルスは人間に対して礼を言うことも覚えたのです

けれど深い傷を負っていたベックは死んでしまいました


ベックの亡きがらをザヤに並べて落ち込むホルス

今や大切な友 相棒とすら思っていたベック


ベックを突き動かしていたのはザヤへの愛
無謀ともいえる神との闘いに挑んだ男

共にした数々の冒険


力を取り戻したラーがホルスのもとへ来て 願いを尋ねます

ホルスの願いはベックとザヤが生き返ること


そう 何故かここで死の世界へ連れ去られたハトホルをこの世にーとは願わなかったのですね
自分のことより人間のこと


ホルスは全エジプトの王となり それでも寂しそうです


ベックが言います
ハトホルを連れ戻すことを


ホルスは留守番をベックに頼み 黄金の隼の姿となって力強く飛んでいくのでした



この映画の情報あるサイトさん↓

http://tyfm13.blog.fc2.com/blog-entry-324.html

http://cinemandrake.com/キング・オブ・エジプト




エジプトの神と古代神話に興味を持たれた方へ
「古代エジプトの神々と神話」という名前のサイトを見つけました
サイトアドレス↓

http://www.ai-l.jp/HtEgy/chap6body-kami2.html

なかなか興味深い内容で わかりやすく書かれております

よろしければ こちらも↓「エジプト神話 ヘリオポリス・9柱の神々」

https://matome.naver.jp/odai/2140929441172500401


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
CG (まっき~)
2019-09-25 06:26:28
RPGというのでしょうか、ゲームにもなる映画ですよね。
ちょっとCG感が強過ぎたかな~。

西武優勝ですね、
CSで、長男くんのソフトバンクと、わが楽天が対決することになりました。
お手柔らかに~笑
まっき~様 有難うございます (夢見)
2019-09-25 09:53:08
神話が好きだし エジプト絡みだと子供時代ミイラ男の出て来る映画が好きだった私
怪物 英雄 
原形のセトのオシリス殺しや
イシスがバラバラになったオシリスの体を集めた話など思い出し
設定変えてある神様にはツッコミつつ(笑)観ておりました
CG 勿体ない使い方でしたね
この終り方が 当たれば第二作も考えていたのかしらと


昨夜は 長男がド暗かったです
今朝も暗さを引きずっておりました
早くCSへと気持ちを切り替えられたらいいのですが・・・・・

楽天の下克上♪逆襲も楽しそう
(長男には内緒ですが)

コメントを投稿