中村 幸春 夢丸釣行記

遊漁船 夢丸での釣行記をお届けしております。
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セイゴの鼈甲握り!

2021年12月10日 | ブログ
2021/12/10 セイゴの鼈甲漬け握りを造る
9日に1匹だけ釣れたセイゴ!
マジでデブなスルメイカを補食している奴
デッキに置いても転げない太さ
頭は小さく、腹回りが異常に太い
こんなProportionの魚体が一番エエよ
旨さは魚の太り方で全然違う
これから産卵が終わる頃は、枯れ鱸と呼ばれ、最安値になる
その頃が一番よく釣れるからヤレン

ホンで1匹だけ持ち帰ったセイゴを知り合いの美人先生に電話すると
「鱸なら喜んでもらいます」と言ってくれた
しかも二人が!!
ホンなら刺身も芸が無いので、鼈甲漬けにして握りますと言うと
「何じゃその鼈甲漬けは」「WHY?」亀の甲羅漬けと勘違いしているようだ
漬けだから鼈甲色になる刺身のことを鼈甲漬けと言う
その刺身を握ると、マジで旨い
米は新米を美人OLからまたもらったので、その米を準備する
23時頃から台所に立ち、だしを取り昆布を置いて5時間ほど寝かす
そーしっかり水分を吸わせて一気に炊くのが旨いんだ
無洗米などでは無く、糠が良く付いている米を、一度だけ濯ぎ炊く
これを研ぎ水が綺麗になるまですすぐと、甘みも食感も悪くなる
ホンマは古古古米を海水で研いだら抜群だけど、今の時代そんな綺麗な海水は無い
新米は新米の旨さがある
米酢と塩、砂糖を合わせて炊きたてに乗せる
檜の器に炊飯した米を置いて、混ぜる
この檜の桶、かれこれ6年経過
親父が死んだ年に買った物
大切に扱うので黒カビなどは一粒もない
この寿司桶は包丁と同じ位、ブチ大切にしたいオイラの大切な道具
寿司米をあわせルと、プラタライと違い水分調節ができるのが特徴
米が一粒一粒際立つ
これでセイゴを握るけど、セイゴ1匹で16貫握らないとイケン
さらにオイラの試食があるので、22貫ぶんの切り身が必要
仕方ないので、細く取る
試食すると、barikuso旨い
間違いなくまた太る
また怒られるので、4貫で終える
後は先生達にPresentすればEE
全部食べても足りないほど旨い
人は、セイゴは逃がすとか、Releaseと言うが、居酒屋DREAMでは大人気の食材だ
ただし〆方や 放血も必要
今回の〆は、Knifeで〆て、C02で瞬殺したし、放血も完璧
このセイゴは極上仕上げとなった
旨いセイゴに感謝感謝!

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