木村翔龍 川柳のかけら

気の向くままに5.7.5
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川柳「葦群」 第32号掲載句

2015-01-01 00:00:01 | 掲載句
まだ生きているかと酒を下げて友
スパイスはちょっときつめの友の味
この街を見捨てて消えた赤電話
我が足になるまで踊る舞台裏
手のひらで踊り続ける民の靴
終電を待って樹海の中にいる
物欲を捨てど変わらぬ暮らし向き

  2015.01.01 葦群32号 葦の原掲載句

悪夢から覚めて飲めないミルクティー
北風の死角を狙いワルツなど
人間の顔が重たい雨ん中
一度絶つそして私よ起ちあがれ
じりじりと夕日が熱い待ちぼうけ

  2015.01.01 葦群32号 川柳葦群抄掲載句

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川柳「葦群」 31号掲載句

2014-12-14 12:21:06 | 掲載句
オスプレイ呼んでしまったシオマネキ
舌先でコロリ転がる第九条
日本の首に少子化という真綿
蛇口から民の悲鳴が漏れてます
チョキの指じっと見つめる負けている
わら人形打てば私の負けになる
わたくしの知ったことかと猫の耳

  2014.10.01 葦群31号 葦の原掲載句

留守電で見知らぬ人に叱られる
投げている石の重さを君知るや
やましくは無いが薔薇など妻に買い
紙相撲とんとん妻とけんかする
ビール缶ぐいと飲み干し忘れます

  2014.10.01 葦群31号 川柳葦群抄掲載句
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川柳「葦群」 第30号掲載句

2014-07-04 15:48:39 | 掲載句
わたくしも所詮からからかざぐるま
ふり仮名がないと明日が読めません
煮え切らぬ鍋は今夜も吹きこぼれ
空の色少し注ぎ足し飲むラムネ
少年の顔のあたりの非常口
御破算に願いましては青い空
折り鶴の私飛び立つ飛ぶのです

  葦群30号 葦の原掲載句
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掲載句 川柳葦群29号

2014-04-10 06:44:18 | 掲載句
魂の深いところにある銀河
落しましたよと私を渡される
弱いとこ突かれ財布がつい緩み
その笑みに魂萎えて困ります
満腹になれぬこだわり 捨てますか
飲兵衛の注ぐ酒うまい音がする
居酒屋の椅子に魂眠らせる

  葦群29号 葦の原掲載句
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掲載句 川柳葦群28号

2014-03-20 19:38:18 | 掲載句
子猫飼う明日という日の笑みを飼う
よく笑う妻で味噌汁あたたかい
風笑い 小さな秋を連れて来る
ふりかえる君の視線は僕のもの
名月を盗む重ねた唇に
海蒼く呼んでもどらぬ夏帽子

  川柳葦群28号 葦の原掲載句

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