夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

またHARD OFFで買ってきたぞ

2019-11-29 16:20:39 | Weblog
しばらくblogを休んでいましたが義兄夫婦が泊まりで遊びに来ていたからです。

今日は出掛けた帰りにいつものHARD OFFです。欲しかったのは黄色のビデオコードです。先日HL-79Dの試し撮りの際、VTRとロケモニターを繋ぐコードが短くて届かないというお粗末。本当なら両端BNCで長さ0.5m程度のが欲しいところですが民生用のRCAでもいいからとジャンクの箱を探したら長いのが見つかりました。約5mでいくらなんでも長過ぎますが以前使って良かったJVCブランド、税込み\110で買い。いずれ短く加工するかこのまま使うかは後で考えます。


本題はそれじゃなくて同じ店の棚の上に前から置いてある8ミリエディターの方です。もちろんエディターは持っていますが東芝製は壊れて替わりに手に入れたFUJICAは問題なく使えています。
今回目につけたのはMINETTE(マイネッテ)です。16ミリの同じブランドのエディターは大昔ヨドバシで買って今も持っていますがそれと同系列のガッチリした作りで、「これは保護せねば」。税込み\880也。


ランプが入っているのは買う前に確認済み。さっそく電源を入れてみました。

スクリーンがすごいことになっています。

現状ではとても使えないので整備に掛かりました。


駆動とランプの光が通る心臓部を取り出そうとしましたが素直に出てきません。


裏をじっくり観察すると「あれを抜けばなんとかなるぞ」


コマ位置の微調整ツマミ?の軸に入っているリングを抜き、あっち向きのミラーにマジックで位置合わせのマーキング。


臓物が出てきました。


ここで何かが落ちました。どこかにスペーサーが入っていたのかと思ったらカットした8ミリフィルムのコマでした。

若い人が写っています。今は70前後でしょう。

ここにゴミがフィルム面に落ちないようにする部品が入っていることに気が付きました。


引き抜いたらフィルターが汚れていました。

ガラスじゃないみたいなので息を吹きかけて綿棒で清掃。レンズクリーナーを使っても良かったかな?

内部のミラーもひどく汚れていました。

とにかく古いのでカビも鏡面の脱落もありました。可能な限りきれいにしました。

ランプは、なんと純正品が入っていました。MINETTEの刻印があります。


フィルムエディターのランプは普通6V10Wですが光学用でフィラメントが点光源になっています。バイク用の6V10Wだと暗くなります。

純正のランプは入手困難ですが8ミリ専門店のレトロ通販でハロゲン仕様の代替ランプが手に入るようです。

組み立てで問題なのがこのリングです。下手をすると飛ばして行方不明になる恐れがあります。「その後いかがお過ごしでしょうか」なんて。


幸い一発で入りました。私としては珍しい事です。


組み終わってミラーの微調整。まあこんなもんでしょう。


作業を終えて兄貴分の16ミリ版と並べて記念撮影。


兄貴分も様子を見ようとスイッチを入れたらランプが点きません!
ランプカバーを開いたら球が入っていません。近いうちに使う訳じゃありませんがいずれArriflexで撮影したら出番が来ます。
光学ランプは寿命が短いので何か考えないと。そういえば前に東芝のエディターで色々試したっけ。

ついでにこんな物もありますってことで。




昔、16ミリもちょっとかじりましたが幅16mmのフィルムをエディターで見たりセメントスプライサーで切ったり繋いだりする感触ってたまりませんよ。
8ミリフィルムをロールテープで継ぎはぎするのとは次元が違います。

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