30年前に EDC-50 で撮った大量のテープからこれを生かそうと考えました。
EDV-9000 はずいぶん古い物ですが正常に動きます。1989年製だと思います。
工房のシステムは "S" 入力にも対応します。
全編をキャプチャしました。その中から新作に使えそうなエリアを探します。
これは仮に静止画で書き出した物。コンテに使うためです。
真夏の黒姫山麓。開墾したまま放置された草原です。カメラは北向きに固定。
南風がゆっくり渡り、草原を光と影が奥に流れていきます。
この時はレンズに偏光フィルターをセットして青空を強調しました。
モノクロ加工するとこんな具合です。
本編の何処にどうやって挿入するかは伏せますがこれは使えます。
草原の中の一本道は人生の象徴。
初老の主人公が振り向いた時目の前に広がる風景で、過ぎ去った日々を表現します。
つい先日のような感覚ですが、これを撮影してから30数年という歳月が流れました。
あの日の自分と対面した感覚です。
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