Jr が手に入れた超クラシックカメラ Rolleicord 1 をチェックしていたら「あれっ」。
ファインダーを開けたら変な位置で固まっちゃいました。
薄い鋼板で出来ているので無理な力を加えると変形しちゃいます。
どうやってもダメなのでファインダー部を外しました。
ピントグラスもなんとか撤去。
ピントグラスの奥、ミラーはこの状態です。
これをどうやってきれいにするかは別途考えるとして
ファインダーの蓋が途中で固まった原因はピンが溝から外れたためでした。こうして収まっているはずです。
ピンの頭はほんのわずかしか出ていないので変な力が掛かると全体が歪んで外れちゃうんですね。
どうやって対策するかはゆっくり考えることにします。
もうひとつ問題点が見つかりました。ファインダー付属の拡大レンズが付いたパネルのスプリングが欠けています。
本来はスプリングの力で手前に収まっていて、起したときは爪で横のパネルに引っ掛かるようです。
これは適当なスプリングを探して加工して取り替えれば済みそう。
ったく、余計な作業が増えたものです。
前の持ち主が素人のタッチアップをした箇所も気に入らないのでそのうちなんとかします。
幸い材質が鋼板なので塗装は楽です。
もうひとつ、こちらはうまくいきました。
HL-79E 調整のために回転台を作りました。これでヘビー級(10Kg)のカメラの向きを変えるのに力は不要。
元はハードオフで見つけた回転テーブルですが大きくて不便なので 300x300mm の厚い合板に替えました。
ほとんどの調整項目にレンズは不要なのでその場合は外してカメラ単体にしますが。
レンズを外したときはこの特製キャップを被せます。正規のモノは無いので不要の B3 レンズを分解して作りました。
今日は掛かりつけの医院で月イチの診察を受けて(もちろん異常はありません)血圧の薬を確保してきたのでここまで。