夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

SONY BMC-100という古いビデオカメラ

2019-06-05 16:19:28 | Weblog
ヤフオクで落札したIDX BP-95Sが届きました。


昔、中野のフジヤエービックでこれの残量表示付きを買ったことがあるのでちょっと懐かしいような。


さっそく充電開始。


充電完了まで時間があるのでヒマネタです。
私のカメラのコレクションにSONY BMC-100という民生用ベータ一体型ビデオカメラがあります。
このカメラはそれ以前のHVC-F1がデッキ別体のツーピースだったのに比べて使いやすさと機動力は格段に向上しました。
机の下に本体だけ放置していましたが、かわいそうになって久しぶりに動かしてやろうと思いつきました。

写真を撮るために一旦ケースに収めました。大きくて立派なケースです。


カメラと付属品を収納した状態です。コストダウンという名の手抜きはありません。


それに先立って自作のバッテリーユニットの電池を充電。セリアの単3NiMH 1300mAH(表示)です。
このカメラの正規の電池はNP-11 9.6Vだったと思いますがとっくに廃盤で手に入りません。NiMHは1.2Vですから8本で9.6Vです。計8本放電と充電で実測11Vオーバーを確認、これで動かそうとしました。実は去年の今頃だったか、同じことを試みたんですが録画開始数秒でアラームが出てしまいました。今回は放電させてメモリー効果を解消したのでいけるかもと甘い考え。
結果は全然ダメでした。
それじゃあとカメラ付属の電源で動作確認をしようとテープを入れたら、ローディングの途中で動作が停止。イジェクトも効きません。


短気を起してたたいたりこじってもダメです。
原因はどうもローディング機構の動きが渋いため、だろうということで何度も何度も、恐らく数十回電源を入れたり切ったりしてイジェクトスイッチを操作しました。
そのうちにアンチローディングの動きが良くなってきてついにイジェクト出来ました。グリスが固くなっていたようです。


これでOKと思ったら今度は蓋のロックが効きません。このあたりの動きが変です。


これも何回か繰り返し蓋を閉めたら回復しました。


一服。


これが純正の充電器謙ACアダプターです。


自作のバッテリーユニット


ハードオフで買ったフィルターケース(?)にピッタリ収まります。強力両面テープでカメラ背面に付けましたがこれではせっかくのカメラケースに収まらないのでマジックテープにしましょう。


もう一度自作ユニットで動作確認。やはりダメです。セリアの電池は実際には1300mAHの容量は無いみたいです。


でも、このカメラは気に入っています。昔子供たちと愛犬とキャンプしたときに撮ったし次男坊が陸上をやっていた時の姿も撮った思い出のカメラ。画質は今のHDカメラと正反対の穏やかで柔らかい、なんともいえないものです。これで粋な町並みなんかを撮ってみたいものです。電池の問題はArriflex用に作った12V/8.4Vアダプターを調整して使えばとりあえず解決します。

ファインダーは光学式で何かと便利です。前にも思ったのですがこれは当時の8ミリカメラの考え方かも。


見た目は重そうですが非常に軽量です。昔のSONYらしいデザインです。


この記事を書いていたらBP-950Sの充電が完了しました。使えそうです。


コメント
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