プラチナのように輝いて!

定年生活も軌道にのってきました。
シニアー夫婦の日々を綴ります。

黄金色のハイウェイ

2011年09月16日 | 旅行

  

9月4日、ドーソンシティーまでさらに北へ535キロのドライブ!クロンダイクハイウェーイをひたすら走る。東京ー京都間の距離。
ハイウェーイとはいえ、高速道路と言うわけではなく、7~8時間はかかっただろうか。

しかしユーコン川を右に左に眺めながら、黄金色のポプラ、アスペンに囲まれた美しい壮大な景色に引き込まれ、時の経つのを忘れるほどだ。

   

   

ドライバーは女性。ホワイトホースからアラスカアンカレッジまで寝食、旅を共にする。14,5人乗りの大型ワゴン車で全走行1000キロ以上を一人で運転、ガイドも勤める。

フィンランド人を父にドイツ人を母に持つ彼女は、ハイデルベルグ大学を卒業、ドイツ語、英語を流暢に使いこなし、獣医の資格を持つインテリ。犬ぞりレースにも挑戦する。逞しくも気さくな人柄に私達皆は魅了された。

景色の良いカメラポイントでは私達の要望に応えて、気持ちよく車を止めてくれる。

しかし自然保護に対する知識、情熱はプロ。道路上で野生の動物を見つけても、決して車を止めない。
動物を驚かせてはならない、人に危害を加えるような行為を動物たちにさせてはならない。常に野生の動物への優しいまなざしを感じた。

途中の美しい湖。名前は忘れた!静寂と神秘さが漂うスカイブルーの鏡のような原生林の中の湖。季節になると白鳥が飛来するという。

  

 

湖のほとりで見つけたお花。赤い実はローズ・ヒップと言い、香りのようハーブティーの原料となる。
この翌日ツームストーンパークのビジターセンターで試飲。不思議な味がしたが、ビタミンCがとても多く美人茶とも言われているとか。

車に乗りつかれたころ、楽しみのハイキングタイム。ホテルで用意してもらったランチボックスをもって、
景勝地FIVE FINGER RAPIDまで往復1時間半のウォーキング。

五つの岩がユーコン川の中央にそそり立っている。それがあたかも5本の指のように見えることが、この名前の由来。

複雑な急流、早瀬のため、ゴールドラシッシュ時代、川を旅した人や、蒸気船の難所となっていたようだ。
今では人気アクティビティー、カヌー下りにとって最も危険な場所となっている。
ドイツライン川のローレライを思い出した。

   
              <フィンガーファイブラビット 遠景 夫撮影>

    

ポプラ、アスペンの樹林帯をよく整備された気持ちのよいトレイルが展望台まで続く。行きは下り、帰りは上り。
            
                    <5本の指に見えるかな?夫撮影>

夕刻目的地ドーソンシティーに無事到着。このロングドライブは少し疲れたが、ひろ~いひろ~い原野を走りながら、日本では味わえない壮大な眺めに、未知へのロマンを感じた一日でもあった。

 
   <ドーソンシティーのホテル>            <この日の夕食は私はスープとサラダのみ>

 

にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へこの日の深夜、オーロラ鑑賞。次回はオーロラのことを書きたいと思います。
宜しかったらまたお遊びにいらしてください。
  



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大自然 (bonji)
2011-09-17 08:20:40
素敵なガイドさんのも恵まれ、
大自然に身を置く、
人生観変わるでしょうね、
そんな想像をしています。
主婦として、母として、妻として、
家庭を守りコツコツと
重ねた前半の人生、
素晴らしいご褒美をいただいているのと
感じました。
努力の夢路さん、
お勉強した英語力で・・・
楽しんでいらしたのね。
オーロラ編見せていただきたいです、
楽しみ!

            bonji

            bonji
Unknown (のん子)
2011-09-17 10:56:11
私は何時も団体ツァーなんで、行く所全て、何かで観たことある~(笑)で、やはり個人旅行は良いですね!
カナダはやはり広いって感じです。
紅葉も私達は歓声をあげましたが向うの人は単なる自然現象で何とも感じてないらしいですね(^_^;
食事はやはり大味、量ばかりでしたか~。
ほんと向うの人の体格には圧倒されました。

写真、どれもステキです~♪
黄色い黄葉; (tomi)
2011-09-17 15:18:57
夢路さん;お帰りなさい。
やはり アラスカ は大自然が一杯ですね、私はアメリカ各州を訪ねていますが何と言いましても アラスカ は何度でも行きたい場所です。
この黄金色の黄葉は丁度 ロッキー山脈の色と同じです、私は夏の クルーズ、真冬のオーロラと 他は何回か 都会には行っては居ますがこの季節は未だで羨ましく思います、来年 病気が治ったら 是非行きたい アラスカです。
これからも オーロラをみに伺います。
コメントありがとうございました。
bonjiさんへ (夢路)
2011-09-18 07:17:46
ドライバーはドイツで獣医の資格をとったのですが、結婚してカナダに渡ったものの、
資格が生かせず、自然ガイドをしているそうです。
素敵な女性でした。
私の英語ね~、
なかなか難しいですね、意志の疎通は。
旅のお仲間の皆さん、旅なれた方が多く、英語に堪能な方が多くて助かりました。
カナダ、アラスカの大自然は壮大です。
大自然という言葉はこの国のためにあるような気がしたくらいです。
のん子さんへ (夢路)
2011-09-18 08:48:52
個人旅行といっても友達の計画に乗っただけで、
リーダーの方が全てを手配してくれましたので、ラクチン、ツアーと同じようなものです。
添乗員がいないぶん、自分でいろいろ調べないといけないところもあり、またそれもお勉強になりました。
私も海外旅行へ出かけられるのも後5年でしょうか。
夫婦共に元気なうちにと思っています。
tomiさんへ (夢路)
2011-09-18 09:00:13
コメント有難うございます。
”大自然”という言葉はカナダ、アラスカのためにあるのではないかと思えるほど、壮大な眺めでした。
オーロラの記事しましたが、綴ったとおり、色はついていませんでした。
不思議と写真では綺麗な色が出ているのですよね。tomiさんは私のオーロラのイメージのようなカラフルなNorthern Light をご覧になったのですか?

来年は初夏のカナディアンロッキーを訪れたいと、早、夢を膨らませています。
カナダ、アラスカバンザイ!