夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ときには10年前の我が身を振り返れば、独り微苦笑を重ねて・・。

2023-06-10 15:02:35 | 喜寿の頃からの思い

私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
ときおり、ぼんやりと過ぎし年は・・どうしていたのだろうか、
我が身を振り返る時がある・・。

こうした時、私はブログの世界を知って丸18年が過ぎて、
結果的には、パソコンの故障、国内旅行、入院などしない限り、
日に少なくとも一通は投稿してきたので、読み返すことがある。
                       
               
こうした私の根底には、生きてきた心の軌跡を発露して、
自己表現のひとつとして、心の証(あかし)の残したいからであった。

そして年金生活を過ごしている今、日々に感じたこと、思考したことなどが
心の叫び、思いがあふれ、
心の発露の表現手段として、
ブログの投稿文を綴ったりしている。


                                                 
私の投稿文の殆どの内容は、幼年期からサラリーマン退職時まで、
そして年金生活の日々の心情を脚色もないありのままの思い、真情を投稿文に認(したた)めたく、
あますことのないように綴ってきた。

私は綴る際は、自身のその時の心に素直に綴るようにし、
あとで振り返った時、あの時はこのような思いで過ごしていたのか、
何より自身に対して、その時の思いの心情を大切にしているひとりである。

このような信条のある私は、10年前の投稿文を読み返して、
独り微苦笑したりした・・。

たとえば2013年6月13日は、
『 ときには高齢者の私でも、遅寝、早起き、そして昼寝して、元気な児となり・・!?』、
と題して投稿していた。

今回、あえて再掲載をさせて頂く。  

     



《・・私は東京郊外の調布市に住む年金生活の68歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

日常は自主的に平素の買物担当となり、毎日のようにスーパー、専門店に行ったりし、
ときおり本屋に寄ったりしている。
その後は、自宅の周辺にある遊歩道、小公園などを散策してしている。

日常の大半は随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書、
ときおり20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
そして音楽も聴いたりしている。

こうした中で、買物、散策の時などで、季節のうつろいを享受し、
その時に思ったこと、思索したことなどを心の発露として、あふれる思いを
このサイトに綴り投稿するのが、生きがいのひとつとなっている。

そして、ときたま小庭を手入れをしたり、
家内との共通趣味の国内旅行をして、その地の風土、文化などを学んだりしている。

                    

こうした年金生活をしているが、朝は6時前後に起床し、夜は11時前後に寝付くことが多い。

しかしながら、過ぎし4月初旬にNHKのBS1に於いて、
世界のドキュメンタリー『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史』を視聴した・・。

NHKの解説に寄れば、
《アメリカの映画監督オリバー・ストーン氏が、脚本を歴史学者のピーター・カズニック氏と組んで、
制作したドキュメンタリー・シリーズ》
何かしら10回に及び放送される、と私は4月8日の月曜日の午前中のひとときに知り、
この日から体力の衰えた高齢者の私でも、逐次放送されるたびに、
貴重な作品と感じ、同時にブルーディスク・レコーダーにセットして、録画しながら視聴してきた・・。

確かに優れた作品で圧倒的に魅了されているが、放送時間は深夜の12時から50分の放送時間である。
たとえば、前回の時は、
5月6日(月)深夜(火曜0:00~0:50)「第5回 アイゼンハワーと核兵器」
5月7日(火)深夜(水曜0:00~0:50)「第6回 J.F.ケネディ ~全面核戦争の瀬戸際」
5月8日(水)深夜(木曜0:00~0:50)「第7回 ベトナム戦争 ~運命の暗転 」
そして今週に、
6月12日(水)深夜(木曜0:00~0:50)「第8回 レーガンとゴルバチョフ」
6月13日(木)深夜(金曜0:00~0:50)「第9回 “唯一の超大国”アメリカ」
6月14日(金)深夜(土曜0:00~0:50)「第10回 テロの時代 ブッシュからオバマへ」


こうした時の私は、作品を鑑賞した後、感動の余韻もあり深夜の2時過ぎに寝付き、
朝は平常通り朝の6時に起床して、やがて午後2時過ぎに眠くなり、
寝室の布団の中で、本を読みながら、その後は昼寝をしたりした。

この作品の原作のオリバー・ストーン&ピーター・カズニックの著作『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1』
(早川書房)の日本訳を4月初旬に読み、
その後、続編の『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 2』(早川書房)が5月1日刊行と知り、
買い求めて、読み耽(ふけ)ったりした。

              

この後、最終巻の『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 3』(早川書房)が6月1日刊行と知り、

私は6月2日から購読してきた・・。

私は場合は原作の本を読んでから、テレビのドキュメンタリー作品を視聴してきたが、
単細胞の私は、この間にアメリカの近代史に関連する関係の本を3冊ばかり再読してきたので、
ここ4月初旬以来、物狂いのようにアメリカ近代史に熱中してきた。

          

そして逐次テレビで放送される日には、

高齢者の私でも、遅寝、早起き、そして昼寝して、元気な児かしら、と微苦笑している。・・》



このような自身の10年前の投稿文を読み返し、あの頃は元気だったよなぁ、
と我ながら教えられたりした・・。

あの頃は、きままに関心のあることに過ごしながら、
タバコを喫ったり、お酒もほぼ毎夜、ビールか日本酒を愛飲して、
そして疲れを感じたら、人生は気合だ、と自身を叱咤激励していた・・。

もとより
60代だった為か、現役サラリーマン時代の余韻があり、
体力があって当たり前だよなぁ・・と苦笑したりした。

そして誰しも10年過ぎれば、この間に多彩な体験を積み重ねてきたので、
私もささやかながら良き思いでづくりが出来たよなぁ・・と思い深めたりした。



この先も、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまって、
ボケないで過ごせれば良い・・このようなことを念願したりしている。

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