夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

運動こそ最高の「良薬」なのに、それでも人が運動しない「単純なワケ」、私は学び、微苦笑を重ねて・・。

2022-08-16 14:15:07 | 喜寿の頃からの思い
先程、愛読している【現代ビジネス】を見ている中で、
『 運動こそ最高の「良薬」なのに、
      それでも人が運動しない「単純なワケ」 』、
と題された見出しを見たりした。


私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
市の施設のひとつにスポーツセンターにあるが、
トレーニングで指導員に導かれながら多岐な体操、
或いは指導員に導かれながらプールで泳いだり、
そして周辺の中を走ったりするジョキングしたりすることに苦手で、無縁となっている。

こうした中、殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
季節の移ろいを享受しながら、散策している。



もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活を丸18年近く過ごしてきた。

こうした運動に苦手な私は、《・・運動こそ最高の「良薬」なのに・・》、
やはり運動しなければダメかなぁ・・と思いながら、
記事を読んでしまった。

この記事は、【現代ビジネス】に於いて、8月16日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。



《・・  ニューヨークにある大学病院の米国老年医学専門医として、
 患者の十人十色の生き方を踏まえたうえで診療に携わっている山田悠史医師。

このたび上梓した『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』では、
運動の知られざる効能についても詳しく伝える。

 生きがいを損ねる制約や、好きでないことを押し付けることは、
患者にとってマイナスになりかねない、とも考える山田医師。

人々が運動しないわけ、そして「本当に続けられる運動」について、特別に解説してもらった。



☆運動ほど多くの効能を持った薬はない


運動は「最高の良薬」であることに間違いありません。

これまで実に多くの研究が行われた結果、
運動は死亡、心血管疾患、高血圧などのリスク低下に関連することが報告されています。

さらに、肺がん、乳がん、膵臓がんなど、
少なくとも8種類のがんのリスク低下と関連することも示唆されています。 

これらは必ずしも「因果関係」まで示されたものではないかもしれませんが、
これだけバラエティに富んだ疾患のリスク低下と関連が知られているというだけでも
素晴らしい知見だと思います。  

それだけではありません。
認知機能や生活の質、睡眠の質を改善してくれる効果も期待できます。

私はこれほど様々な効能を持った薬を他に知りません。
この多岐に渡る効果こそが、運動が「最高の良薬」と言われる所以です。



☆運動が続かないのは「予防」だから

一方、三日坊主の代名詞といえば、
夏休みの宿題、ダイエット、そして健康のための運動ではないでしょうか。  

医師として患者さんを診ていると、
中でも「健康のための運動」は、多くの人が挫折しがちです。

その大きな理由には「効果を実感しづらい」ことが挙げられます。
宿題のように提出すれば終わりだったり、
ダイエットのように見た目の変化が皆に現れたりするわけでもありません。  

人は病気になると薬を飲みますが、なぜでしょうか。
もちろん「治療」が前提ですが、
第一には「悪かった体調が良くなるのを実感できるから」だと思います。  

片や健康のための運動は、そもそも体調が悪くない状況から始めて、
 将来的な体調を悪くする可能性に備えて行う「予防」です。

となると、体が検出する効果の実感レベルは、
極めてゼロに近いものになります。

これは医療領域における「予防」に関すること全般に共通することです。
「予防」の効果は、過小評価されやすいものなのです。  

例として今もっともわかりやすいのが、
新型コロナウイルスのワクチンかもしれません。

同ワクチンは感染しても重症化リスクを防ぐ「予防接種」ですが、
接種後すぐに実感できることといえば、つらい副反応くらいです。

体の中では実際に「重症化していたかもしれないものを、
軽症にとどめる働き」をしてくれていても、
自分ではさっぱりわかりません。  

「運動は体に良い」とわかっているのに運動習慣が根付かない背景には、
こうした「予防」効果の見えづらさがあると考えています。



☆運動の種類より大切なこと

突然ですが、ここで質問です。
あなたが好きな運動、続けられそうな運動はなんですか? 

実はこれ、私が病院で患者さんに、
運動をすすめる際に投げかける問いでもあります。

運動は、ぜひともしていただきたいのですが、
負荷の高い運動や苦手な運動を、無理に行う必要はありません。 

大切なのは、まず「0を1にする」こと。
犬の散歩が好き、なるべく階段を使う習慣がある、
歩くのは嫌いだけど軽い筋トレは好き、などなど。
負荷の低い運動を数分でもいいので「継続させる」ことが肝要です。

毎日が難しければ、週1回だって構いません。
健康の維持に関して言えば、
運動の種類によって効果の優劣を示す研究データはほとんどないのが現状。

ですからあまり難しく考えず、好きなものから始めてみましょう。 

なお、最近は「3分の体操で○○を守る!」といった特定の臓器や、
特定の機能を回復するための運動を紹介した本もたくさんあります。

前述したように、運動の種類によって効果の優劣を示す研究データはほとんどありません。
健康維持のための運動は、特定の効果を期待して運動するよりも、
小さくこつこつ、積み重ねることが大切です。



☆紫外線には注意し、夏は屋内で

運動を行う場所も、屋内・屋外どちらでも結構ですが、
近年ではオゾン層の破壊が進行し、
紫外線の種類も比較的人体への害が少ないとされるUVA(紫外線A波)から、
人体への害が懸念されるUVB(紫外線B波)、
UVC(紫外線C波)が増えつつあると言われています。  

健やかな骨を作るビタミンDの活性化プロセスには、
日光浴が有効とされますが、日差しが強い季節の運動は、
熱中症のリスクなども加味すると、無理して屋外でやるよりは、
屋内で行うのがいいかもしれません。



☆好きな運動を選ぶのがコツ

運動を始めるうえで一番重視してもらいたいのは、
「その運動が好きで、続けられるかどうか」です。  

イギリスで行われた、40歳以上の約6万3000人を対象とした研究では、
(1)まったく運動をしない人
(2)週に150分未満の運動をしている人
(3)週末にだけ、合計最低150分程度の運動をしている人
(4)そして週に3回以上の頻度で合計150分以上の運動をしている人に分け、
調査が行われました。

ここで言う運動とは、ウォーキングや軽い水泳、
芝刈りといった程度のものも含まれます。  

する(1)のまったく運動をしていない人と比較したときに、
(4)の運動頻度が高い人たちだけでなく、
(2)の週に150分未満の運動をしている人や、
(3)の週末にだけ運動をしている人でも、
死亡リスクが約6~7割に減少するという相関が見られることがわかりました。  

たとえ週1だってノープロブレムなのです。
週末だけでも頑張る甲斐があると考えれば、
普段忙しくて腰が重い方も少しやる気が湧いてきませんか? 

手始めは、好きな動画を観ながらの寝ながらストレッチからでも構いません。
ぜひご自分が好きな運動を継続して、最高の老後を手に入れましょう。  
取材・文/金澤英恵・・ 》
 
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




今回、 ニューヨークにある大学病院の米国老年医学専門医の山田悠史医師導かれて、
記事を読みながら多々教示され、微苦笑を重ねてしまった・・。


私はここ10年、何よりも認知症、心筋梗塞など恐れ、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。        



こうした中で、私の夏模様の容姿は、
制服のようになった半袖のスポーツシャツ、或いはアロハシャツ、
長ズボン、そして夏の帽子を深くかぶり、サングラスを掛け、ウォーキング・シューズで足元を固め、
そして紳士バックを園児のように斜め掛けにして、颯爽と歩いたりしている。

しかしながら陽射しが燦燦と照らす青空の中、歩いたりすると汗ばみ、
ハンドタオルで顔をふいたりし、ときおり扇子を取りだして扇(あお)いだりしているが、
汗がひたたり落り、微苦笑したりしている。

やむなくハンドタオルで顔などを拭いながら、できる限り樹の下にある歩道を歩いているが、
炎天下の道もあるので、高齢者の私でも、人生は気合いだ、と自身を叱咤激励をしたり、
或いは冬の寒さを思い浮かべて、 足早に歩いているのが実情である。



        
やがて休憩ねぇ、と思いながら、小公園に寄り、幾重か大きな樹の下にあるベンチに座り、
コンビニで買い求めたペットボドルの煎茶を飲み、水分補給をしたりしている。

          
こうした根底には、高齢者は、脱水を起こしやすい要素をいくつも持っていて、
放置すると、寝たきりや認知症を招く結果になりかねない、と学んだりしてきた。

そして脱水にならないことは、やはり喉の渇きを感じる前に、
こまめに水分補給は大切だ、 と思いながら実施してきた。

やはり高齢者の77歳の私が熱中症で、遊歩道か公園などで倒れて、
気が付いたら病院のベットの上だった・・、
余りにも多くの見知らぬ御方に御迷惑をお掛けする・・。

最悪の場合は、遊歩道か公園などで倒れて、
あの世に旅立つのは、つたない人生航路を歩んできた私でも、
余りにも可哀そう・・思ったりした・・。



しかしながら、一昨年の2月の頃より、新型ウィルスの烈風より、
買物、散策、病院の通院など外出の時は、生まれて初めてマスクを付けてきた。

こうした中で、口の周りが熱く汗ばむようで息苦しくなり、
人影のいない遊歩道、公園などで、こっそりとマスクをはずす時もある。

まもなく私は、コロナ対策と熱中症対策の二重苦で、
紳士用の日傘を買い求めて、せめて散策をする時は日傘を差して、
少し涼しいかしら、ときおり独り微笑んできた。

やはり自分の身は自分で守る・・
今まで通りに徹して、気合を入れて歩こう、と思ったりしている。




そして帰宅後には、天国のような世界が私を待っている・・。
エアコンの冷気の中で、冷やした煎茶、アイスコーヒーを飲んだり、
冷やしたトマトを食べたり、ときには冷やしたスイカを家内と共に食べたりしている。

しかしながら32度以上の熱い日は、体力の衰えを実感している77歳の私は無理だと感じ、
こうした熱い日は、我が身を大切に、自宅のエアコンに甘えて、読書の日かしら、
と微笑んだりしている。
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