夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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「コロナの本当の収束」想定しうる妥当シナリオ、76歳の私は学び、やがて光明を感じて・・。

2021-02-17 13:26:09 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市に住み、年金生活の76歳の身であり、
先程、公式サイトの【 東洋経済オンライン 】を見ていた中で、
『 「コロナの本当の収束」想定しうる妥当シナリオ
      2021年5月以降、これ以上の波はやってこない?  』
と題された見出しを見たりした。

昨年の2月の上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、テレビのニュースなどで、
感染した事態が日々報じられ、重苦しい閉塞感に、戸惑いながら過ごしてきた・・。

そして、いつになったら終息なるの、と思いながらマスクをして、
人出の少ない処を選定して、独りぼっちで散策している。



こうした深情を秘めていた私は3月5日に散策している中、
昨夜の3月4日ひととき公式サイトで学んだことが、脳裏より舞い降りてきた・・。

私が敬愛している諏訪中央病院の名誉院長をされている鎌田實(かまた・みのる)医師が、
3月2日のニッポン放送に電話出演されて、「新型コロナウイルス」の現在・今後の状況や、
予防する方法について提言されていた。

《・・「WHO(世界保健機関)は、『パンデミックではない』と言っているが、パンデミックに近い。
世界流行の兆しが出始めているんじゃないか」・・

ただ、「(日本では、イベントの中止や外出を控えている現状があり)人が集まらなくなると、
下火になっていく可能性がある・・一時はまだまだ増える。
3~4週間後くらいに山の頂上が見えてきて、減りだしてくれたらいい」と、
1ヶ月後くらいが、ピークなのではないかと予測した。・・》

このようなことを私は学び、あと1ヶ月を過ぎれば終息化に向かっていくかしら、
と思い馳せたりして、無力な私は念願したりした。

そして4月中旬を過ぎ、重苦しい閉塞感から解き放たれて、
陽春の時節、平年通り私は、小躍りして遊歩道、公園を歩き廻りこと思い浮かべたりした。




しかしながら現実の新型コロナウイルスには、周知の通り、
日本中を悪夢のように蔓延して、終息には至っていない。

そして無力な私は、私が敬愛している鎌田實(かまた・みのる)医師だって、
予測できないことであったりした、難題である。

この後の私は、新型コロナウイルスの日本における終息化の予測は、
 専門の分野で御活躍されている御方が論説されていたが、
たまたま昨夜、【 東洋経済オンライン 】読んでいる中、
多々教示されて、無学な私でも明解できる未来予測にめぐり逢えたりした。

この御方は、経済評論家、百年コンサルティング代表の鈴木 貴博 さんであり、
寄稿文が【 東洋経済オンライン 】に於いて、2月13日の配信されていた・・。

https://toyokeizai.net/articles/-/411618
【 東洋経済オンライン 】==>
『 「コロナの本当の収束」想定しうる妥当シナリオ
      2021年5月以降、これ以上の波はやってこない? 』

お時間のある御方で、新型コロナウイルスの日本における終息化に関心のある御方はお読みください。

私が特に多々教示させられた箇所を、無断ながら転載させて頂く。



《・・「いったいいつまでコロナ禍は続くんだ!」
個人の心の叫びとしては、理解できるこの言葉。

ただ、経営者がもし心の底からそう思っているのだとしたら
ちょっとバツです。

経営者は、事業に投資をする役割を任された人です。
ですから投資の前提として、コロナ禍がいつ終わるのか、
想定しておく責任があるわけです。

ちなみに経営者としての私は
「コロナ禍の大きなピークは2021年5月まで」
と想定しています。


私は未来予測を専門とする経営評論家ですが、
そもそもは経営戦略コンサルタントとして、
クライアント企業の未来の経営環境を予測することからスキルを磨いてきました。
いわゆる業務用の未来予測を30年にわたり担当してきたのです。

現在、業務用の未来予測としては
「新型コロナがどうなるのか?」が最大の影響要因なので、
医学的なさまざまな意見を吸収しながら、
それが社会と経済にどう影響をおよぼすのかを分析するのが私の仕事です。

その観点で情報をまとめるとさきほど述べた
「コロナ禍の大きなピークは2021年5月まで」
という予測が出てきます。



☆2021年夏はどうなる?

では2021年夏は、どう考えればいいのでしょうか。
おそらくこれから起きることは、昨年と同じです。

今、政府が一生懸命新型コロナの拡大を抑えようと頑張っています。このままいけば2月20日頃には、
東京など10都府県で緊急事態宣言が解除できる条件に到達すると思います。

政府としては、その後の揺り戻しが怖いので、
正式解除は3月頭になるかもしれません。

そして実際にも、揺り戻しがあるかもしれません。
4月にはふたたび感染が拡大して、本当の意味で
新型コロナの重症者数が収まってくるのは
昨年と同じ5月頃になるのではないでしょうか。

2021年の後半までは、
ワクチンという「予測の前提条件を変えるもの」が出てこないので、
結果として今年の夏の予測も変わらないと考えられます。

6月になるとマスク、手洗い、ソーシャルディスタンスは前提ではありますが、
外に出ても大丈夫になるのではと見ています。

昨年がそうだったように、新型コロナは
気温が上がって夏に向かうと勢力が衰えるわけです。

昨年の夏は、こわごわと外に出なかったひとたちが半分、
積極的に外に出たひとたちが半分くらいでした。

そして結果として若者の新規感染者が目立つ第2波がやってきました。
しかし第2波は、現在の第3波ほどの社会問題にはならなかった。
理由は重症者に割り当てられた病床に余裕があったからです。



現在、緊急事態宣言がなかなか解除されない最大の理由が、
病床の逼迫です。

特に今年1月は東京の逼迫率が高く、入院を必要とする患者の数が
病床数を上回り、高齢者で発熱した陽性患者が
入院を断られるケースが出てくるところまで事態は悪化しました。

医療崩壊寸前、ないしは現場によっては、
もう医療崩壊が起きているということで、昨年のパンデミック以降の最大の危機を迎えていたわけです。

これが2月10日頃には、いいほうに向かい、
東京都でも病床使用率が60~75%程度と余裕が出てきました。

同時に1人の陽性者が、何人にうつすかを示す実効再生産数も
0.7台に下がってきています。

病床使用率は、新規陽性患者数が減少してから2週間くらい後に効いてきます。
今、すでに東京都では1週間の新規陽性者が
解除基準である一日500人をここ1週間の平均では下回ってきていますから、
このままいけば2月下旬には病床利用率でも解除基準が見えてくるはずです。



★昨年の第2波は危機的状況ではなかった


東京都の重症者数は1月20日の160人が最大時で、
現在は100人ちょっとまで落ちてきています。

昨年の第1波では、4月28日の105人が重症患者数のピークでした。

これらの水準を危機的な状況ととらえると、
それと比べれば昨年夏の第2波は、病床使用率の面では、
危機とはいえない状況だったことは確かです。

気温の高い夏は、新型コロナが勢力を落とすのです。
実際2020年7月10日時点で、東京都の重症患者数は5人まで落ちました。

そこから第2波が来て8月23日には、
第2波のピークとして39人まで重症者は増えます。

夏でも死者も出ました。
しかし重症者数が東京都で50人を超えるのは11月末、
そこまでは新しい生活様式の下での日々で、
わたしたちは持ちこたえたわけです。



そして2021年の夏から秋にかけては
かなりの数の高齢者にワクチンが行きわたるはず。

これらを未来予測の前提と考えて、ここまでのロジックで、
未来予測の「基本シナリオ」をまとめてみましょう。

1. 足元の緊急事態宣言は、2月下旬には解除できるようになる。
 安全を見て政府の解除は3月7日の期限ぎりぎりになるかもしれない

2. 解除後も5月までは、揺り戻しが心配される。
 第3波が収まるのは5月末

3. その後も集団免役はできないため、新型コロナへの注意は必要。
 7月から8月にかけて昨年同様に第4波が発生するリスクはある。
 ただし重症者数は限定的におさまる   

4. 秋頃には、新型コロナのワクチン接種がかなり広がる。
 少なくとも65歳以上の高齢者にはほぼ行きわたることが期待できる

5. ワクチンによって高齢者中心に集団免役ができたことにより、
 2021年12月には大きな感染拡大は起きない。
 そして世界的にも同じことが起きる。
 少なくとも欧米、中国などでは新型コロナは収束する


もちろん悲観シナリオも想定しておく必要はある

もちろん冒頭で申し上げたように、
これはシナリオプランニング的にみた1つのシナリオです。

悲観シナリオで提示したように、変異株が猛威を振るう場合も起きえますし、
楽観シナリオのように東京五輪をきっかけに
冬を待たずに経済が好転するシナリオもありえます。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




私は、不用不出の外出自粛の規制の今日、日常生活のペースは戸惑い、
新型コロナウイルスは終息せず、心が幾分晴れないのが本音となっている。


今回、経済評論家、百年コンサルティング代表の鈴木 貴博 さんより多々学び、
私たち国民が多くがワクチン接種ができ、やがて終息化に向かっていく、
何かと単細胞の私は思い馳せたりしている。



幸いにも、本日の朝、ぼんやりとテレビのニュースを視聴していると、
《・・新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が17日、
国内で始まった。

第1例目の接種は東京都目黒区の国立病院機構東京医療センターで行われ、
医師に米ファイザー製ワクチンが打たれた。

政府は国立病院機構の施設など、まず全国100カ所の病院で
同意を得た医療従事者4万人に先行接種して安全性を確かめる方針。

流行収束に向けてワクチンの効果に期待が高まる。
滞りなく接種を進めるための供給確保が課題となる。 ・・》

このようなニュースを視聴して、やがて私たち高齢者の順番かしら、と微笑んだりしている。

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