夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
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がんにならない習慣、東大がん専門医より書状で、75歳の私は学び、やがて微苦笑を重ねて・・。

2020-02-01 11:50:32 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトのNEWSポストセブン  】を見ていたら、
『 東大がん専門医のがんにならない習慣、貧乏ゆすりや日光浴  』
と題された見出しを見たりした・・。 

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。

こうした中で、何かとプラス思考で年金生活を享受しているが、
年金生活15年の中で糖尿病、やがて昨年の新年早々に、
心臓の悪化で『胸膜炎』(追記・急性冠症候群)と病状とされ、
しばらく経過観察したく・・
と入院が余儀なくされて、結果的に8泊9日の入院となったりした。

この前の過ぎし年の4年前に、白内障の手術を左眼、そして右眼の受けて、
それまで酷い近眼の0.03であったが、手術後まもなく0.8前後の視力となったりした。

そして私は高校生よりメガネを愛用してきたが、メガネが55年ぶりに不要となり、
何かと酷い近眼で劣等感を感じてきた私は、人生観さえ変わったりした。

やがて昨年の3月の初めの頃、私は突然に左眼だけが酷い白内障になったように視力が激変し、
結果的には4月2日より、眼科医院に6泊7日して左眼の 硝子体手術を受けたりした・・。

このような体験をしてきた私は、病気に関しては何かと気弱な面がある。

          

まして生死に関わる『がん』に遭遇したら、入院生活となるだろうし、
治療費も要し、痛みもあると思われ、退院出来たとしてもささやかな生活に制約されるし、
死の前後のことも思案を余儀なくされることと思われる・・。

こうした深情を秘めた私は、《・・がんにならない習慣・・》って、どのようなことですか、
と思いながら記事を精読してしまった。

の記事の原文は、『週刊ポスト』の2020年2月7日号に掲載された記事のひとつで、
関連の公式サイトの【  NEWSポストセブン   】に2020年1月31日に配信され、
無断であるが記事を転載させて頂く。

《・・東大がん専門医のがんにならない習慣

本人の死因1位のなったがん。
がんについての知識を学ぶ上で、大いに参考になるのが、
東京大学医学部附属病院の放射線科准教授である中川恵一医師が上梓した
『知っておきたい「がん講座」リスクを減らす行動学』だ。

中川氏は一昨年に、膀胱がんが見つかった。
それ以降、より「がんリスク」についての研究を深めてきたという。
中川氏に「がんにならない習慣」を聞いた。

           

◆日本は「がん教育後進国」

現在、日本では「がん時代到来」と言われ、年間のがん死亡者数は、増加の一途を辿っています。
しかし、欧米に目を向けると、がん死亡者が減少に転じていることをご存じでしょうか?

この差が生じる原因は、健康や医療の知識(ヘルスリテラシー)の差だと、私は考えています。
例えば米国では、国の疾病予防管理センターが定めた保健教育に関する学習目標があり、
高校卒業までに病気の予防、健康リスクの管理術を学びます。

一方、日本では、がんに関する知識を習う機会は、ほとんどありませんでした。

そこで2017年以降、日本でも中学・高校で「がん教育」が、
学習指導要領に盛り込まれるようになりました。

私も文科省のがん教育に関する委員を務めました。

しかし問題は、すでに学校を卒業した大人たちです。
今年1月から、富士通株式会社が従業員7万人にがん教育を開始すると発表しましたが、
がん教育は企業に委ねられているのが実態です。

そうした中で大切なのは、各個人が「がんに関する正しい知識」を身につけることです。
例えば、日本ではかねて「がん家系」という言葉が知られ、
遺伝の影響を心配する人も少なくありませんが、「遺伝の影響は5%程度」というのが正しいところ。

それよりも、がんの原因の6割以上と考えられている「生活習慣」に気をつけるべきです。

私は2018年12月に、膀胱がんが見つかりました。
幸いにも大きさ1.5センチの早期がんだったので、内視鏡手術を受けて切除できましたが、
当事者になって、改めてがん予防の重要性を実感しています。
正しい情報を見ていきましょう。

          

◆禁煙、節酒は予防につながる

禁煙、節酒はよく知られますが、多くの人が「関係ないだろう」と思っている習慣も、
がん予防につながります。


●1日2回以上の「歯みがき」


愛知県がんセンター研究所の調査では、1日2回以上の歯みがきをする人は、
1日1回の人に比べて、口の中や食道のがんのリスクが、3割減ることが分かりました。

口腔内で発がん性物質を作る細菌を含む歯垢を、歯みがきで除去しているからだと考えられています。

自前の歯の本数も重要です。
同調査では、自前の歯が1~8本しか残っていない人は、
21本残っている人に比べて、食道がんリスクが1.9倍上昇するとしています。

          

●「貧乏ゆすり」も運動

運動不足は、がん発症リスクを高めます。
デスクワークは、肉体労働よりも前立腺がんリスクが、28%高いというデータもあります。

運動する時間が、なかなかとれない人は「貧乏ゆすり」だけでもいい。
長時間座ったままでも、筋肉を動かし続けることで、
エネルギー消費を高め、静脈血栓の予防、股関節の老化防止効果も期待できます。

もちろん、できれば多く運動するほうが望ましい。
私も医師になって運動量が減りましたが、毎日30分程度のランニングを心がけています。


●「1日10分の日光浴」の意外な効果

国立がん研究センターの大規模研究では、血液中のビタミンD濃度が高い人は、
低い人に比べて、特に肝臓がんになるリスクが低下するという結果が出ています。
肝臓がんの原因とされている肝炎とビタミンDの抗炎症作用の関係が考えられます。

ビタミンDは魚介類に多く含まれますが、
「日光浴」で紫外線を浴びることにより、体内で生成することができます。

紫外線の量により、日光浴時間は異なりますが、
夏であれば北海道でも1日10分で十分なビタミンDが合成されます。
冬になると、例えば茨城県つくば市で41分、
北海道札幌市で139分かかるとの研究結果があります。

          

◆北国で死亡率が高い理由

興味深いのは、北海道や青森、秋田などの北国で、がん死亡率が高いというデータです。
日光以外の要因も考えられるため因果関係は断定できませんが、
意識的に毎日の日光浴を心がけてもよいのではないでしょうか。


●睡眠時間は長すぎても短すぎても


東北大学などの調査によると、睡眠時間が6時間以下の人は、
前立腺がんのリスクが有意に高くなりました。

一方、睡眠時間が長くなると、大腸がんのリスクが増えるとの研究結果もあります。

睡眠時間は、7時間くらいが理想的とされます。
別の調査でも、睡眠が4時間未満の男性は、
7時間の男性に比べ、死亡リスクが6割近く高まりました。

一方、10時間超の男性も、死亡リスクは約7割高くなっています。

          

●夜勤は「前立腺がんリスク」


日本人男性を対象とした研究では、夜勤の人は、
日中勤務に比べて前立腺がんリスクが2.3倍、
夜と日中の交代制で勤務する人は、3倍に高まりました。

世界保健機関 (WHO)の外部機関である国際がん研究機関も、
夜間勤務を、ヒトに対しておそらく発がん性がある「グループ2A」に分類しています。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

              

今回、がんにならない習慣を東大がん専門医より学び、多々教示させられた・・。

『禁煙、節酒は予防につながる』に関しては、
過ぎし2010年(平成22年)の秋、私は健康診断の結果、糖尿病となり、
医師から、料理のカロリー試算表を渡された上、 軽い運動を毎日して下さい、と私は言われた・・。

この後、6週間の私は、家内が料理のカロリー試算表を確認しながら野菜を多くした料理を作って貰い、
これ以来、朝夕頂いたりした。

そして私は、ウォーキングをしたり、或いは早足で遊歩道を歩いたりし、
お酒はしばらく・・さよならねぇ、と夕食の時も煎茶を飲んだりしていた。

こうした中、私は最寄の内科に8週間毎に定期検査日、そしてこの間に検査結果日と健診を受けて、
糖尿病の範囲の対象から克服でき、悪玉コレステロールは基準値の90%、
これ以外は、ほぼ優等生となって、改善努力の成果となっている。

そしてこうした定期健診を受けるたびに隣接した薬局で、血糖値を下げる薬を頂き、

日々朝食後に飲んでいるが、これ以外は至って健康だ、と思ったりしている。

タバコに関しては、昨年の年始早々に心臓の悪化で入院した後、
大学1年の夏季合宿以来、長年の愛煙者であったが、遅ればせながら禁煙をしている。

          

『1日2回以上の「歯みがき」』に関しては、
朝食後、そして夕食後に「歯みがき」をする習性があるが、
無念ながら齢を重ねて、部分入れ歯が3本ある。

『「貧乏ゆすり」も運動』と『「1日10分の日光浴」の意外な効果』に関しては、
私は殆ど毎日、自宅から3キロ範囲にある遊歩道、公園などを歩き廻り、
季節のうつろいを享受している。
こうした関係で、陽ざしを浴びたりしている。

『睡眠時間は長すぎても短すぎても』に関しては、
私の睡眠に関しては、ここ数か月は布団にもぐるのは、
真夜中の11時半前後が多く、 目覚めるのは朝の7時過ぎが多くなっている。

そして現役サラリーマン時代だった時と違い、悩みは激少している為か、
布団にもぐると、まもなく寝付いてしまい、 たとえ震度3ぐらいの地震でも、 目覚めることなく熟睡している。

やがて朝の7時少し前の頃に、ぼんやりと目覚めて、うつらうつらとまどろみながら、
ぼんやりと昨日の出来事を思い浮かべたりした後、
本日は・・今週は・・と予定事項を思い馳せたりして、15分過ぎた頃に起床している。

こうした定例であるが、ときには深夜の一時過ぎまで読書に熱中した時は、
朝は平常通りに起床して、やがて昼食を食べた後、眠くなり、昼寝をしたりしている。
そして目覚めた後、いつでも昼寝が出来るのは年金生活の特権だ、と独り微笑んだりしている。

          
                     
今回、がんにならない習慣を東大がん専門医より学び、多々教示させられたりした・・。

これまで私が学んできたことは、
厚生労働省が公表した2018年人口動態統計月報年計(概数)によると、
日本人の2018年の死亡数は、前年比2万2085人増の136万2482人。

死亡数を死亡順位別にみると、
第1位は、悪性新生物の37万3547人(人口10万対死亡率300.7)、
第2位は、心疾患(高血圧性を除く)の20万8210人(同167.6)、
第3位は、老衰の10万9606人(同88.2)、
第4位は、脳血管疾患の10万8165人(同87.1)、
第5位は、肺炎の9万4654人(同76.2)である。

全死亡者に占める構成割合は、悪性新生物27.4%、心疾患15.3%、老衰8.0%、
脳血管疾患7.9%、肺炎6.9%などとなっている。

ここ30数年、平均寿命が向上してきたが、やはり高齢になれば、
悪性新生物と称される『がん』の死因が多くなっている、と私は学んだりしてきた。

このように、たとえ『がん』を避けたくても、

親兄弟、親戚、知人、友人の病状、そして人生の終わりを学んできた私は、
こればかりは、仏様か神様が采配される世界だよねぇ・・微苦笑する時もある。

コメント (2)
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