私は東京の調布市に住む年金生活の73歳の身であるが、
年金生活を始めた当初より、我が家の平素の買物は家内から依頼された品を求めて、
殆ど毎日のようにスーパー、専門店に行っている買物メール老ボーイとなっている。
今朝、朝食後に家内は、いつものように新聞に添付されているスーパーのチラシを見た後、
赤のサインペンで丸印を付けたりした・・。
やがて私は手渡されて、赤丸が付いたのが本日の買物の対象品であり、
そして私が店内で魅せられた品を追加するのが、我が家の鉄則となっている。
この後、家内から、
『本日は・・少し多いですが、お願いしますねぇ・・』
と家内は最寄のスーパーのチラシを私は手渡しながら、私に言ったりしている。
私は現役サラリーマン時代の緊張感から解放されて、早や13年半が過ぎいるが、
体力の衰えも感じている中、せめてボケてはいけないと思い、
『はい! 了解致しました!』
と私は若き自衛官の諸兄に負けないように、明るく返事をしている。
こうした中、小雨が降っていたので、やがて11時過ぎに、私は最寄りのスーパーに向かった。
我が家は恥ずかしながら自動車も所有できない上、
私は根がケチなせいか、利便性の良い路線バスには乗らず、ひたすら歩くことが多い。
こうした時の私は買物をする時、多くの品を購入する時とか、或いはビール、お米などの重い品を買い求める時、
買物の引き車と称される『キャリーカート』を曳〈ひ〉いたりして歩いたりしている。
☆過ぎし日、この『キャリーカート』を私は玄関の前で、段ボールを乗せて、
ゴムバンドで括(くく)り付けた状景をたわむれで撮ったりした☆
やがて最寄りのスーパーで、野菜系のキャベツ、玉ネギ、長ネギ、ニンジン、ピーマン、モヤシなど、
果物系のバナナ、リンゴ、或いは納豆、コンニャク、シラタキ、ワカメ、しらす干し、ヨーグルト、タマゴ、
そしてブタ肉の肩ロース、家内のお好みの菓子パンなどを買い求めたりした。
私は幼年期に農家の児として育てられたので、農作物を育てることは自助努力しても、
たえず気候により生育が変動させられることは知っているが、
それにしてキャベツ、ピーマンなどは鮮度も乏しく、値段も高いよなぁ・・と感じている。
帰宅後、今朝、配達された読売新聞の朝刊を読み残していた記事もあり、ぼんやりと私は読んでいる中、
【 安売りの定番 モヤシに付加価値 】と大きく見出しされた記事に、
どういうことですか、と私は好奇心に負けて、精読してしまった・・。
この記事は、【 くらし / 家庭 】欄の記事であり、加藤 亮・記者がまとめられ記事であるが、
48年ばかり購読してきたよしみに甘えて、転記、写真も転用させて頂く。
《・・安売りの定番 モヤシに付加価値 ~高い栄養価/有機栽培/国産の大豆~
安さが売りのモヤシに、栄養価を高めたり有機栽培をしたりして付加価値を持たせた商品が増えている。
従来品は原料となる緑豆の価格が高騰しているが、販売価格は上げにくく、生産者の経営を圧迫していた。
価格は高めだが、人気を集めている。
モヤシ生産大手・サラダコスモ(岐阜県)は2015年から、
大豆が原料の「大豆イソフラボン 子大豆もやし」を生産している。
大豆イソフラボンは骨を健康に保つ機能があるとされ、機能性表示食品として届け出ている。
全国のスーパーで販売。価格は200グラム70円程度と、緑豆モヤシの2倍以上になるが、主婦層を中心に人気だという。
同社は農薬や肥料などを使用せず有機栽培されたモヤシも生産。
同社営業本部長の宮地隆彰さんは「健康や安心安全への意識が高まり、受け入れられているのではないか」と話す。
イオンは2016年から、プライベートブランドで有機栽培の緑豆モヤシを販売している。
価格は200グラム38円と、通常の緑豆モヤシより高めだが、売れ行きは好調だという。
こうした商品が出る背景には、モヤシ生産を取り巻く環境の厳しさがある。
モヤシの生産者で作る「工業組合もやし生産者協会」(東京)によると、
原料で8割を占める緑豆は、主な輸入先の中国でトウモロコシなどへの転作が進み、
生産が減ったことから、価格が高騰。
2016年には1トン当たり20万円を超え、1992年の2倍以上になった。
一方、モヤシの販売価格は、1992年の100グラム20円ほどがピーク。
その後、景気が低迷する中、モヤシが安売りの定番商品となり、
2016年は同15円ほどにまで下がった。
2009年には全国に230社以上あった生産者は、100社以上が廃業したという。
同協会長の林正二さんは「モヤシの生産すら危ぶまれており、
付加価値の高いモヤシを作る動きが出始めた」と話す。
国内産の原料を使う動きも。アスナ(岐阜県)は2014年から、
北海道産の大豆を使った豆モヤシを生産している。
軟らかいのにシャキシャキとした食感が特徴だ。
東海地方で販売。
価格は200グラムで100円と高いが、小さい子どもを持つ世帯などに好評だという。
飯塚商店(埼玉県)では、緑豆モヤシが登場する前に
主流だった黒い豆「ブラックマッペ」を使ったモヤシを作り続けている。
緑豆モヤシと比べて細く、根っこが長くて見栄えが悪いが、
強い歯応えで香りが強く、人気を集めている。
価格は200グラムで150円を超える。
社長の飯塚雅俊さんは「食感や味に驚く人が多い。本来のモヤシを楽しんでほしい」と話す。
農畜産物流通コンサルタントの山本謙治さんは
「長らく、モヤシは安ければいいという商品だったが、値段だけではなく、
味わいや用途によって選ぶ時代になってきた。
価格による味の違いを楽しんでみるのもいいのでは」としている。・・》
私は記事を読み終わった後、モヤシ業界の推移を初めて学び、
それぞれの企業が、ひたすら努力と英知で多彩なモヤシが、私たちが買い求めることが出来てきた。
こうした中、《・・品種、価格による味の違いを楽しんでみるのもいい・・》
このような現状に、買物メール老ボーイの私は、微笑えんで、
モヤシを買い求める時に、レパトリーが広がったねぇ、と微笑んだりしている。
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