こんな日がきてしまった 2

2015-08-17 | 親のこと

葬儀は家族葬だった

全てが初めてのことだったから

お寺さんとの打ち合わせ、お布施の準備

お花の手配や精進落としの注文も

ひとつひとつが手間がかかり

娘たちのお宿の手配もありで

バタバタしてしまった

それでも温かい葬儀だったと思う

父にとってひ孫たちからのお手紙を

お空で読んでねって一緒に入れて

終わって、全てが終わった時にはこれでよかったんだって

思えた。

葬儀の翌日に奴の実家へ

無事に葬儀が終わったことや、奴の協力があってこそだって

報告とお礼を言いたくてほんの一時間程度のつもりで出向いた。

正直言えば体を休めたかった

でも、それ以上に感謝の気持ちが大きかった

奴の家族はいつでも温かくて

奴の家族はいつも穏やかで

奴の家族はずっと心配してくれていて

私は嬉しかったんだ

私は憧れていたんだ

 

続きます。

 


こんな日がきてしまった 1

2015-08-17 | 親のこと

父が亡くなった日

父はたくさんの人に囲まれていた

みんな泣いていた、それは真実でその愛情もたぶん真実なんだろう

よかった、父は一人で逝ったわけではなかった

そして、深夜の告別式の打ち合わせは私一人だった

父は一人ではなかったが、私はやっぱり一人なんだ

気がはっていたのかな?みんな泣いていたけど、

私は涙の一粒も流れなかった

葬儀が終わってもまだまだこなすべき物事に気を取られ

泣くことができずに、

そのくせ吐血しながらも『大丈夫だ』と手を握り返しながら

言った父の顔

やっと眠った、、とそ~っと帰る病院の廊下に響いた私を呼ぶ父の声

食べたい気持ちにこたえられなかった私の気持ち

そんなこんなが繰り返し繰り返し鮮明に画像とともに脳内で繰り返される

やれることの精一杯はした

私が私に決めていたルール

今ある家庭の基盤を崩すことのないように

本末転倒な結果は残さないように

奴やライムの生活サイクルを壊すようなことはしない

危篤や逝くとき以外は

けれど、奴には届いてはいなかったのかもしれないです

独りよがりのルールだったかもしれないです

どこを反省してどこに生かせばいいのか

泣けなかった私は消化不良のようにまだまだ全部を受け止めていなかったし

受け止めるにはもう少し時間が必要だったように思います。

続きます。


報告しなきゃ、でも。

2015-08-12 | 親のこと
もう少しだけ待ってて。

コメントもお返しできなくて

ごめんなさい。

奴からの離婚話も私のことを

思ってくれてのことだと

少しづつわかりかけてきています。

ライムがいるので

私は大丈夫。

お互いが納得できるまで

まだまだ話し合いを続けていきます。

告別式の翌日

2015-08-07 | 親のこと
昨日告別式だった。
ヤンデルファミリーが
家族葬という
皮肉だが、それを無事終えた。

そして、今日。
夫の母が自転車で転倒。
骨盤骨折、頭蓋骨ひび。血腫。

1日の猶予もないままに病院に缶詰。


ふぅ。

月曜日に詳細に検査。

でもさ、みんな私だけに頼りすぎだよ。

私は一人しかいない。

月曜日に私だけしかいないなんて

なんだか違わない?